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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2024年10月28日月曜日

石橋首相に、エールを送ります。

衆議院選挙の結果、与党は64議席を失い衆議院の議席数は過半数割れとなりました。後、想像していた以上に立憲民主と国民民主が議席数を増やす結果となりました。
私は、これは石橋首相が密かに描いていたシナリオではないか、と思ったりしています。
国民は本気で自民党が引き起こしてきた国民に不実な政治、汚い金にまみれた政治、統一教会という反社会的団体との癒着にまみれた政治にNo!を突きつけたんだと思います。
旧態依然の組織に固着する議員は、石橋首相を支えられない議員は、新しく超保守党でも作って離党し、二度と国民を裏切らない政治改革と国民すべてが積極的に参加できる政治に正しくしていくことは勿論のこと、厳しい世界情勢に、同盟国、さらにはアジアの国々、そして国連と連携して、この世界からヒューマニズムと自由とデモクラシーが滅ぼされないよう、与党野党が協力して、この難局に立ち向かってくれる事を、石橋自民党に一票入れた身として、信じて委ねたいと思います。

不屈の男

ポストシーズンに入ってから、レギュラーシーズン中の驚異的な打棒が影を潜め、ワールドシリーズに入ってからも、ドジャースの投手陣に翻弄されて、ニューヨークのメディアから初戦から二連敗の戦犯の烙印を押されたアーロン・ジャッジ選手。
しかし私は、何度三振に打ち取られても、悠然自若の振る舞いを決して崩さず、ヤンキースの攻撃中ベンチの一番前に陣取って、目を見開き、立ったままチームを鼓舞し続けるアーロン・ジャッジ選手の姿は、優勝する事を宿命付けられた、これがヤンキースのキャプテンの姿なのだと、尊敬をもって見つめてしまいました。
明日からのニューヨークでの三試合、ジャッジ選手の打棒復活によっては、ヤンキースの巻き返しが見られるかもしれません。
レギュラーシーズンを見続けて、すっかり選手の名前と顔が一致し、シンパシーを感じるまでになったドジャースを応援してる身としては、眠ったままで居て欲しいと願う反面、ジャッジ選手が本来の打棒を取り戻した最強ヤンキースとドジャースが華々しいゲームを繰り広げて、そして、第6戦のマウンドを任された山本由伸投手が再びヤンキースを封じ、大谷翔平選手が活躍して、チャンピオンリングを手にする姿を是非見たいと思います。

2024年10月27日日曜日

イスラエルに願うこと

国際社会から、ガザや西岸地区への侵攻と虐殺行為をどんなに非難されても、決して止めないイスラエルとはどんな国なのか?
様々な角度でその実態に迫るドキュメンタリーを観てきて、何よりも驚いたのは、彼らの神がアブラハムに与えると約束したカナンの地、現在のイスラエルとパリスチナを包含する地は全て自分たちのものであり、何が何でも取り戻す、ということを教師は子供たちに教育し、その教師たちも子供時代に刷り込まれてきたということにです。単にイスラエルの独裁的な首相ネタニヤフの扇動や狂信的で戦闘的な人々による暴走という理由では片付けられない、とても根の深い問題があることを知りました。
何度も繰り返し考えてしまうのですが、ローマ帝国に刃向かって敗北し、約束の地を追われた二千年の間は、差別と迫害の苦難の歴史であり続け、近代にはボグロム、ホコローストという大虐殺を立て続けに経験したユダヤ教徒は、ヒューマニズムと自由を最も希求し続けた人たちであり、最もそれを大事にする人々であるべきと思っていたのに、自分たちがやられ続けた事を、自分たちよりも立場の弱い人々に何の躊躇もなく実行できてしまう事に、彼らは現代ではなく、彼らの栄光の時代、ヒューマニズムも自由もなく、迷信と権威が幅を利かす時代を希求しているように思え、恐ろしさを覚えます。
但し、すべてのユダヤ教徒がそうなのだと云う訳ではありません。
実際にホコローストの生存者、サバイバーと呼ばれる高齢の人々の多くは、今の状況に苦しまれていると云います。しかし、彼らサバイバーもまた、長年に渡ってイスラエルの中で臆病者の烙印を押されてきたと云われます。
また、海外の大学などに進み、パリスチナ人の同窓や同僚と接することで、彼らへの憎悪が消えて、同じ人間として尊重や尊敬に目覚めたユダヤ教徒もまた多く存在します。ても、彼らの声は、イスラエルの国内に渦巻く裏切り者としての残酷なほどの脅迫や暴力によってかき消されています。

日本人に何かできる事など、無念なほどにありませんが、ただただ、イスラエルの人々に、神がモーセに示された十戒の中の、殺してはならない、盗んではならないの戒めに従い、直ちに戦争行為、殺戮行為を止めて、近代以前のあらゆる民族、教徒にとって、カナンの地が共生と安息の地であったことを思い出し、再びカナンの地が、そのようになるよう努力を惜しまぬ人々になってくれることを、あなたたちの神にすがり願います。
        

山本由伸投手の好投で、ドジャース二連勝です!

山本由伸投手、昨年まで日本で無双の投手であったその片鱗を、ワールドシリーズ第二戦の大一番で披露してくれました。MIX157kmの速球を中心に、スライダー、カーブ、スプリットを変幻自在に投げ分けて、7回1アウトで降板するまで、ヤンキースの強力打線を翻弄し、ワールドシリーズ初登板初勝利を記録しました。
ドジャースは、エドマン、フリーマン、T.ヘルナンデスのホームランで4対2で連勝です。
ただ、7回裏四球で出塁した大谷翔平選手が二塁盗塁を敢行し、スライディングの時でしょうか左肩を脱臼したとトレーナーに話す声を聞いたとき、一種の戦慄を覚えました。
怪我の状態はまだ明らかになっていませんが、試合出場に影響ないものであることを祈ります。

今日は、衆議院選挙の投票日です!

今日は、今後の日本の命運を左右することになるであろう、国政選挙の投票日ですね。
兵庫県民としては、11月に行われる前知事失効に伴う知事選挙を考慮した投票行動になる、と思います。
私は入院が決まっていましたので、先週のうちに10区の投票を済ませました。
10年前なら民主党や維新への期待感がありました。でも、民主党の派生党は自民よりも党内代謝が進まず、国政の受け皿としての力量不足だし、維新は腹の内が見えず、この度の兵庫県前知事の不祥事疑惑においては、内部告発し、その後自殺に追い込まれた元職員の、県が押収した個人情報を辻説法の最中に道行く人に風潮して誹謗行為を行った所属議員が何人もいたりして、とても信用が持てない事から、選択肢から除外しました。
そして、党内に反対勢力を抱えながらも慎重に改革を進めること、そして安全保障や外交の幅広い知見と誠実に実行してくれるであろう石破という人物を信じて委ねようと決めました。
選挙結果がどうなるか、期待しています。