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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年5月12日土曜日

スポーツ日和です!


朝起きて、外に出た最初の感想は
涼しいな~
でした。
大気は、北から南東にゆっくりと動いています。
西高東低です。
北極の寒気が、こんな時期にまで強く張り出している。
これで日照時間が短ければ、零度、そして雪になるところでしょう。
おかしな天気です。

でも、考えてみれば、こんな秋空の様な、爽やかな空気の中でスポーツをするのは最高です。
鹿島中野球部は、本日、高砂市招待大会で、1回戦加西の善防中と対戦する様です。
仕事で観戦することはできませんが、少年達にとって実り多い試合となること願います。

2012年5月11日金曜日

足裏のマメ、処置しました。


よく寝ました。夜中一度起きはしましたが、二度寝し6時に起床、10時間は寝た勘定です。
左足裏にも大きなマメができています。腰も足筋にもそう痛みはないのですが、足裏をついて歩くことができません。
マメの水を抜き、薬を塗ってガーゼを当てました。
ガーゼを当てると、それがクッションとなって痛みは随分軽減しました。
助かりました~

さあ、今から仕事、行ってきます。

5月15日は、”写真で世界とつながる日”です。


昨日、加西市立図書館で読んだ、『ニューズウィーク日本語版』最新号で、
”5月15日、世界の人々と一緒に日常の暮らしを写真に収めましょう!”
”写真で世界とつながる日 カメラを持って出かけよう!”
-aday.org-
というイベント告知広告を目にしました。

早速、というか夜中に目が覚めて、
a.aday.org
http://ja.aday.org/
にアクセスし、エントリーしました。

被写体のメインカテゴリーは、
住まい
仕事
つながり
です。その下に幾つかサブカテゴリーが用意されています。
写真のアップロードツールは、5月15日当日に、リリースされると書かれています。

5月15日は火曜日です。飾らない日常の一コマを写し取れればと思います。

2012年5月10日木曜日

風の中を歩いてきました。終着は滝野です。

風に吹かれてきました、風の中を歩いてきました。気持ちよかったです。
でも最後は、痛かった・・・

7時過ぎ、家を出て加西を目指しました。
御国野から飾東に入り、そして国道372を東に歩きます。
そして国道を逸れ、丘陵地帯をひたすら北東に向かって歩きました。
加西市に入りました。でも市中心街まで8㎞の標識を見、変化の乏しい道程がまだ二時間続くのかの少々げんなりしましたが、でも足を止めることなく歩き続けました。

そして11時半頃、図書館のあるアスティアかさいに着きました。
パンと紅茶で軽めの昼食をとり、図書館で雑誌を読みました。
しっかりと縛った靴紐を解いで靴を脱ぎました。足先から得も言われぬ開放感がこみ上げました。
左足裏はどうこうないのですが、右足の甲にはどでかいまめができジンジンします。
さあ、これからどうしようかと思案しました、でも時間も早いし、滝野を目指すことにしました。

12時半、アスティアかさいを後にし、県道24、そして県道371をひたすら東に歩きました。北から少し強めの涼やかな風が流れてきます。白鷺や鳶が風に泳いでいました。
そして3時、JR滝野駅に着きました。8時間の行軍が終わりました。

よく頑張った自分への褒美に、中華そば大橋で、旨い中華そばを食べました。小ぶりのお椀には、甘めでアッサリとした品のあるスープが縁まで注がれています。面は細めのストレート麺、スープも何もかも一気に食しました。

そして3時53分の加古川行きの電車に乗って帰路に着きました。
JR曽根駅を降りたって時計を見たら4時53分でした。
8時間の行軍も、電車では1時間足らずです。
足は冷え、右足裏の豆はすっかりつぶれています。一足すすめる毎に右足裏から悲鳴が聞こえてきました。いやもう辛かったです。
自宅に帰り着いたのは、5時半でした。この40分ばかりが一番辛かったです。
でも無事に帰り着くことが出来ました。

風呂に入ってビールを飲んで、もう寝ます。。。

さぁ、歩こうか!

お早うございます。
今日も靄った空色ですね。でも天気は良さそうです。
ちょっと家の用事を済ませてから、歩いてきます。
どこまでいけるか、楽しみです。

2012年5月9日水曜日

明日は天気良さそうです、北に進もうと思います。


変則勤務で、明日も休みです。
天気良さそうです。足も大丈夫そう・・・
加西を目指そうかと思います。
図書館で本を読み、丸山総合公園で一休み、そして
戻りは北条鉄道、JR加古川線を乗り継いで帰ってこようかな。。。

でもさらに元気があれば、
滝野まで足を伸ばし、中華そば大橋で美味い中華そば、食べたいなぁとも思います。

すべては明日の朝、
行こう!
と思い切るかです。
(*^_^*)

昨日は、長歩きしてきました。


昨日は、長歩きしてきました。

7時過ぎに家を出、大塩浜を巡りました。
海は穏やかでした、ほんのりと潮の香りが漂います。
薄いもやが掛かっていて、遠くの島影が見えませんでした。
天の灰色と海の灰色が水平線辺りで溶け合って境が消えていました。

突堤で糸を垂れるおっちゃんに
『何がつれるんですか?』と訊ねると
『何もつれへん、ハハハ』と鷹揚な返事、ゆったりとした時間を楽しんでいる、そう思いました。
浜の内にあるゴルフコースには、早くから沢山の組がプレーをしていました。

海を後にし、鹿島さんに向かいました。
大塩の馬坂峠を越えて牛谷へ、そして中筋、阿弥陀を経て、鹿島さんに到着。
鹿島さんの参道では、人力車を引く背広姿の数人に出会いました。鹿島神社の対面にある鹿島殿では、参道を花嫁さんを人力車に乗せて引くようです。その練習を行っていました。もう一つ、いままであまり意識しなかったのですが、参道には占いの館が数軒あって、『占いの小道?』なる言葉を目にしました。私のような物見遊山には陰なるものが、これまで目に留まらなかったようです。
そして、鹿島神社の境内に入り、その後、高御位山に続く入り口となる高台に登りました。山麓に広がる阿弥陀、そして別所の町並みを望みました。心地よい風が舞っていました。

参道で、いつも立ち寄る店で柏餅を買いました。蒸籠で蒸し上がった白と草色の餅を柏の葉にくるんで、丁寧に包んでくれました。持ち帰る分とは別に、一つよもぎを頂きました。私は柏餅、葉っぱのまま頂きます。口に入れると葉の繊維でくしゃくしゃになるのですが、まるまる頂く、その贅沢があるのです。
口に含むと、店の女将が『あっ!』と声を漏らしました。
これが私の食べ方ですので、どうか気にしないで下さいね。

それから二号線を西に歩きます。
丁度昼時、店のチームメイトが順番に休憩を取っている頃です。でも、歩きだからいつ頃つくか分からない。やむなきことです。
そして12時半過ぎ、休憩所で休んでいるチームメイトを見つけ、そこで餅を二つ食べました。

暫し休憩の後、次はお城を目指します。
播但道の側道を歩き、天川の遊歩道を歩き、西を目指します。
新小川橋にたどり着き、家の墓掃除をする事にしました。
墓地は、そこいら中雑草が生えていました。春分やお盆であれば、綺麗に掃除され、献花されて、整然とした美しさを感じる場所なのですが、合間はこんなものなのですね。
枯れた花を捨て、墓の周りの草挽きをしました。そして、たわしで墓石の汚れをとりました。

そしてまた歩き始めます。
路地を通って、城を目指します。
開けた通りにでました。城郭、城内図書館にでました。
シロトピア公園に入って、お城を望みました。
城の天守は、大きな白い幌を被っています。平成の大修理が終わって、優美な姿を再び拝見できるのは二年先です。
公園内で、タキシードを纏った男性とウェディングドレスに身を包んだ女性が、並んで写真を撮られていました。とっているのはプロの女性写真家でした。
もしかしたら、どこかの結婚式場のパンフレット用かもしれない、そう思いました。
シロトピア公園内の花壇には、さまざまな花が咲き乱れていました。
微風に揺らいでいました。

図書館で暫し休憩を取りました。
雑誌を二冊読みました。

それから、散髪に行こ!そう思い立ち、二号線沿いにある散髪屋さんを目指して、東に歩きます。
散髪をして、そのまま自宅を目指してひたすら東に歩きました。
夕陽がにじんで見えました。
18時半でした。

家の手前でビールを買いました。
風呂に入って、夕飯を食べ、そしてビールを飲んで、寝床に入りました。
とても早い就寝となりました。

これまで、そう長歩きした経験はありませんでした。
一番歩いたのは、18歳の頃、大学祭のイベントで100㎞歩行というのがあって、ワンダーフォーゲル部の友達に誘われて出ました。決め手は、三食食事にありつけるという事でした。明け方、丘陵の道を延々と歩くコースが続き、その時は、この歩きはいつまで続くのだろう、とても不安を覚えました。そしてゴール10㎞手前で両足裏にできた豆の層が一度につぶれ、最後は、痛みに神経が麻痺した状態での完走でした。
その夜、銭湯に入って汗を流し、片町に飲みに行きました。そして、一件目のおでん屋で、大根を食しながら寝入ってしまいました。ほんと傍迷惑な男です。

そして30歳の夏、高知駅から桂浜を目指して歩きました。この時は、ほんと思いつきの旅でした。朝目覚めて、龍馬に会いたいと強く思い、その気持ちのままに家をでました。新幹線に乗って岡山で下車、特急電車に乗り換えて、瀬戸大橋を渡り、高知に着きました。
道路標識だけを頼って歩き始めたのですが、距離の割に全然着かないのです。どこかで方向を間違えたのでした。西に進んでいました。漸く太平洋にでました。
それから、浜に沿って東に進み、桂浜に漸く到着しました。夕方になっていました。
龍馬像のところで、暫く時を過ごしました。
土佐名物アイスクリンを食べました。

この度の長歩きで思ったこと、それは私、随分足が強くなったなぁという事です。
足もそうですが、気持ちもです。次はあそこに行く、疲れは波のように周期的に襲ってきますが、やがて疲れは治まって、気付けばまたぐんぐん歩いているのです。
道程では、引き返すことも立ち止まることも出来ないのです。ですから前を向いて歩く、そういう状況が人を強くしてくれるのだと思います。

2012年5月8日火曜日

足の向くまま・・・いってきます!

お早うございます。
今日もヒンヤリで開けましたね。高砂の定点天気予報では一日晴模様なのですが、今は薄曇りです。
さあ、今日は長歩きしようと思います。
海に行くか、それとも鹿島さん、足の向くまま気の向くままに歩きたいと思います。

大好きな酒、ワインの話


私の大好きなお酒はワインです。
最近はワイン屋で買える身分ではないですが、でも美味しいワインは飲んでいます。

ワインとの最初の出会いは、22歳、会社の寮に入っていた頃で、月末給料日前は飲んで金が尽き、近くの酒屋で一升瓶入りのワインを購入してました。
安くて沢山飲める、それが理由でした。

その後も、気の利いた洋食店でワインを飲んだことは殆どなく、部屋で楽しむための酒でした。
つまみは、やっぱりチーズですね。30代前後、ワインに傾倒した時期があって、つまみにも結構凝りました。ブルーチーズ、ちょっと苦みのあるチーズです、山羊のチーズ、こちらは臭みが強かった、でも渋めの赤には良く合ったのです。
白はドイツのアウスレーゼが好みでした。ドイツワインには、ワインの品位があって、品位が与えられたワインには、ボトルにゴールド、シルバー、ブロンズのラベルが貼られています。当然ながら値段はピンキリなのですが、当時は3000円くらいでゴールドラベルワインを味わうことができました。嫌味がなく、すっきりとして、そしてほんのり甘く、とても爽やかなのです。ワインが初めての女性でも、きっと気持ちよく味わえると思います。
赤ワインは、重厚なものが好みです。といっても、日本酒の甘辛と同様に、極端な差などないのですが、でも何というか、口に含むと芳香がさっと放たれるのではなく、いつまでも舌の上に残る感じを憶えるのです、いつまでも味わっていたい、そんな余韻が楽しめる、それが重厚さだと感じています。
そうはいっても、 ちびりちびり飲んでいるわけではありません。最初のグラスだけはゆっくりと味わいますが、後は、他の酒と同様に、あおるように飲みます。
そして何故にワインが1番好きな酒であるか、という理由がここにあります。
私は今までにワインを飲んで一度も吐いたことがないのです。日本酒では何十回となく吐いた経験がありますが、ワインでは吐いたことがないのです(酩酊したことは何度かありますが・・・)。勝手な信仰とも言えますが、でも何度か苦しくなったことはありますが、ワインは吐かない、もったいない、と我慢を完遂しました。吐いたことがないから一番好きなのか、一番好きだから吐かないのか、そこのところはよう分かりません。

90年代、ワインがポピュラーに味わえるようになってからは、チリワインをよく購入し飲みました。チリの葡萄は高地、乾燥地帯で生産されます。ですからヨーロッパのワインと同様に品質が良いのです。何より安かった、1000円でおつりがもらえる値段でした。
2000年代は、南アフリカのワインをよく飲みました。アパルトヘイトが解消され後、日本でも南アフリカ産のワインが流通するようになったのです。南アフリカは南半球の極地に近く、乾燥地帯であります。そしてオランダ人や英国人が入植し、ワイン農場を開いた歴史があります。ですからワインの品質はとても良いのです。2000円~3000円くらいで結構美味しい赤ワインを味わうことができるのです。

そして90年代中期、インターネット黎明期に、日本にはまだ流通していなかったオーストリアワインをネットショッピングで購入し、輸入したことがあります。
ワインマーケットグランツです。オーストリア在住の日本人女性が、オーストリアワインを紹介するネットショップを立ち上げたのです。
そこでは、貴腐ワイン、アイスワインなど、フランス産ワインであれば何十万円もするワインが、ハーフボトルですが4000円くらいで購入できたのでした。
グラスに注いだその白ワインは琥珀色で、とても甘美、甘露といったほうが適切かもしれない飲み物でした。

そして現在愛飲しているワインは、日本の株式会社アルプスワインが製造している信州産100%の赤ワインです。
『酸化防止剤無添加信州コンコード』1000円
とても口当たりの良いワインです。そしてどちらかといえば重厚なのです。
買って、その日すぐにキャップを取って飲みますと、そう軽やかな口当たりなのです。
ですが、暗がりに静かに置いて、数日室温に馴染ませた後に飲みますと、とても柔らかく落ち着いた味わいになります。同じワインなのですが、不思議なことに飲み口が変わるのです。

そしてワインは、聖書の御言葉の表現をかりれば、
イエスの血です。因みにパン(やチーズもです)は肉です。
ワインを飲むことは、主をほふることになります。
そういう意味もあって、ワインには特別な感情を持つようになったと思います。

因みに今、飲んでます。明日は仕事休みです。