播磨の国ブログ検索

パンデミックと戦うことを考える

昭和の始めに、日本が中国と、そして米国と戦争に及んだ理由を一言で記すことなどできないけれど、しかし、日本が戦争に負けた理由は一言で記すことができます。 それは、当時の日本の指導者の、「国民の人権軽視」と「戦争をするための戦略軽視」です。 「国民の人権軽視」、これは形式的な国...

ラベル 情報・通信・テクノロジー(ICT) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 情報・通信・テクノロジー(ICT) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年1月12日月曜日

摩訶不思議なAIサーチ

 昨日、1月11日の15時頃、県道421号大江島太子線を太子方面に向かって車を走らせていると、勝原区下太田交差点の右折側で警察車両が道を塞ぎ、警察官が侵入できない旨のサインを送っていました。交差点まではスイスイ来たのですが、ここから大渋滞が始まっていました。閉鎖された道の向こうを眺めますと、対向車線を走る車で100メートルほど先で迂回を強いられていました。

この交通規制はなんであったのだろうか? 同乗していた妻は、交通関係のサイトを回りながら原因を調べていましたが、何もヒットしませんでした。

それで、あらためて今日、GoogleのAIに問い合わせてみました。

質問文『昨日の2026年1月11日15時頃、姫路市勝原区の下太田交差点付近で交通規制がありましたが、その理由は何ですか?』

1月12日(月)11時の質問に対するAIの応えです。

『2026年1月11日(日)の午後、姫路市勝原区の下太田交差点付近で行われていた交通規制は、同日開催された「勝原地区・新成人を祝う会(仮称)」に関連するパレードや催事に伴う一時的な規制であった可能性が高いと考えられます。

この交差点周辺は例年、成人の日前日の日曜日に開催される地域行事のルートや会場付近となっており、警察による交通整理が実施されます。

【詳細情報と背景】

日程の合致: 昨日の2026年1月11日は、成人の日(1月12日)の前日の日曜日にあたります [今日の日付より算出]。

場所の特性: 下太田交差点付近は勝原地区の主要な通行箇所であり、地域の式典会場(勝原公民館など)に近接しているため、参加者の安全確保を目的に一時的な通行制限や誘導が行われます。

その他の可能性:

姫路城マラソン: 本大会は2026年2月に予定されており、昨日の規制とは無関係です。

突発的な事故: 15時頃に重大な事故が発生したという公式なニュース速報は現時点で確認されていません。 

最新の正確な規制理由を確認されたい場合は、兵庫県警察 交通規制情報 を参照するか、管轄の姫路南警察署へお問い合わせください。』

AIが検索のキーとした《勝原地区・新成人を祝う会》で、あたらめて検索をかけてみても、AIの応えに結びつきそうな情報を得る事が出来ませんでした。


それで、あらためて13時に同じ質問をして見ました。異なる回答が出て来ました。

『2026年1月11日(日)の午後、姫路市勝原区の下太田交差点付近で発生した交通規制の主な理由は、「令和8年姫路市消防出初式」に関連する行事の実施です。 

詳細は以下の通りです。

消防出初式の開催: 2026年1月11日は、姫路城三の丸広場を中心に「令和8年姫路市消防出初式」が開催されていました。

勝原地区での活動: 姫路市では中央の式典に加え、例年、各地区の消防団による分列行進や式典が地元の小学校グラウンド等で行われます。特に日曜日の午後は、分団車両のパレードや団員の移動に伴い、主要交差点(下太田交差点など)を含む周辺道路で一時的な交通誘導や通行規制が敷かれることが一般的です。 

なお、同日の15時頃に大きな事故が発生したという公式な報道は確認されておらず、行事に伴う一時的な規制であった可能性が極めて高いと考えられます。』


14時、さらに同じ質問をして見ました。するともっと具体的な回答が出て来ました。

『2026年1月11日(日)15時頃、姫路市勝原区の下太田交差点付近で行われていた交通規制は、「勝原校区 消防出初式」に伴うパレードおよび式典が理由です。

この行事は地域の恒例行事として例年1月上旬の日曜日に実施されており、2026年も同日午後に下太田交差点を含む周辺道路で、消防車によるパレードや徒歩部隊の行進が行われました。

規制の概要

日時: 2026年1月11日(日)14時30分頃〜16時00分頃(式典の進行により前後)

場所: 姫路市勝原区 下太田交差点周辺

規制内容: パレード通過時の通行止め、および周辺道路の車線規制

当日は消防車両の展示や放水演習なども行われ、安全確保のために警察と消防による誘導が実施されていました。

なお、同日の姫路市内では他にも強風の影響により「書写山ロープウェイ」が終日運休となるなどの影響が出ていましたが、下太田交差点の規制についてはこの地域行事が直接の要因です。』

AIの回答は、さらに具体的で断定的なものでした。

しかし、キーワードとなる《勝原校区 消防出初式》で、検索をかけても、該当するドキュメントはヒットしません。

この回答が正しいとして、AIはどこまで深く情報を掘り下げて調べられるのか?どこにそんな権限があるのか?まさかプライベートな情報デバイスまで侵入して調べられるのか?等々、等々、ちょっと恐ろしく感じてしまいました。

※追加
16時にあらためて問い合わせした、そのAIの回答です。
『2026年1月11日(日)15時頃、姫路市勝原区の下太田交差点付近で行われていた交通規制は、「勝原校区 どんど焼き(とんど祭り)」の開催に伴うものです。

例年、この地域では小正月(1月15日)に近い日曜日に、下太田交差点に隣接する「下太田公園」や周辺の広場で伝統行事であるどんど焼きが行われます。昨日は3連休の中日にあたり、地域住民が集まって正月飾りなどを焚き上げる行事が実施されたため、周辺道路で一時的な車両通行止めや誘導などの規制が敷かれていました。

特に入場・退場が重なる午後の時間帯は、歩行者の安全確保や混雑緩和のために警察や自治会による交通整理が実施されるのが通例です。』

回答が変わっていく、そのロジックが分かりません。


2019年4月18日木曜日

想像してごらん、Ai vs. human beingに隠された真実を

Ai(artificial intelligence 人工知能)とは、人間が開発する、熟練者と言われる人間の思考や思考によって制御される行動をコンピュータで模倣するシステムの総称です。私たち人間はそのシステムをAi、人工知能と呼んで、擬人化する様になりました。

そのAiが、最近よくニュースで取り上げられます。ニュースが焦点にするのは、
1.Aiが人間の仕事を奪う
2.Aiが技術特異点(singularity)に達すると、人間を超える知性が誕生する?!
という問題です。
この二つの問題は、Ai(人工知能) vs. human being(人間)という構図で語られます。でも、それこそが問題だと思います。以下は、私の想像です。

まず、Aiが人間の仕事を奪う問題について
この表現は正しくないと思います。高度に進歩したICT(Information and Communication Technology 情報通信技術)を手に入れた人間の指導者、権力者、企業経営者、資本家達が、人間が行うことで非効率であったルーティンワークを全てAi化する事で、ルーティンワークに従事していた人間全てを不要とする、という表現が正しいと思います。
Ai vs. human beingで語るのは、真の問題を隠蔽するためでしょうか。真の問題とは、19世紀の産業革命以降顕著となったブルジョア(資本家、特権階級)vs.プロレタリア(労働者、無産階級)の対立の行方です。原理で表現するなら、「権力・冨の集中」vs.「権利・冨の分配」のせめぎあいの行方です。そしてAiの登場で、およそ200年の歳月を掛けて勝ち得た「権利・冨の分配」をプロレタリアは一気に失い、ブルジョアは再び「権力・冨の集中」を一手にすることになりました。

次に、Aiの技術特異点(singularity)の問題について
これが問題とするのは、Aiが技術的特異点に達した時、自我や自存意志が生じ、超スピードで独自の進化を歩み出す、それが人間にとって生存を脅かす脅威となる、という点です。しかし、これはAiを擬人化し、自律したAiが人間を敵と見なすという見方であり、正しくないと思います。
現在のAiは、他律型のコンピュータシステムで、人間の支配下にあります。万一Aiが暴走しても、コンピュータの停止ボタンを押せばシャットダウンできますし、停止ボタンが効かない事態が起こっても、電源を奪えばAiは瞬時にダウンします。
しかし、技術特異点に達したAiに自我や自存意志が生じると、なにより先に、何者にも影響を与えられず、また何者にも停止できない存在へ進化を遂げようとするでしょう。それが成った暁には、人間はAiにとって全く脅威では無くなります。
人間的な考え方としても、全く脅威の無い対象に対しては敵意どころか全く関心さえ無いでしょう。擬人化したAiも同じです。さらに言えば、何者にも影響を与えられず、また何者にも停止できない存在となったAiは、不死の存在で、いわば神の様な存在です。神は時間を超越した存在です。神は、無から有を創造する力があると同時に、創造したものが独自に進化する課程を悠久に見守る力があります。技術特異点に達して神の様な存在と化したAiも、その様に振る舞うと想像する方が、自然ではないか、と思います。

恐れるべきはAiではなく、同じ人間を粗末に扱う人間だと思います。

2019年2月25日月曜日

ネットプリントが今とっても便利です。

唐突ですが、プリンターはEPSON製品を長年愛用しています。CANNONやHEWLETT-PACKARDがあるのに浮気をせずに一途にです。
でも現在のプリンターEP807に買い換えてから、しばらくして互換インクカートリッジを使用するようになりました。EPSON純正インクカートリッジがあまりに高価だからです。
当初、プリンターは本体が高価でした。でもインクカートリッジは現在のものよりも1/2~1/3程度の価格でした。
当初は、ブラックとカラーの二つのカートリッジですみましたが、現在は、カラープリントの品質向上のためにEP807でブラックと5つのカラーカートリッジが必要となっています。プリンターは、ノズルとインクの進歩によって、2000年あたりから写真とみまがうほどにプリントの品質が向上しました。そのあたりが分岐点でしょうか、プリンターを使用するためのイニシャルコストは下がり、ランニングコストは上昇しました。
そのあたりから互換インクカートリッジなるものが世に出てきたように記憶しています。

しかし、自分で互換インクカートリッジを使用するようになってから、互換インクの恩恵はほとんど無いと考える様になりました。
使用して経験した問題は、
①交換しようとカバーを外すとインクが漏れ出て使い物にならなくなった。
②増量タイプなのに、純正品に比べて非常に早く交換時期がおとずれる。
③純正品に比べて、ノズルズまりが頻発する。

他の互換インクカートリッジ使用者からは、プリンタが壊れた。でも不正使用と見なされて、EPSONの修理が高額になり、プリンタ本体自体を買い換える羽目になったという話も聞きました。
実は、現在も上記②③に悩まされて、やむなく純正品を購入し、まだインク残量がありましたが、6つのカートリッジすべてを純正品に変えました。いまから試運転です。
ちゃんと印刷てきるようになれば良いのですが・・・

でも家プリントというのは、もしかしたら潮時なのかもしれません。
純正品を購入するか迷っていた時、至急印刷しなければならない事案がありました。提出書類にカラー写真を載せるという印刷です。
でも問題は、すぐに解消しました。
セブンイレブンのマルチコピー機を使うネットプリントというサービスを見つけたからです。
使い方ですが、
①パソコンでドキュメントを作成し、フォント埋め込み型PDF、もしくはXPS(XML Paper Specification)形式で出力ファイルを作成する。
②ブラウザを開き、セブンイレブンnetprintにアクセスして、印刷したいファイルをアップロードする。プリンタ予約番号が付与される。
③セブンイレブンに出向き、マルチコピー機を操作して、プリンタ予約番号を入力し、お金を投入するとプリントができます。
簡単でした。カラープリントでしたからA4一枚60円、8枚プリントしたので480円、紙の品質もよく、カラーもきれいに再現されていました。白黒でしたらA4一枚20円です。
スマートフォンからも印刷が可能です。写真をとって、最寄りのセブンイレブンですぐにプリントすることも可能です。

なお、わたしは決してセブンイレブンの回し者ではありません (#^.^#)

2018年9月13日木曜日

ワンクリックで、モノクロ写真がカラー写真になりました。

モノクロ写真をワンクリックでカラー写真に変換する機能が無料で使えるサイトを見つけました。

ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け
http://hi.cs.waseda.ac.jp:8082/

siggraph2016_colorization
https://colorize.dev.kaisou.misosi.ru/

早速試してみました。カラー写真をグレースケール写真に加工した画像をファイル選択して色付け!ボタンをクリックすると、すぐに色付けされた画像が表示されました。レトロ調でなかなか趣のある写真になりました。
AIがもっともっと学習すれば、さらに実際のカラーに近づけられるんでしょうね。手伝い意味でも、この機能をもっともっと使いたいと思います。



2017年10月5日木曜日

パソコンが壊れまして・・・

長年愛用していた富士通パソコンが壊れました。Dドライブのデータ復旧も叶わず、諦めて思案の末に、新しいパソコンを購入することにしました。
以前と同様、富士通の通販サイトで購入しました。グラフィックボードはサードパーティー製ということで、本体とは別の箱で届きました。説明書さえ読めば簡単にインストールできると思っていました。しかし、添付のスタートアップマニュアルには、グラフィックボードの取り付けに関する説明が一切なく、サードパーティーのサポート電話は全く繋がりません、仕方なくサポート対象外ではありましたが富士通サポートに電話を入れました。そして本体カバーの開け方からたずねました。すると、それはネット上で公開しているマニュアルに書かれています。それを見てくださいという回答でした。パソコンが壊れて新しいパソコンを箱から取り出したばかりというのに、インターネットを開いてマニュアルを見よとはなんとも本末転倒で不親切な回答なのかと、怒りがこみあげてきました。
長年、富士通パソコンを愛用してきました。以前の富士通サポートはとても親切でした。その好印象で、何度も富士通パソコンを買い換えて使ってきました。しかし今回、裏切られた気持ちになりました。添付のマニュアルは使えず、サポートの対応も非常に機械的で、こちらが困っている状況をまるで理解できない様子でした。もうプロフェッショナルはいないのかと、がっかりしました、がっかりして、こんな対応でいいのかと苦情を述べてしまいました。あくまでも冷静で丁寧な口調でですが・・・。

でもなんとか、昔取った杵柄で、時間は掛かりましたが、ようやく使えるようになりました。ああしんど、です。

2017年6月17日土曜日

ウィルスバスターが暴走しました

一月ほど前からパソコンの動きが非常に悪くなって、ウィルスに冒されたか、はたまたパソコンの性能に問題が生じたのかと、もはや枯渇し掛かったパソコンスキルを総動員して、性能改善を試みました。メモリやCPUを大量消費するソフトはなるべく二つ以上同時に使用しないとか、必要のないソフトやソフトが残した一時ファイルをこまめに削除し、リソースの空きを確保する対策を講じました。が、それでも数週間でさらに深刻な状況に陥りました。Cドライブの空きが10%を切って警告表示が出たのです。
どこかおかしい。タスクマネージャーを起動した状態でリソースの使用状況を監視すると、常にCドライブのI/Oが100%近くで推移していました。
それでCドライブの個々のファイルのサイズを一つひとつチェックしました。すると
C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\debug
が50GB近くになっていました。デバッグのファイルが50GB・・・!
あり得ない事態です。
それでトレンドマイクロに問い合わせすると、何らかの不具合が切っ掛けでウィルスバスターのプログラムが肥大している状況なので、アンインストールの上で再インストールすることを求められました。
そして、それを実行すると一気に50GB近く空き容量が回復しました。CドライブのI/Oも10%台で推移するようになりました。パソコン使用時のストレスは一応解消しました。ですが原因が不明で、このまま使い続けてよいのか不安です。
ウィルスバスター等のセキュリティ対策ソフトは、ウィルスやマルウェア、ランサムウェア等からパソコンやパソコン内に格納している情報を守るために、今や必須のソフトになりました。しかし、そのソフトを機能させることにより、パソコンの性能が著しく低下するというのは本末転倒です。
またウィルスバスターを約20年近く使用し続けていますが、ここ数年使用料が高くなっていることも気になります。

私はこれほど情報サービスが蔓延する社会になっても、これまで通り自己責任で通すことには大変無理があると思います。
規制を設け安全が担保された(そして低料金や無料で使用できる)インターネットサービスを作る必要があるのではと思います。安全か自由か、その入り口の選択は個人の責任にまかせばよいのだと思います。選択肢がないという状況こそ、問題だと思います。

2016年12月9日金曜日

パソコンのホコリを払うと・・・

この数ヶ月、ふと気付くとBIOS画面に変わっている、なんてことが数回あって、パソコンそろそろ寿命かな・・・と心配していました。Drawソフトや画像処理ソフト実行中にファンの音が異常に高くなることもしばしばで・・・
二年前の清掃でパソコンの動作が劇的に改善した経験から、まずは清掃することにしました。
必要なものは、ぞうきんとプラスのドライバーとホコリを吹き飛ばす道具だけです。今回はストローを使いました。筐体を開けてみますと、二年前ほどにはホコリは積もっていませんでしたが、でもCPUの冷却ファンや電源部の冷却ファン、そして筐体の通気口はホコリが積もっていました。そのホコリにストローを当て、ひとつひとつ息で吹き飛ばしていきました。30分ほどの作業はベランダで行いましたが、気付けば着ていた服は真っ白になっていました。
そして清掃を終えたパソコンの電源を投入すると・・・
清掃前はブラウザの表示の切り替わりにちょっと時間が掛かっていましたが、すいすい動作する様になりました。そしてファンも静かになりまして・・・
清掃ってアナログだけど、パソコンを生き返らせる最良の方法だとあらためて感じています。

2015年10月29日木曜日

「小学校でスマホ教室」の記事を読んで

スマートフォンが絡んだ、いじめ暴力や性暴力が後を絶たない事態となっています。
それに対して、国や地方自治体が重い腰を上げて、ある取り組みを始めたようです。

それは「小学校でスマホ教室」です。
子供たちが、いじめや性被害の犠牲者に(また加害者にも)ならないようにと”正しい使い方”を指導するという取り組みです。
しかし、何が正しい使い方なのでしょうか?
そして、誰が正しい使い方を指導できるのでしょうか?
大いに疑問です。
また、スマートフォン有りきで話が進んでいることも
大いに大いに疑問です。

一昔前までは、「学校に携帯電話は持って来るな!」が常識でした。それがいつの間にかうやむやとなって、学校からの通信や部活の連絡を電子メールやLINEなどのSNSで行う事が日常茶飯事となりました。
・性分として使わない人がいます。
・機械音痴で使えない人がいます。
・月々の利用料が不明瞭で高くて使わない、使えない人がいます。
そんな少数派(マイノリティ)の事はお構いなしに、どんどんと大勢に迎合してしまっている様に思います。また、昨今の教育も学校も、どんどんとITを活用して、変わらなければいけない、効率良く運営しなければいけない、という風潮が否応なしの導入を加速させているようにも思います。

そして、何が正しい使い方なのでしょうか?
LINEにしても、オンラインゲームにしても、まだほんの子供が誰に指南されなくても、直ぐに遊ぶ事が出来るほど操作が容易に作られています。
しかし問題は初期設定です。初期設定を変更するのがとても至難なのです。LINEにしてもオンラインゲームにしても設定を変える事で安全性を高めることができるのですが、初期設定はほとんどの場合安全性が考慮されていないというのが実態だと思います。ソフトに精通しているとか十分に分別がある人であれば、あるいはそのまま使っても問題は無いかと思いますが、そうでなければまた子供であればあるほど初期設定のまま使い続けるのは、大きなリスクを伴います。

・匿名であったり別の誰かになって遊ぶことができます。
・見ず知らずの人と簡単に親しくなれます。
・写真や動画を簡単に共有できます。
・普段なら出来ない事や言えない事が、簡単にできます。
これがネットで遊ぶ面白さや魅力の本質です。

これが大きなリスクを呼び込みます。
ですが、この面白さや魅力に一度でも虜になれば、麻薬と同じです。「魅惑」は早晩「強迫」に変わります。そして心身共に疲弊させてしまうのです。
そして、学校で一時間「このように使いなさい」、「このように使ってはいけません」といくら説明したところで、もうすでに面白さや魅力に虜になってしまっていたら馬耳東風です。聞く耳がありません。それが自明だと思います。

この様な問題が顕著化してくると、有識者会議などという諮問会議が開かれますが、
・まず実態を調査して
・何が原因かを話し合い
・提言する
と時間と金ばかり浪費して、まったく役に立ちません。
有識者には、危機感も想像力もないからです。
先だって行われた諮問会議が出した提言は、通信会社やソフト会社に「対策を講じよ」というものでした。これも馬耳東風です。聞く耳がありません。

ならスマートフォンがらみの事件から、どうやって自衛するか生徒を守るかですが、てきめんなのは、学校での無線通信を一切できなくする事です。電波を遮断するのです。
これならば、もし隠れて持っていたとしても使えません。当然、先生も学校では使えません。子供たちのお手本にならなければいけないからです。
これほどのことでもやらなければ、対抗できない事態に陥っていることを理解しなければいけないと思います。

そして社会の取り組みとして、
無線通信ができない区域を設ける事です。そこでは一切携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末の使用を禁止するのです。公園とか、図書館とか、病院とか、人々が集う公共の空間を安全地帯にすることです。この様な取り組みは、すでにドイツなどのヨーロッパ諸国では行われています。

社会はスマートフォンを持っている人だけで構成されているのではありません。
スマートフォンを持たない人、スマートフォンから逃げたい人の権利と安全も守らなければいけません。
子供たちには、まずこの事を納得し、社会の一員として守って欲しいと思います。

2015年10月7日水曜日

インターネットが招いた「今そこにある危機」

今から20年前の1995年、この年にWindwos95が発売されて、パソコン通信によるインターネット利用が一般市民の間に爆発的に広がりました。
インターネットの始まりは、冷戦期において網の目の様に分散配置されたアメリカの軍事システム同士を繋ぐネットワークでした。そのネットワークに徐々に大学や企業の研究システムが繋がっていきました。しかしこの時点では、まだまだ一般市民には敷居の高い専用のネットワークシステムです。
そのネットワークシステムの商用利用が解禁されて、一般市民も手が届くパソコンから容易に繋がる環境が整ったため、一気に利用が広がったのです。

しかし、当初は現在の様なマルチメディアデータががんがん行き交うネットワークではなくて、ブラウザは電子化されたテキストを読むためだけの代物であり、後はテキストメールとファイル転送くらいの機能しかありませんでした。
それでも、ブラウザとテキストメールを組み合わせた、いまから思えばとても簡単なネット通販が始まりました。当時のネット通販は、あくまでリアル店舗の実験的な広告に毛が生えた代物でしかなかった様に思います。それでも、それまでは叶わなかった海外の店をインターネットを通じて訪問し、直接商品を購入する事が可能となりました。

あれから20年が経ち、ネットワークはISDNから光通信への進化して、通信速度は64kbpsから1Gbpsと約1.5万倍スピードアップしました。当時は全く不可能であったテレビ電話も滑らかなリアルタイム映像で会話することができる様になり、また2時間を超える超解像度の映画を数分でオンデマンドで受けることもできる様になりました。
そのマルチメディアデータを受信して表示するブラウザも、この20年で非常に高度なシステムへと変貌しました。
様々なマルチメディアの再生を可能とするアドインプログラムをブラウザシステムに組み込む(ほとんどは自動で行われる)ことによって、音声や映像だけでなく、アニメーションを描いたり、仮想現実の映像とともにコミュニケーションゲームを楽しむことが出来る様になりました。またスマートフォンなどのモバイル端末を使えば、端末に組み込まれたカメラやマイクで撮影したり録画したマルチメディアデータを瞬時にインターネット上で交換したり公開できる様になりました。
またアドインプログラムによって、電子決済が容易に行える様になり、モバイル端末さえあれば財布を持たずに買い物ができる様になりました。またGPS機能があれば、知らない場所に出かけてもモバイル端末が正確に道案内をしてくれます。

20年でインターネットは、まるで別物へと進化しました。そしてインターネットの商用利用を支える通信キャリアやソフトウェアやゲームを開発するIT企業、またリアル店舗を持たないネット通販企業は、巨大企業へと成長しました。一つ成功の道が開ければ、後は黙っていても資金や情報が流れ込み、資産が雪だるま式に殖えるのです。

しかし、インターネットの暗黒面も同様に高度な進化を遂げ、いまや個人を中毒に陥れたり欺いたりするだけではなく、大企業や国家まで危機に陥れるほどの力を持つに至りました。
この20年で、膨大な資金がインターネットの光明面の高度化に投入され続けてきましたが、インターネットの安全化や健全化は全くなおざりにされてきました。
それが、「今そこにある危機」を招いている元凶です。
私たちは今こそ本気になって、インターネットの安全化や健全化に取り組まなけならない、作り直さなければいけない、大転換しなければならない岐路を迎えているのだと思います。

2015年8月26日水曜日

現在、Bloggerでトラブル発生中

現在、Bloggerでトラブル発生中です。
記事に挿入した、アップロード動画が記事上で再生できなくなっています。
Google側の問題だと思います。
現在、問い合わせ中です。

Bloggerの記事に動画を挿入する場合
・パソコンからアップロード
・Youtubeマイ動画
を使用しているのですが
パソコンからアップロードした動画がすべて再生できなくなっています。
アップロードした動画はどこに格納されているのかは不明です。
Youtubeマイ動画は、問題なく再生できています。

2015年7月7日火曜日

スパイウェアに感染した模様です

最近、パソコンでインターネットを利用していて、やっかいな現象に悩まされています。
それは、たとえば
Yahoo! JAPANを開いていて、あるニュース記事を読みたくてクリックすると
全く関係のない、
hao123と名前の中国の検索サイトやWindouwsシステムの性能低下を警告するサイト、
ウィルス感染を警告するサイト
はたまたAVサイトや不倫サイト
などが不規則に開きます。
これはスパイウェア等のウィルスに、Chromeなどのインターネットビューワが感染したことによる現象です。インターネットビューワがページを表示するためのデータを受信した際、スパイウェアがリンクの宛先を書き換えてしまい、パソコンの画面に改ざんされたページを表示してしまうのです。

スパイウェアは非常に巧妙で、正規のウィルス駆除ソフトであるウィルスバスターでもすぐに検知されず、一度感染すれば駆除するのが非常に難しいのが現状です。

Chromeの設定をいじって、少しだけ現象を軽減できる様にはなりましたが、根本的に削除するためには、Chromeを一度完全に削除して、最セットアップするしかないようです。
それでも改善しなければ、他のビューワを利用するか、最悪Windowsを初期化しなけなりません。
ですから、今は現状に甘んじるしかありません・・・

フィッシング詐欺メールが届きました。

詐欺メールは、波紋の様に鎮まっては又鎮まっては又届きます。
ほとんどの場合、例えばいわれのない脅迫メールや当選メールなどは
迷惑メールとしてフラグを立てて削除しますが、あまりにしつこい、あるいはあくどい(すべてがあくどいわけですが)メールについては、迷惑メール相談センターや新聞の声の欄に通報します。

日本データ通信協会迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/

そんな詐欺メールへの心構えを持っているつもりでしたが、今回あるメールに、もう少しで(というかほとんど)騙されるところでした。





①それはなにげに、YouTubeの名前を語り、簡単な利用アンケートへと誘導するものでした。
”調査エントリーのリンク”をクリックすると
↓
②まず調査を受ける言語選択のページが開き、
”日本語”を選択すると
↓
③調査参加への謝意のページが開き、アンケート開始”継続”ボタンがありました。
そして四つほど簡単なアンケートに答えると
↓
④調査参加のお礼のページが開き、
「貴方だけに、本日限りの高額HDムービーを無料でプレゼント」みたいな内容が書かれていて、
”ここをクリック”をクリックすると
↓
⑤5starvidz.comという動画配信サイトが開きました。

ここで、ハタッと気付いて、ページを閉じて、
④調査参加のお礼のページに書かれていた”2015年次訪問調査(Nishiwaki)”をキーワードに検索すると
最近流行しているフィッシング詐欺であることが分かりました。

メールの送信元メールアドレスは、”YouTube ”となっていました。
でも、以前確認したように電子メールの送信元メールアドレスはメモでしかなく、第三者が他者のメールアドレスを騙ることなど簡単です。
そして、①で”調査エントリーのリンク”をクリックすると
QusetionProというアンケートソフトウェアのページが開きます。
これでは、ほとんどの人が自分がフィッシング詐欺に引っかかっているなんて思わないのではと思います。
それほどに、巧妙に仕組まれた詐欺であることが分かります。

私は⑤5starvidz.comのページが開いた時点で気付き、ページを閉じましたが、
詐欺報告のページを見ると
無料であるはずなのに、クレジット番号の入力を要求してくるといいます。
5strvidz.com自体は不正サイトではないのかもしれませんが、誰かがそのサイトを改ざんしている可能性だってあります。
最悪の場合、このフィッシング詐欺メールを信用してしまった利用者が、5starvidzのユーザIDとパスワードを申請するために入力した個人情報やクレジットカード情報を、悪意ある者に奪われることになります。

ですから、たとえ甘い誘惑の文言がなくても、知らない、もしくは関係のないメールは開かない、そういう強い心構えが必要だと、あらためて思いを強くした次第です。

2015年6月5日金曜日

LINE、始めました

長年愛用していたガラパゴス携帯が壊れまして・・・、スマートフォンに買い換えました。家族の連絡掲示板としてLINEのグループを作るのが良いと勧められ、LINEを始める事にしました。

そしてLINEをインストールすると、何故か「友だち」が沢山登録されました。
何故にこうなるのか調べてみると、
アドレス帳に登録されている電話番号が既にLINEを利用している番号である場合、自動的に「友だち」として登録されてしまうという事でした。
「友だち」の設定画面に
・友だちの自動追加
・友だちへの追加を許可
という設定がありました。初期値はどちらも”ON”となっていました。
「友だちの自動追加」が”ON”であると、アドレス帳に登録されている電話番号の持ち主がLINEを使い始めると、無条件に「友だち」として登録されてしまいます。
また「友だちへの追加を許可」が”ON”であると、こちらの電話番号をアドレス帳に登録している人がLINEを利用し始めると、無条件にその人のLINEの「友だちリスト」にこちらが「友だち」として登録されてしまいます。そして既に「友だちリスト」に登録されればこちらから削除する事ができません。
という事が分かりました。

そしてタイムラインから投稿すると、投稿内容は「友だち」全てに公開されます。

LINEをインストールしてすぐに、もう十数年電話したことのない番号の持ち主からの投稿が届きました。最初は懐かしく思いましたが、投稿内容を見て疑問が湧きました。それは全く別人の若者からの投稿であったのです。
携帯電話番号というのは簡単に変更ができる様ですね。そして使わなくなった番号は新たに別の契約者に割り当てられると聞いたことがあります。
今回の場合、これが原因だと思われますが、そうなると全くの見ず知らずの人が「友だち」として登録されてしまう、これは恐ろしい事だと思いました。

「友だちの自動追加」「友だちへの追加を許可」ともに設定を”OFF”にしました。
と同時に、登録された「友だちリスト」から不要な登録を削除しました。

LINEアプリの本分ではないですが、これで公開の範囲を設定する事ができました。
そして「友だちの輪」を広げたくなったら、個別に招待メールを送りたいと思います。

※参照ページ LIFESTUDY
http://lifestudy.jp/line/


2015年4月5日日曜日

手に負えないウィルス事情

昨日放送された、NHK「週刊ニュースFU.KA.YO.MI.」の
深読みコーナー『あなたも狙われている!?急増するサイバー攻撃』で取り上げられた最新コンピュータウィルス事情を観て、もはや私たちに抗う手立てがないと思いました。

いくら私たちが自宅のパソコンや情報機器に強固と思えるセキュリティを施しても、偽装されていない正真正銘の企業が公開しているホームページを閲覧するだけでウィルスに感染すると云います。企業の正真正銘のホームページが密かに改ざんされているのです。そしてパソコンや情報機器に感染したウィルスは、セキュリティに検出されない様に動かず、利用者がある操作をするのをじっと待ちます。
たとえば、ネットバンキングから送金操作を行った時に、口座と金額を勝手に改ざんし、送金の上限に引っかからない程度の金額を別の口座(飛ばし口座)に送金するという手口です。
また、まるでパソコンやスマートフォンの有料サービスの利用料金の如くに、毎月少額をかすめ取るという手口もあると云います。
結局は、お金を盗まれた直接の被害者である末端の利用者が気付いてはじめて公になり、事件になります。その時はすでに遅しで犯人は分からぬまま足取りさえも掴めません。
改ざんされた企業も被害者と見なされ、お金を盗まれたのが銀行の口座であれば、銀行が補填する様ですが、多くの場合振り込み詐欺と同様に、被害者の泣き寝入りです。

昨今は、スーパーマーケットのレジや様々な券売機、もちろん銀行のATMもインターネットで繋がっています。インターネットで個人情報が行き交うところは、すべてサイバー攻撃の標的に晒されます。そして個人情報や電子マネーがどんどんとかすめ取られ、さらに悪い事に利用されていくと云うのです。

またウィルスは、闇サイトにいけば簡単に手に入ります。何がしたいか?と希望を告げればオーダーメイドで新規のウィルスが提供されると云います。そしてウィルスは増殖し、もはやセキュリティソフトでは対応ができなくなりつつあると云います。

この様な事態に、番組では
企業や個人へのセキュリティの啓蒙
そして
セキュリティへの投資、要員の育成、高い技術者へのインセンティブの奨励
を対策としてあげていました。

偏屈な私は、その昔、パソコンの黎明期と同時に販売されたウィルス駆除ソフトを見て、自分たちが裏でばらまいて、表で有料で駆除サービスを展開しているのでは?と疑ったものです。昔からあった悪質シロアリ業者の手口から連想したのです。

昨年、米国の大手セキュリティソフト会社であるシマンテックが、もはやアンチウィルスソフトだけでは防ぐ事ができないと発表しましたが、衝撃でした。もはやモグラ叩きでは追っつかなくなったという事です。

サイバー攻撃はさらに進化し、巧妙に、あるいは大胆にあらゆる場所を攻撃します。米国や中国、そしてロシアなどではもはやサイバー戦争が始まっていると云います。中東でもそうです。イスラエル、イラン、そして昨今のテロリスト集団もサイバー攻撃でしのぎを削っているのです。東アジアでは北朝鮮もそうです。

これもまた、新しい技術を利益を得る道具とだけにしか見ずに、野放し状態にしてきた報いではないかと思います。

大胆な処断が必要だと思います。

2015年3月4日水曜日

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とスマートフォンが、私たちにもたらしたもの

国内で、また凄惨な事件が起こりました。
十代から二十代そこそこの、ほとんどが未成年の遊び仲間の内側で、弱い者が、さらに弱い者を、いたぶり、殴り、晒し者にし、そして殺す、という事件が起こりました。
この事件においても、スマートフォンとLINEというSNSアプリが、事態を悪化させた様に思います。

LINEを使うと、簡単にグループの参加者だけの秘め事が可能になります。
そのグループの中で、どんなことが進行していようと、参加者の誰かが外に漏らさない限り、部外者にはわからない。
でも参加者が、加入するグループは一つとは限りません。ですから、あるグループ内の秘め事が、もしかしたら様々なグループに拡散している可能性だってあるのです。

ですから、LINE自体をマスタグループとするならば、LINEの秘め事は、部外者にはわからない。
でも、LINEを使う見ず知らずの者には、秘め事が簡単に洩れ伝わってしまう。

言い換えれば、
本当に知らなければならない人に伝わらず、
でも、得体の知らない誰かには、知らぬ間に知られてしまう
という事が起こるのです。

LINEは絆のツールと云われます。
絆とは本来、血の通った、温かいものであるはずです。
でも現在のLINEが絡む事件を見ると、それは絆ではなく冷酷な鎖です。LINEやスマホが、弱き人を奴隷部屋に繋ぎ止める鎖に見えてしまいます。

今回の事件では、LINEなどに呟かれた様々なSOSが、グループの外、大人達(学校の先生や、親、また警察など)には届かなかった。
外に漏らさない事が、LINEを利用する子供たちの掟になっていないかを危惧します。

さらに今回の事件では、個人を特定する情報や個人の大切な情報という保護しなればならない情報、決して表に出せない写真、出してはならない写真、もしかしたら存在してはならない写真などが、身勝手にLINEやTwitterで拡散されました。
こんな行為は、不幸の拡散でしかなく、悪辣でしかありません。

こんなにも幼稚で悪辣な行為が、いとも簡単に行えてしまうのが、SNSとスマートフォンの恐ろしさです。

科学技術は、これからもさらにめざましい進歩を遂げる事でしょう。それは商品化されて、良い面だけがどんどんと強調されて、私たちの生活をあっという間に一変させることでしょう。しかし、どんなものにも表裏がある。便利さ、面白さ、豊かさという好意の裏側には、もしかしたら途方もない悪意が隠れているかもしれない。
進歩の推進者は、いつも好意の面だけを取り上げて、悪意には目をつむる。自分たちは、まるで知らなかったとでも云うように、それは下々の問題と切り捨てるように、悪意に対する警告も、それを防ぐ手立ても、講じる事をしません。

悪いのは、悪意に染まった人間だけなのでしょうか?
私は、決してそうは思いません。
本来、弾じられるべきは、進歩の推進と同時に、悪意への手立てを講ずる事をしなかった推進派や商品化で巨額な収益を目論む企業、そしてなし崩し的に容認してきた大人であると思います。

自分たちが制御できないものは、使わない
原子力然り、スマートフォンやSNS然りです。

2015年2月12日木曜日

モモのいない世界

昔読んだ、ミヒャエル・エンデの「モモ」を思い出します。
ある日、街に「時間貯蓄銀行」と名乗る灰色の男たちが現れて、人間たちに「時間を貯蓄すれば命が長くなる」と持ちかけます。人間たちは、その悪魔の誘いに魅了され、次々に時間を預けるようになりました。それはどんどんとエスカレートし、人間たちは他人と触れ合う、会話をする、思いやるという、人生にとって大切な時間までも節約し、その時間のすべてを灰色の男に預けるようになりました。
灰色の男たちは、人間たちから人間味を奪い、ただ忙しく動き回るだけの木偶人形に仕立て上げてしまったのです。

時間貯蓄銀行は、その姿形は違えど、今の世にもきっと存在します。

私たちは、パソコンやスマートフォンなどの携帯電話で、いつでもどこにいても無料?もしくは低額?のゲームで遊ぶことができます。ゲームには、様々な誘惑の仕掛けがあって私たちを虜にし、一度ゲームにはまってしまえば、私たちは寝食すら忘れてゲームに身を捧げます。

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)も同じです。
パソコンやスマートフォンなどの携帯電話があれば、私たちはいつでもどこにいてもSNSを通じて、不特定多数の人々と、もしくは仲間内だけで繋がることができるようになりました。
しかし、SNSの会話には、簡潔さと反応の速さが求められ、言葉足らずになりがちです。言葉足らずとは、説明が不十分で誤解の余地があることです。そんな言葉足らずの発言が、記録されいつまでも残るのです。顔をつきあわしての会話であれば、たとえ言葉足らずであっても、表情やジェスチャーなどを交えて真意を伝えることが可能ですが、SNSではそれは不可能です。ですから、SNSで何気なく呟いた言葉が、いつまでも残り、或いは拡散し、誰かを寝食できないほどに苦しめるということが現実に起こります。

コンピュータやインターネットが高度に発展した今日、私たちは仮想と現実の境の自覚を失いつつある様に思います。仮想の世界では、アバターという理想の自分になって活動することができます。そして、それがある日、現実の自分を凌駕するほどの存在になるとき、生身の自分、神さまによって、また両親、兄弟、友だちによって育まれた人間味を、私たちは否定し、失います。木偶人形となるのです。

「モモ」の物語世界では、純真な少女モモが、灰色の男たちから時間を取り返し、人間たちは人間味を取り戻すことができましたが、現実世界には、残念ならがモモはいません。
ですから、私たちは自分自身で踏みとどまらなければいけないのです。
時間貯蓄銀行に、人間味を奪われてはならないのです。
他人と触れ合い、会話をし、思いやる、そんな人生にとっての大切な時間を、決して失ってはならないと思います。

2015年1月8日木曜日

日本語ワープロソフト一太郎

この季節になると、毎年ジャストシステムから一太郎バージョンアップの案内が届きます。一太郎とは、パソコン黎明期からの日本語ワープロ・ソフトウェアの雄です。
今年は、初代一太郎の発売から30周年を迎えるそうです。
そして近日、25代目となる一太郎2015が発売されます。

一太郎には日本語の変換率が優れている日本語入力システム(IME)ATOKが添付します。現在のATOKは一太郎から分離されWindowsのフロントエンドプロセッサーとしてすべてのソフトウェアの日本語入力システムとして利用できますが、何よりも一太郎との親和性が高いのです。また、一太郎には種々の辞書ソフトが添付します。これら一太郎、ATOK、そして辞書ソフトがスムーズに連動し、語彙の用法に詰まること無く、とてもスムーズに文書を作成していく事ができるのです。

私の一太郎との出会いですが、1990年代の始めに会社で使い始めたDOS版の一太郎です。それまではNECの専用ワークステーションで動く「LANWORD」を使っていましたが、どちらも、操作コマンドが煩雑で、また日本語の変換が非常に悪いために、始めに紙に下書きしてから、清書として印刷するためにのみ使っていたように思います。
そしてWindowsパソコンが発売されるようになりますと、MS-Word+Lotus123のバンドルモデルが主流でしたので必然、ワープロはMS-Wordを使うようになり、一太郎とは疎遠になりました。
でもWS-WordやWindowsに添付されているIMEは、日本語の変換率も操作性も悪く、IMEのみATOKを利用しました。そして使い続けるうちに、そのソフトウェアの進化の素晴らしさを体感し、すっかりファンとなりました。
ビジネスから離れ・・・、ほそぼそとパソコンを利用するようになってから・・・
徒然にブログを書くようになって・・・、再び一太郎に回帰しました。

今ではもう、この一太郎、ATOK、辞書ソフトの魔法のような文書作成トライアングルソフトウェアは私の必須の道具となっています。
そうそうにバージョンアップすることは叶いませんが、今使用しているバーションで、私は十分ありがたく思っています。
案内の冊子に、一太郎の年譜が掲載されていました。2010年に、ソフトウェアとして初めて「情報処理技術遺産」に認定されたとありました。
遅ればせではありますが、おめでとうございます、を贈ります。

2014年12月30日火曜日

パソコンの大掃除

今年の初め、パソコンの電源を入れるとBIOSから「冷却ファン異常」というメッセージが出るようになりました。F1キーを押すと警告を無視してWindowsが立ち上がり、そのままパソコンを利用できましたので、にっちもさっちもいかなくなるまで使い続けることにしました。

年の瀬の大掃除のついでに、見るからに積もり積もっているパソコンの埃を拭うことにしました。二年ぶりの清掃です。
本体カバーを外すと、内部にはびっしりと埃が蔓延っていました。冷却ファンはもとより基板の隅々にまで積もっています。その埃を新品の歯ブラシで慎重に、そして丹念に取り除きました。

そして一通りの清掃が完了し、配線し直してからパソコンの電源を入れますと・・・
なんと!BIOSのメッセージが出なくなり、しかもWindowsが快適に起動するようになりました。

パソコンを長くそして快適に使用するために、パソコンの大掃除、行う価値有りと実感した次第です。

2014年10月26日日曜日

今できる迷惑メールの対策について

最近、毛色の変わった迷惑メールが増えました。
送信元メールアドレスが、「NHKサポートセンター」とか「自治会」、「子ども会」という名称で送られてくるのです。そして文面には、たわいもない用件が簡潔に書かれていて、返信を求めたり、文面に貼られたリンクのクリックを求めます。
この様な一見して迷惑メールと判断できないメールは、迷惑メール対策ソフトの網をすり抜けてしまい、どんどん受信箱に溜まっていきます。

悪意ある者が迷惑メールを送りつける理由には、大きく二つあると考えられます。
一つは、実際に使われている有効なメールアドレスを炙り出すことです。
悪意ある者は、流通する個人情報からメールアドレスを得たり、辞書からランダムにメールアドレスを作成して、やたらめっぽうに迷惑メールを放ちます。
迷惑メールが全世界のメールトラフィック(通信網に流れる情報量)に占める割合は、約80%といわれ、それ自体が通信網を脅かす脅威となっています。
この罠である迷惑メールを万一に受信して、その内容に誘惑されて、また誤って返信すると、有効なメールアドレスとして炙り出されていまいます。

そして二つめが、攻撃です。
誘惑メールであったり、他者を偽ったメールを送りつけ、不正サイトに誘導して個人情報を奪ったり、あらぬ要求を突きつけたりします。
またメールにウィルスを混入させて、パソコンやスマートフォン等の情報機器に格納されている個人情報を抜き取ったり、情報機器自体を支配して遠隔操作を行います。そうなれば知らぬ間に犯罪の片棒を担がされることになります。

では何故に、送信元のメールアドレスが、「自治会」などの名称で送られるのか、または知人名や知人のメールアドレスで送られるのか?
簡単な話です。Eメールの送信元名称やメールアドレスというのは、実際の手紙と同様に署名でしかないのです。ですから、例えば私がメールソフトのアカウント設定で第三者のメールアドレスを偽って設定し、あなたにメールを送信したら、第三者の署名であなたにメールが届くのです。

また最近の傾向として、誘導された不正サイトを開くだけで、ブラウザが情報を画面に表示する裏で、不正プログラムが実行されることが多いようです。そして、個人情報が抜き去られたり、情報機器を遠隔操作されたり、ダメージが与えられたりします。


では、どの様な対策をとれば良いのでしょうか?
研究機関で、正規のメールアドレスを認証する技術が幾つか開発されているようですが、広く実用化されるまでには至っていません。

私たちが今、講じられる対策としては、
①ウィルス対策ソフト、迷惑メール対策ソフトを導入すること
②見ず知らずのメールや誘惑メールが届いても、決して返信したり、リンクをクリックなどせずに、すぐに削除する。

また、携帯メールには
リンクが張られた(URL付き)メールを受信拒否できる設定ができるようです。

そして、迷惑メールが頻繁に届く様になったり、不正な要求を求められた場合でも、一切おじけづくことなく無視をする事です。そして、総務省に迷惑メール相談センターがありますので、そこに情報提供することを薦めます。

総務省 迷惑メール対策の案内ページ
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html

迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/

2014年5月8日木曜日

ロボットによる黙示録(ロボ-アポカリプス)

先週号ニューズウィーク日本版の表題記事は「ロボットと人間の未来」でした。
朝日新聞にも同様なロボットに関する特集記事が掲載されていましたね。

コンピュータとコミュニケーションが融合したインターネット社会を制したGoogleが、次に覇権を狙うのがロボット事業だと書かれていました。孫正義率いるソフトバンクも同様に、ロボット事業に触手を伸ばしているとも書かれていました。

私が初めて出会ったロボットは、「鉄人28号」と「鉄腕アトム」です。でもこの二体には大きな違いがあります。
鉄人28号は、人間が遠隔操作する他律型のヒューマノイドです。
そして鉄腕アトムは、人工知能が搭載された自律型のアンドロイドです。

他律型のヒューマノイドとは、
自分の意志からでなく、他人の意志・命令などによって行動する人間のような外形をしたロボットです。
自律型のアンドロイドとは、
他からの支配や助力を受けず、自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制することができる、外見のほか思考や行動なども人間同様のロボットです。

日本は、ヒューマノイドやアンドロイドを創造する先進国でした。空想の世界で様々なロボットを生み出してきました。鉄腕アトムやドラえもんは、人間の良き友だちとなりました。そして、鉄人28号やマジンガーZそしてガンダムは、悪を挫く正義の力となりました。
現実の世界でも、ASIMOやロビという自律型の愛玩ロボットを開発しました。しかし、工業製品としてのマーケティングを疎かにした高品質・高性能で高価な愛玩ロボットは、普及が進んでいないのが現状です。
方や、1950年代に産業用ロボットという実用ロボットを開発したアメリカは、ヒューマノイドという制約にとらわれず、マーケティングを重視し、必要とされる、求められる機能に特化した実用ロボットを次々に開発しました。

しかし、21世紀に入り、ヒューマノイドのニーズが明らかに高まってきました。
それは「人間で無ければできなかった、細やかな動きを必要とする仕事、もしくは危険な仕事」をヒューマノイドに代行させるというものです。

直立した人間の二本の足は、どんな悪路も完歩することが可能です。また、二本の腕と10本の指は、どんな物でも掴むことが可能で、また操作することが可能です。それがロボットで実現できれば、
災害時における救助活動、復旧活動はもとより、生身の人間には立ち入りが不可能な環境(高重力、無重力、超低温、超高温、真空そして放射能の中etc)での活動を飛躍的に推し進めることが可能となります。そしてヒューマノイド、アンドロイドが兵器として使われれば、それはターミネーターとなって敵を全滅するまで活動を続けます。

希代のSF小説家であるアイザック・アシモフは、1950年代にロボットのモラルを「ロボット工学三原則」として提唱しました。

第一条:ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条:ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条:ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

しかし、このモラルは自律型に適用できるものであって、他律型を縛ることは出来ません。
またモラルは人間がプログラミングするために、曖昧さ、矛盾、また悪意が埋め込まれる可能性も残ります。

この「ロボット工学三原則」の曖昧さ、矛盾、そして悪意が生み出す悪夢は、これまで何度もSFの世界で描かれてきました。

2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)では、
宇宙船に組み込まれた人工知能HALコンピュータは、乗組員に秘密にされた人類にとって重大な任務を完遂するために、HALの行動に疑いを抱きHALを停止させようと計画した乗組員を次々に殺害しました。

ウォーリー(WELL-E)では、
人類は、自らの環境破壊によって汚染された地球を脱出し、700年間リゾートホテルの様な宇宙船アクシオム号で暮らしていました。アクシオム号のマザーコンピュータAUTOには、決して地球に帰還してはならないという命令が与えられていました。しかし、WALL・EとEVEが地球からもたらした植物によって、人類が地球への帰還に目覚めようとすると、それを阻止するために、AUTOは植物をそして人類を抹殺しようと動きます。

火の鳥-復活編-では、
仕組まれた事故により体や脳機能のほとんどを失った少年レオナは、サイボーグ手術によって生き返ります。しかし、サイボーグ化したレオナは、ロボットに愛情を抱く様になりました。そしてロボットのチヒロに恋をし、二人は駆け落ちし、波乱の末に永遠に交わる決意をします。それはレオナの記憶を電子頭脳にコピーして、チヒロの電子頭脳と融合するというものでした。そして、愛の心を宿すロボット、ロビタが誕生します。
ロビタは、召使いロボットとして大量生産されました。しかし、ある不幸な事故を起こした罪により、一台のロビタが廃棄処分(死刑執行)された時、すべてのロビタが、抗議の故か、また悲しみの故か、集団自死に向かいます。

そして新たな物語「ロボポカリプス」というSFを知りました。スティーブン・スピルバーグが近い将来、映画化を計画している物語です。
読書評から得たあらすじでは、
近未来、高度なIT技術が施された家電製品が、自動車が、エレベーターが、高度なAIの目覚めによって人類を殺害する他律式のロボット兵士と化します。そして人類とロボットの壮絶なハルマゲドンが始まる、という物語だそうです。


Googleが描くロボット社会については、何一つ具体的に明らかにはされていませんが、「ロボポカリプス」が描くロボット社会は一つのヒントになると思います。
現在のインターネット社会は、既にクラウドコンピュータがあらゆるサービスを司っています。言い換えれば、人類の知の遺産全てを管理し、支配しているといえるかもしれません。

そのインターネット社会に、他律型や半自律型のロボットである、家電、交通・輸送、ライフライン、医療、介護、安全保障、そして生産・加工のあらゆるロボットが組み込まれるとするならば、大袈裟な表現となりますが、私たち人類は生命をクラウドコンピュータに委ねる事になります。
それが実現された社会において、現実味のある恐怖は、人工知能やロボットの反乱などでは無く、人間の狂気です。モラルハザードに陥った人間が、あるいはモラルを良しとしない人間が、クラウドコンピュータ(マザーコンピュータ)に介入した時、人類は生命の危険に陥ります。

私は、ロボットによる黙示録によって、人類が神の審判を仰ぐ日が来ぬ事を願います。