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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年8月31日金曜日

いよいよ夏も終わりですが・・・


おはようございます。
今日で8月も終わりですね、ですが残暑が厳しいです、というか最近湿気が酷いですね。
これも先日の台風15号の余波でしょうか?
湿気が高いと気になりますのが”熱中症”です。

”熱中症”とは、体内に熱気が溜まり体温が上昇、また水分や塩分も体外に出て減少し、その結果、体の機能障害や意識障害を招く症状です。
特に湿度の上昇に注意が必要と言われ
湿度が低ければ、かいた汗もすぐに乾き、体内の熱気も発散されて体温の上昇を防ぐことができますが、
湿度が高いと、汗が乾かず、肌がべとついて、体内の熱気の発散が阻害されて、体内にこもり、その結果体温の上昇を引き起こします。
”熱中症”患者が増大する目安は、気温28度、湿度65%と言われています。ですから9月に入って気温が少し下がっても湿度が高ければ、また熱帯夜が続く場合は、まだまだ”熱中症”の注意が必要です。

私は趣味の長歩きの効用でしょうか、すごく汗をかきます。そして大量に水を飲み、食事もとります。そしてなにより、自律神経が鋭敏になった様に感じます。
暑い時は暑い場所に少しでも長く身を置いて、体を暑さに順応させる(但し、体力がある場合にかぎりますが)、 これが上手な暑さとのつきあい方ではないかと思います。

2012年8月29日水曜日

ダルビッシュの快投、見ました。


久しぶりに休みとダルビッシュの登板日が重なって、メジャーリーグのLIVE中継を観ることができました。解説は理論派で辛口の武田一浩さん。

前日までのダルビッシュの成績
投球回数 被安打 与四死球 失点 自責点 防御率 奪三振 勝 敗 完投
-------------------------------------------------------------------------------------------
147回2/3  129   90     79    74   4.51   172  12  9  0
から、
与四死球+被安打で、219と投球回数をはるかに超える走者を出している。
通常、投球回数と同程度で防御率3点台と言われるのだから、現在の防御率4点台は当然の結果であろうと話されていました。

因みに昨年度日本での成績ですが
投球回数 被安打 与四死球 失点 自責点 防御率 奪三振 勝 敗 完投
-------------------------------------------------------------------------------------------
232      156   42     42    37   1.99   276  18  6 10

特に与四死球の数は現在メジャーワースト3で、そこにダルビッシュの苦悩があると感じます。

そして今日のレイズ戦、4回から観ました。
相変わらず走者を背負う苦しい投球です。ですが、ダルビッシュのもう一つの魅力、見事なフィールディングで0点にしのいでいました。
4回裏先頭打者キンズラーがレフトポール際に先制のホームランを打ち込みます。
そこでまた武田さん、
今日のダルビッシュは、ワシントン監督から投球数120球前後で7回以上マウンドを守る事を要求されている事に触れ、4回に見せた良い投球が続けられれば、そして失点せねばクリアできるだろうと話されました。

レイズの先発投手は右のシールズ、3回まで強打のレンジャーズを一人も塁に出していません。そのシールズ、その投球フォーム誰かに似ています。《トルネード投法》、そう野茂スタイルです。野茂ほどに極端ではありませんが、クルリと打者に背を向けて、その後は違って立ち投げです。ですが、上背で投げ下ろす速球は力感があり、角度のついた速球、落ちる変化球にレンジャーズの並み居る強打者がクルリクルリと空振りです。

そして今日のダルビッシュ、4回以降、ある変化球が見事に決まってレイズ打線を翻弄しました。それは《フォークボール》です。

ダルビッシュは七色の変化球、そして150㎞を悠々と超える速球と見事な制球力で日本球界に君臨しました。しかしメジャーの打者は、追い込んでからの鋭くアウトコース外に逃げる魔球スライダーにバットが届き、痛打されてしまうのでした。
もちろん剛速球でさえ、スーパースターの打者ならば、詰まってもオーバーフィンスしてしまいます。適応力、修正力にずば抜けたダルビッシュでさえ、どこに投げれば良いかに窮してしまったのではないかと思います。
ですがどうやら答えは見つかった様子です。
打者のストライクゾーンに向かいながら鋭く落ちるフォークボール、これです。
ダルビッシュのフォークボールは150㎞近い低めによく制球された速球で、打者の手元で鋭く曲がり落ちるのです。
このボールが安定しだした4回以後のイニングは、しょんべんカーブそしてアウトローの速球を織り交ぜ、完璧にレイズ打線を押さえ込みました。
そして本日のゲームは7回無失点で勝利投手となりました。

MLBゲーム結果
http://mlb.mlb.com/mlb/gameday/index.jsp?gid=2012_08_28_tbamlb_texmlb_1&mode=gameday

今日のゲームがきっかけとなって、これからのレギュラーシーズンクライマックス、そしてポストシーズンで、ダルビッシュの威風堂々としたマウンド姿が数多く見られることを、大いに期待します。

平成24年度秋季高校野球兵庫県東播西支部大会が閉幕しました。


昨日で秋季東播西支部大会の全日程が終了しました。
☆8月27日(月)決勝戦
加古川西 3-5 加古川北
☆8月28日(火)敗者復活戦代表決定戦
加古川東 5-4 東播工
松陽   1-5 高砂

そして東播西12校の代表として次の4校が兵庫県大会に出場します。
第1代表 加古川北
第2代表 加古川西
第3代表 加古川東、高砂

そして他支部の代表校(昨日時点) ですが
北阪神08校代表(3校) 川西緑台、伊丹北、(川西北陵vs.伊丹西 勝者)
東阪神09校代表(3校) 尼崎工、市尼崎、(武庫荘総合vs.尼崎北 勝者)
西阪神11校代表(4校) 関西学院、宝塚北、(仁川学院vs.甲陽学院 勝者)
               (県西宮vs.宝塚 勝者)
南阪神08校代表(3校) 報徳学園、市西宮、(県芦屋vs.西宮今津)
東神戸10校代表(3校) 科学技術、神港学園、六甲アイランド
中神戸09校代表(3校) 兵庫商、神戸弘陵学園、神戸村野工
西神戸08校代表(3校) 神戸国際大附、舞子、育英
西神代08校表 (3校) 須磨翔風、神戸高塚、北須磨
東播東08校代表(3校) 明石商、明石、明石城西
北播10校代表 (3校) 社、北条、西脇工
東姫路10校代表(3校) 市川、福崎、姫路工
西姫路10校代表(3校) 東洋大姫路、網干、姫路南
西播12校代表 (4校) 県立大附、赤穂、佐用、相生産
但馬09校代表 (3校) 豊岡総合、和田山、生野
丹有11校代表 (4校) (篠山鳳鳴、三田西陵)、氷上、柏原
淡路06校代表 (2校) 淡路、(津名vs.柳学園 勝者)

こうしてあらためて見ると、兵庫県って広いなぁと思います。
そしてまた群雄割拠だからこそ、兵庫県の高校野球は強いのだと実感します。

東播西支部代表となった4校には、是非県大会でも素晴らしい活躍を期待します。
さあ、来春に向け、そして来夏に向け、球児達よ走り出せ!

2012年8月26日日曜日

朗読ビデオの作り方


夏休みも後一週間余りとなりましたね。
世の少年少女達へ、自由研究や工作、読書感想文などの夏休みの宿題・課題は出来上がっていますか?
私などはこの時期になって気づき、やっつけでやっていました。

でも本来、物を作るという行為は楽しいものです、心のままに絵を描いたり、詩を描いたり。また、何かを調べる、探すという行為も素敵なことです、自ら見つけ出した喜びはひとしおだからです。

さて、私はここ数年『朗読ビデオ作成』を趣味としているのですが、その作り方を少しお話ししたいと思います。

[制作に使用している道具]
①パーソナルコンピュータ
 私は長年使い慣れているセパレート型デスクトップコンピュータを使用しています。
②スキャナー
 印刷物をデジタルデータに変換する装置です。
③デジタルカメラ
④ICボイスレコーダー

[制作に使用しているソフトウェア]
①Windows ムービーメーカー
 動画を編集、作成するソフトです。
 Microsoft windows.comから無料でダウンロードできます。
 http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-live/essentials-home
②COREL PhotoPaint
 長年愛用している画像を加工・編集するソフトです。
③ICボイスレコーダーにバンドルされた音声編集ソフト
 OLYMPUS sonorityを使用しています。
 さまざまなエフェクトが楽しめます。

(1)まずはじめに朗読です。
読みたい文章を決めます。
自作でも、お気に入りの絵本、詩集、新聞や雑誌の記事、コラムでもいいです。
そしてじっくり朗読して、文章を味わいます。
朗読とは、つまり自分にまた他人に伝えたい事柄を言葉を発して伝えるという行為です。
ですから、ゆっくりとまた気持ちを込めて、相手に伝えるという動機を込めて、読み進めます。私は朗読していて、頭の中にイメージが湧き出てきたところで、録音を始めます。

つっかえても、読み間違えても、その時点から読み直し、どんどん読み進んでいきます。
二三回通し読みを行ったところで録音を終了し、音声データをパソコンにアップロードします。
パソコンの音声編集ソフトを利用して、音声データを編集します。不要な箇所をカットし、また言葉の間の長さを調整して、可能な限り聞きやすい朗読に編集するのです。
そして編集し終えた音声データを、オーディオプレーヤーで一般的な音声ファイル形式MP3ファイルに出力保存します。

(2)朗読にお気に入りのBGMを挿入します。
言葉には軽やかさ、たおやかさ、力強さがあります。また、それが連なった物語には、悲しさ切なさもあれば、喜びや希望もあります。私たちは同様に音楽からもそれを感じる事ができます。その感情に合致した音楽をメロディーをBGMに使用します。
でも真逆の音楽でもいいとも思います。朗読と重ね合わせることで、予期しなかった効果を感じるかもしれないですからね。

パソコンで、音楽CDの音楽データをMP3に変換保存します。もしくはインターネットの音楽サイトから音楽データをダウンロードします。
音声編集ソフトを利用して、朗読トラックとBGMトラックを重ねます。
BGMトラックは、特に朗読に重ねる、挿入する位置(時間)、終了位置(時間)を意識して、長さを編集します。
そしてミキシングした音声データを出力保存します。

(3)動画に使用する、写真やイラスト、ムービーカメラで撮影した動画を準備します。
私は、過去に撮りためた写真データや絵本のイラストをスキャナーで取り込んで、動画に使用したい画像データを準備します。
絵本や書籍から写真やイラストを取り込む場合は、絵本や書籍が傷まない様に注意します。そして取り込める箇所のみ取り込みます。
朗読ビデオに使用する画像のセル枚数を決めてから、画像編集ソフトを利用して、画像の縦横サイズを統一し、またタイトル画像やエンドロールに使用する画像なども作成します。

(4)いよいよ『朗読ビデオ』の作成です。
パソコンで動画編集ソフトを起動して、まず表示する画像や動画を順番に挿入します。
続いて音声データを挿入します。
音声データの転調、物語の切り替わりに合わせて、各画像を表示する位置、表示する時間を調整します。
そして、これで良し、という構成がなったところで、Windowsで一般的な動画ファイル形式wmvファイルに出力保存します。

これで『朗読ビデオ』は完成です。

音声、画像、動画の各編集ソフトの画面を説明の合間に挿入しましたが、三つのソフトを駆使するのはとても大変だ!なんて思われていませんか?
でも画面をよく見てください。パソコンから見れば扱うマルチメディアファイルは、単なるデータファイルに過ぎないのです。
音声編集ソフトは、複数の音声ファイルをトラックと称して、重ね合わせる事から始めます。
動画編集ソフトは、複数の音声ファイル、動画ファイル、静止画像ファイル、テキストファイルをトラックと称して重ね合わせる事から始めます。
また画像編集ソフトは、複数の静止画像ファイルやテキストをセル画として重ね合わせる事から始めます。
マルチメディアの編集はほぼ同じレイアウトで編集作業を進めていけばよいのです。
ですから、例えば写真編集するソフトを利用されているのであれば、音声編集ソフトも動画編集ソフトもそう戸惑うことなく使いこなすことができると思います。

過去最強クラスの台風15号、沖縄に接近


少しだけ秋の気配を感じられる様になりましたが、まだまだ夏は終わらない、
暑い毎日が続いていますが、南洋ではしっかり季節は進んでいるようです。
日本において秋は台風襲来の季節です。太平洋高気圧の勢力が弱まって、高気圧の周辺を沿って北上する台風の進路が日本列島に掛かります。そして上空の偏西風、ジェット気流の帯も日本列島に掛かってきます。台風は時計の逆回りで日本に接近し、本体が日本列島に掛かった頃に、ジェット気流に乗って速度を増して通過していきます。

この20年余りで、日本の南海域の海温が一度上がったと言われます。それがため台風は、北上して日本に近づいても、海から熱エネルギーと水蒸気を補給し続け、衰えず、勢力を維持・拡大し続けます。

現在沖縄に近づいている台風15号は、26日夜から27日明け方に掛けて、沖縄本島地方に最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルの猛烈な風をもたらすと予報が出ています。
また雨量も今後24時間降水量が600~800ミリに達すると予報されています。
台風15号は、沖縄を通過後は、東シナ海を北上、朝鮮半島西岸を北上し中国大陸に達するとの進路予報がでています。
気象庁台風情報リンク

昨日の夜、毎日放送で『スーパー台風』をシミュレーションした番組が放送されていましたが、過去台風の映像で、暴風、大雨、洪水、高潮の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。
地球温暖化が招く突発的な異常気象の恐怖を描いた"The Day After Tomorrow"というDisaster Movieがあります。1000年単位で起こるであろう気象変動が数日で起きてしまうと言う娯楽映画ならではのストーリーではありますが、大都市を襲う暴風、大雨、洪水、高潮の恐怖映像は必見です。私たちは疑似体験、追体験して、危険や危機に備える気持ちを養わなければならないと思います。