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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年10月23日水曜日

気象庁12時発表 W台風情報と、藤原の効果のメモ

気象庁12時発表:W台風情報

メモ:藤原の効果
-Wikipediaからの引用-
藤原効果とは、2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことである。1921年に当時の中央気象台所長だった藤原咲平が、このような相互作用の存在を提唱したためこの名がある。

熱帯低気圧は、大まかには近くの亜熱帯高気圧や気圧の谷に伴う上空の風に吹き流されて移動していく。近くに別の熱帯低気圧が存在する場合、その熱帯低気圧に反時計回りに吹き込む風によって吹き流される効果が付け加わる。そのため2つの熱帯低気圧が接近すると、それぞれがもう片方の熱帯低気圧の周りを反時計回りに接近しながら移動していくことになる。これにさらに、亜熱帯高気圧や気圧の谷の風に吹き流される運動が足し合わされるため、熱帯低気圧ごとにかなり異なった動きが見られる。
藤原の効果が見られるようになる熱帯低気圧間の距離はその熱帯低気圧の大きさや強さにより異なるが、だいたい1000km以内とされている。このような距離に熱帯低気圧が複数存在することは大西洋やインド洋ではあまり見られず、ほとんどが太平洋上、特に北西太平洋に多く見られる。

藤原の効果は6つに分類されている。
相寄り型
弱い方の熱帯低気圧が接近しながら急激に衰弱し、強い方の熱帯低気圧に取り込まれてしまう。
指向型
片方の熱帯低気圧だけが干渉を受けて、もう片方の熱帯低気圧の回りを運動するように見える。
追従型
片方の熱帯低気圧がまず移動し、その後ろをもう片方の熱帯低気圧が追いかけていく。
時間待ち型
東側の熱帯低気圧がまず北上し、その熱帯低気圧が去った後に西側の熱帯低気圧が北上しはじめる。
同行型
2つの熱帯低気圧が並行して移動する。
離反型
東側の熱帯低気圧が加速して北東へ移動し、西側の熱帯低気圧が減速しながら西へ移動する。
-以上引用-

2013年10月20日日曜日

北脇丁の獅子舞をどうぞ

10月14日(月)に撮影した、北脇丁の道中舞と地舞です。

《宵宮 道中舞》

《宵宮 本殿前奉納地舞》

祭りの宴

今年の祭りは、本宮、台風26号の接近で雨に見舞われてしまいましたね。正午前一本松連中と宮に入りほんの一時屋台練りを観ましたが、雨が降り出しはじめるとそそくさと家に帰りました。

宵宮の獅子舞は、妻とさくらと三人で観ました。道中舞、そして地舞は、大塩天満宮に訪れた沢山の観衆を魅了しました。最初の北脇の地舞を観、その後さくらのお気に入り東ノ町の地舞を観ました。




大塩天満宮の獅子舞は八騎あります。うち屋台6地区の地舞は一編の物語を繋いで表現しています。
-以下Wikipediaからの引用-
《北脇丁》
暗い洞窟に潜んで神の恩恵を受けない獅子が牡丹の花に誘われて外に出て来る様子を舞う。 
《西濱丁》
明るみに出た獅子は、神の恩恵を受けて万物が生き生きと繁栄している世界を初めて眺め、生を歓喜して舞う。
《西之丁》
晴れ晴れとした実り豊かな広場に躍り出た獅子は、限りなき天地の神の恩恵に歓喜して舞う。
《中之丁》
歓喜と感謝に充ちあふれ、獅子が興奮の絶頂に達する様子を表現して舞う。
《宮本丁》
感謝の喜びを表して激しく舞う獅子にも、ようやく疲れの色が見え始める。
《東之丁》
神の恩恵に歓喜した獅子は、再び元気を取り戻し、天を仰いで舞い納める。
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北脇の地舞は、物語の始まりです。寝た寝たの獅子のところに牡丹の花を担いだひょっとこお面が現れて、獅子を起こして洞窟の外へと導く様が描かれます。ひょっとこお面の登場場面が滑稽で、そこが北脇地舞の魅力ですが、全体的に温和しい舞なのかもしれません。
東ノ町の地舞は、物語の最高潮の場面です。神の恩恵に歓喜した獅子が狂ったように舞い踊ります。それはもう軽快で若々しさが満ち溢れた舞であり、若いさくらや耕太郎がその舞に惹かれる理由が分かります。

今年の祭りは、13日から15日にかけて一本松連中マー君宅でお世話になりました。
奥さん、おばちゃん、そしてマー君、おもてなしの数々、有り難うございました。(*^_^*)