因みに、帰りであるが、同じ、車の進入口からで、左折して道なりに走る。
梅木谷交差点で国道428号線をそのまま有馬方面に走り、皆森交差点を越えて有馬街道15線に入った直ぐに、左側、阪神高速7号線神戸線入り口に入り、姫路方面を走行。後は道なりで、帰路につく。
しかし、3月最後となる土曜日というのに、神戸市北区の寒さは本当に厳しかった。
1試合目の途中、白いものが舞い落ちてきたと思ったら、西に黒い雲、藤原先生が近づいてこられ、『降ってくるな』と仰ったとおり、一時ではあったが、吹雪となった。
スコアーをつけていた大原中の部員に『よく雪は降るの?』と尋ねると、『ハイ』との返事。高砂から、そんなに距離は離れていないのに、地理的条件が異なると、こうも天候が、気候が違うのかと、あらためて思い知らされた次第です。
第1試合は9:00、鹿島先攻で試合開始。
2回表二死から6番耕太郎の打球をセカンドが落球。その時分から雪が降り始めた。
セカンド盗塁、そして7番孝鯛のセンター前ヒットで先取点を奪った。
3回裏一死から、1番凌技ありのレフト前ヒット、すかさず盗塁。2番雄大死球。
幸伍のライト飛球をライトが落球して凌が生還し2点を奪う。
5回表一死から死球で出塁した凌はすかさず盗塁。二死から、幸伍がレフトの頭上を深々と破る三塁打で3点目、拓樹のセンター前ヒットで4点目を奪った。
4回まで、厳しい天候の中で雄大が、きっちり大原打線を零封した。そして5回裏から、3週間ぶりに健介が立った。
6回裏大原の攻撃、四球、盗塁、センター前ヒットで一三塁、二死からショート内野安打の間に1点を返された。
7回裏、ランナーを出したものの、最後のバッターをセンターフライに打ち取り、ゲームセット。
第2試合は、11:00鹿島後攻で開始。
先発のバッテリーは、英祐-健介。
英祐は、要所要所を押さえ、5回を零封に押さえた。
ただ、大原の外野陣が鹿島右バッターが触れているのを察ししてか守備位置が深くなり、その為、耕太郎や幸伍の大飛球もアウトにされた。
6回表大原の攻撃、先頭打者が振り逃げで出塁、その走者は盗塁で刺したものの、次打者を四球。キャッチャーからの先制がそれてライトのカバーも間に合わず、走者は三塁へ進塁。次打者のセンター前ヒットで先取点を奪われた。そしてディレイドスチールで二進。三塁ゴロ送球エラーの間に2点をを奪われた。
英祐は、7回を投げ抜いた。
鹿島は7回裏、二死から健介のヒット、雄大の四球でチャンスを作り、ピンチヒッター悠将で、さらにチャンスを広げようとしたが、そのもくろみは叶わず、試合終了となった。
3月の練習試合を観戦していて思った事は、まず得点力の期待できる選手をスタメン起用し、試合の分岐点では、スーパーサブ、ここぞと言うときのバントや代走、守備の優れた選手を投入して、試合を決める、その様な攻める野球スタイルを模索している様に感じている。
昨秋の守りきっても、得点力がないばかりに、延長戦で涙を呑んだ試合を何度と観た。
冬トレで、バッティングは力強くなった。
だからこそ、『野球のセオリー』、諦めない、油断しない、力を抜かない。をゲームセットまで、勝利を信じて、戦い抜いて欲しい。
今日、藤原先生が仰った言葉を鹿島中野球部員に伝えたい。
『ベンチの指示を当てにする、ベンチの叱責で奮起する様な野球では駄目』
『グラウンドにいる選手が、ピンチをはじき返す、悪い連鎖を立ち切るなど、強い意志と、冷静さで試合に挑もう』
『打つ、守る、走る、いつも貪欲に次を狙う、失敗を恐れないで、勇気を持って戦おう』
二週間後には、高砂市中学校軟式野球春季大会が開催されます。冬トレで力をつけた、君たちの姿が試される試合です。自分を信じて、チームを信じて、思いっきり戦って下さい。