少しだけ秋の気配を感じられる様になりましたが、まだまだ夏は終わらない、
暑い毎日が続いていますが、南洋ではしっかり季節は進んでいるようです。
日本において秋は台風襲来の季節です。太平洋高気圧の勢力が弱まって、高気圧の周辺を沿って北上する台風の進路が日本列島に掛かります。そして上空の偏西風、ジェット気流の帯も日本列島に掛かってきます。台風は時計の逆回りで日本に接近し、本体が日本列島に掛かった頃に、ジェット気流に乗って速度を増して通過していきます。
この20年余りで、日本の南海域の海温が一度上がったと言われます。それがため台風は、北上して日本に近づいても、海から熱エネルギーと水蒸気を補給し続け、衰えず、勢力を維持・拡大し続けます。
現在沖縄に近づいている台風15号は、26日夜から27日明け方に掛けて、沖縄本島地方に最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルの猛烈な風をもたらすと予報が出ています。
また雨量も今後24時間降水量が600~800ミリに達すると予報されています。
台風15号は、沖縄を通過後は、東シナ海を北上、朝鮮半島西岸を北上し中国大陸に達するとの進路予報がでています。
気象庁台風情報リンク
昨日の夜、毎日放送で『スーパー台風』をシミュレーションした番組が放送されていましたが、過去台風の映像で、暴風、大雨、洪水、高潮の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。
地球温暖化が招く突発的な異常気象の恐怖を描いた"The Day After Tomorrow"というDisaster Movieがあります。1000年単位で起こるであろう気象変動が数日で起きてしまうと言う娯楽映画ならではのストーリーではありますが、大都市を襲う暴風、大雨、洪水、高潮の恐怖映像は必見です。私たちは疑似体験、追体験して、危険や危機に備える気持ちを養わなければならないと思います。
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