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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2018年9月3日月曜日

避難、どうするか。ここが思案の為所です。

9月1日防災の日の新聞に、防災の日の由来である大正12年(1923年)9月1日正午前に発生した関東大地震で大規模な火災が起こってしまったのは、当日に日本海を北上する台風があって、その台風の影響で関東地方に海からの強い南風が吹いていたことも原因の1つの書かれていました。
調べてみると、「デジタル台風」のサイトに、当時の天気図が掲載されていました。

1923年9月1日:関東大震災と天気
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/contribution/weather-chart/005.html.ja

今年は、8月に過去最大の9個の台風が発生し、3個の台風(15,19,20)が日本列島に上陸しました。
そして8月28日(火)、9番目に発生した台風21号が日本列島を、近畿地方を、播州地方を直撃するコースで迫ってきています。
この台風21号は、過去最悪の被害を日本にもたらした伊勢湾台風(1959年台風第15号)に非常に酷似し、勢力を衰えぬままに明日日中に四国に上陸し、速度を上げながら近畿地方、北陸地方を通過するという予報が出ています。
秋雨前線は日本列島の北へと移動し、秋雨前線が活発になって大雨、長雨になる心配は無いけれど、台風21号に進路の北東にあたる地域は、豪雨と暴風に見舞われることになりますね。
直近に日本に上陸した台風20号は、深夜零時頃に姫路付近に再上陸しました。その前後2時間ほどは、凄い雨と風でした。でも、今回の台風21号は、前以上の雨風が起こる想定で、身構える必要がありそうですね。
夕方、雨戸を閉めて、家の周りの飛ばされそうなものは飛ばないようにしっかりと片付けたいと思います。
そして避難、どうするか・・・
私の住む北浜町は、昔は大雨と高潮が重なると西浜川が氾濫して洪水が起こりました。現在は、河口の水門に排水ポンプ場が設置されて、川の氾濫による洪水の危険はほぼなくなりましたが、山から流れ出る水を受け止める田畑がめっきり減少したため、低い土地はまだまだ洪水の危険があります。
また一本松をはじめとする日笠山連山は雑木林があって、雨と風の降りようによっては、倒壊の危険も想定しなければならないでしょう。
避難、どうするか。この町では、これまで緊急に避難を要する災害に見舞われていないため、集団で避難する、逃げるという行動経験がありません。
結局は私も、家族とともに家の中で台風の通過を見守ることになりそうですが、万一、60メートルを超える突風や竜巻でも起これば、古い木造家屋であるためひとたまりも無いでしょうね。
避難、どうするか。ここが思案の為所です。