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不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2017年9月16日土曜日

2017年9月15日金曜日

中国やロシアは漁夫の利を企んでいるのでしょうか

この度の北朝鮮の暴走は、軍事大国と呼ばれる国が一丸とならなければ、止めることは難しく思います。それなにの中国とロシアは、ほとんど北朝鮮制裁に手を貸さず、いまでも裏で北朝鮮を支援しているのではと勘ぐってしまいます。
中国もロシアも、国民ひとり一人をみれば、私たちと変わらない、愛すべき人たちです。ですが、国の体制は違うし、平和の考え方、戦争の考え方は当然隔たりがあると思います。中国やロシア側から見れば、日本も米国も韓国も、同じように異質な国と見えているんだと思います。

敵か味方か
どちらが上か下か
身分や宗教観、民族観など、あらゆる考え方が、国によって国民性によって、まるで違うのだと思います。そして正義さえ、真逆であることも想像に難くありません。
ですから、何かの変化で、昨日までの味方が敵となることも想像に難くありません。

ある評論家が、こんなシナリオを語っていました。
アメリカが北朝鮮を核保有国と認めて和平に動き、アメリカの朝鮮半島のプレゼンスが弱ると同時に、北朝鮮が朝鮮戦争を再開して韓国に攻め入り、占領してしまう。韓国にとって最悪の シナリオです。ですがこれで済まないでしょう。
北朝鮮にも滅亡の危機が訪れるかも知れません。朝鮮半島で、対米の緩衝地帯が必要でなくなれば、朝鮮半島を丸呑みしようと中国やロシアが動き出すかも知れません。その時、北朝鮮は気付くでしょう。本当の敵は、昨日までの味方であったと。そして、無慈悲で迅速に行動する中ロの大軍に一気に攻め滅ぼされるだろうと思います。物量戦でも消耗戦でも、中ロの方が優れているからです。

そして、もし日本がアメリカとの安保を放棄していたら、次に攻め込まれるのは日本でしょう。
中国とロシア、漁夫の利を企んでいるように思えてなりません。

有事への憂い

日本政府は、この何年かのうちに重大災害に加えて北朝鮮やその他の国の脅威が現実になったとき国中にアラームを鳴らすシステムを構築しました。Jアラートです。
ですがJアラートでは国民を守れません。
もしミサイル攻撃のアラームだとしたら、鳴った数分か数秒後に、悪ければミサイルが落ちてくるからです。そして逃げようとも、ミサイル攻撃から身を守ってくれる頑丈なシェルターなどどこにもありません。Jアラートが唯一与えてくれるのは、側にいる家族を集める時間と神様に祈りを捧げる時間でしょうか。

スイスは、永世中立国を謳い、どの国とも組織とも軍事協力は一切行わず、そして、国民で国を守る意識と行動を徹底すると同時に、各所にシェルターを作って、万一の有事に備えています。テレビで取り上げられる度、美しく牧歌的なイメージから掛け離れたスイスの実態を、以前は過剰だと冷めた目で見ていました。
でも日頃から備えていれば、いざという時に憂いはないでしょうね。

日本は今、憂いばかりが漂っています。
シェルターを作るのにも持つのにもお金が必要です。
北朝鮮の急激に高度化する攻撃力に対抗する、より進んだ防衛力にも膨大なお金が必要な上、実現には相当な時間を要します。
そして、万一の有事の際に、アメリカの核の傘や、安保が本当に機能するのか
戦費にも膨大なお金が必要です。当然に戦争となれば国民の命を浪費されることになるでしょう。そして、日韓が戦火にまみれたら、罹災者の救済はどうするのか
日本は韓国の罹災者を受け入れられるのか
韓国は日本の罹災者を受け入れられるのか
考えれば考えるほど、憂いの種が増え続けます。

それに対して、
なんとかする、
なんとかできるという、
心構えは、
本当のところ、
ありません、
としか言えないのが実情です。

ミサイル防衛の矛盾

北朝鮮が、また日本に向けて大陸弾道ミサイルを発射しました。前回8/29と同様、襟裳岬上空を越えて、北太平洋の海上に着弾、飛行距離は約4000㎞でした。
北朝鮮がミサイル発射する度に、矛盾の故事について考えてしまいます。
『どんな盾でも突き通してしまう鉾で、どんな鉾でも突き通せない盾を突いたらどうなるか?』韓非子の故事では、つじつまが合わないことの喩えとして語られます。しかし、こんなつじつまの合わない武器でも本当に戦争となれば使うでしょう。そして有利なのはやっぱり鉾だと思います。
鉾は、必ず突き通せるところに突けばいいのです。突ける場所、弱点を突けば確実に戦果をあげることが可能です。盾は、ひとつふたつあったところで、すべてを防御することは不可能です。ましてや、その盾で鉾の攻撃が防げない事が判明すれば、盾への信頼、延いては国への信頼を大いに損なうことは間違いないでしょう。

鉾を北朝鮮のミサイルに置き換えます。そして盾は日米韓の遊撃ミサイルです。
北朝鮮は明らかにオープンな状態で、二度のミサイル発射を行いました。
北朝鮮の思惑は、
ミサイルの発射実験を行うことで完成度を高め、
武器としてのデモンストレーションを行う。
日米韓に脅威を与える
そして、日米韓の手の内をテストする。
だと思います。
特に三つめは、遊撃に最適な条件をわざわざ提供した上で、遊撃ミサイルの性能、精度をテストしようとしている様に思えます。
それは、たとえ遊撃ミサイルで撃ち落とせたとしても、本当の戦争での北朝鮮のミサイル発射を巧妙化させることに繋がるだけです。そして万一打ち落とせなかった場合、また打ち落としたミサイルの残骸で被害が生じた場合は、世論は北朝鮮の思惑通りに動くでしょう。ミサイル防衛の信頼は地に落ち、同時に政府やアメリカに対しての信頼が崩れます。
そして、北朝鮮に利のある講和へと向かうかも知れないし、この危機から逃れるために中ロの軍門に下るかもしれません。或いは、独自の核武装や軍事国家への道を歩み出すかも知れません。いずれにしても、それは平和憲法を頂く日本の国の終焉です。
だから遊撃ミサイルが撃てないのだと思います。ミサイル防衛の矛盾です。

日本は、三度目の日本へ向けたミサイル発射を断固阻止する決意が必要です。
ミサイル防衛では国を守れないことを認識して、北朝鮮が日本にミサイルを撃てば、それがたとえ日本本土に撃ち込まれるミサイルではないとしても、抑止が効かなかったと判断し、日米韓で、韓国が同調しなくても、アメリカが同調しなくても、たとえ日本だけになっても、日本の全戦力で北朝鮮を攻撃する。そういう北朝鮮への最後通告を行うことが必要と思います。迎撃ではなく、日本の決意という抑止力を示す事が必要だと思います。
その上で、北朝鮮との講和を模索すればいいのだと思います。
たとえ脅しであっても、本気で戦う決意を示す
その決意と同じ本気で、和平に挑む
これが、日本を北朝鮮の暴走から守る唯一の手立てではないかと思います。

台風第18号 勢力を維持しながら本土直撃のコースに向きを変えつつあります

明日から大雨、明後日には暴風も伴いそうです。
今日中、遅くとも明日の早いうちに、台風来襲の備え、しなければいけません。
後、避難場所の確認と早期の避難決断、必要です。

2017年9月14日木曜日

げんなり

阪神のエース秋山と球界のエース巨人菅野が素晴らしい投手戦を演じた試合は、試合後半の阪神の中堅、そして若手選手の拙攻によって、また勝ち星を失う結果となりました。
終わった試合のことをあれこれ言いたくはないけれど・・・
何故に6回で秋山を降板させたのか
試合に出続けるほどに下手になってしまう中堅野手を何故に使い続けるのか
好機に無策な拙攻を繰り返すのは何故か
クエスチョンばかりが募ります。
特にげんなりしたのは、
9回の表巨人の攻撃の場面
阿部の右中間フェンスを直撃する打球を、糸井がカバーして間髪入れず二塁に送球、その送球を大和がしっかりと捕球していれば、阿部を二塁で刺せました。それで巨人の追撃の狼煙は鎮火できたでしょう。おおいくさで、ビックプレーをものにできる選手、またチームこそ、おおくさで勝ち上がることのできる真の勝者となれるでしょう。でもボールは大和のグローブから洩れ落ちました。そして二死から、打つ気満々の長野にドリスが投じた初球は真ん中ストレート、ものの見事にレフト前にはじかれて、秋山の勝利はなくなりました。
そして9回裏から12回裏までの阪神の拙攻です。4度のノーアウトで出塁した走者を、無策の極みで本塁に帰すことができませんでした。ポーンポーンと初球から打ち上がるフライを恨めしく眺めるしかありませんでした。

それにしても、2位を死守するためにも是非勝たねばならなかった巨人3連戦は、阪神の1敗2分、実質2分は終盤まで勝ち試合でしたから、三連敗したようなものでした。
5点を貰っても、コントロールが定まらず死球からKOされた藤浪投手。藤浪には自分の理想を追求などせず、ハッキリ言えば制球を付けることに苦心などせず、ノーコンを武器に、ヒーローではなくヒールになれと言いたい。もう君には後がない、だったらヒーローの殻など脱ぎ捨ててヒールでも何でも良いから、打者と死にものぐるいで対決する投手の本分に立ち返って欲しいと思います。
そして極めつけは掛布二軍監督の解任。
げんなりする状況ではない筈なのに、げんなりです。
全然、ゲームが面白くないです。

台風第18号 台風の目が大きくハッキリしています。


2017年9月12日火曜日

掛布二軍監督退任

驚きました。ただただ驚きました。掛布二軍監督退任のニュースです。
掛布さんは、ご自身が持つミスタータイガースという人気と価値をぞんぶんに利用され、二軍の試合にタイガースファンを呼び込まれました。そして若虎たちにファンの前でプレーする喜びと上手くならなければならないというモチベーションを与え続けてきたように思います。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、大袈裟かも知れませんが、掛布さんは自分が踏み台になっても若虎が育つことを願われていたように思います。
背番号31は、江夏の28と並ぶ、私の中では永遠に不滅の数字です。

タイガースは金本監督のもと、さらに強いチームへと変貌していくことは間違いないと思いますが、でもその礎としてミスタータイガースの存在があったことは忘れません。
背番号31の背中が、またいつか見られること、大いに楽しみにしています。
とりあえず、お疲れ様でした。

※12年前の少年野球教室の一コマです。大人の方が感激しまくりでした。

2017年9月10日日曜日

ICDの電気ショックを受けました。


9月6日(水)、昨年8月に植え込んだICDによる電気ショックをはじめて経験しました。
用事で神戸に出かけ、空いた時間に花の写真を撮りに行きました。カメラの電池残量が少なくなってきたので、バックを下ろし、右足の膝を地面に付けながらがバックの中でカメラの電池パックを交換しました。その時です、うん?という一瞬の間の後に胸の前で何かが爆発したような衝撃を受けて、後ろにひっくりかえりました。痛いというより衝撃のすさまじさに驚きました。直ぐにICDの電気ショックだと理解しました。
起き上がり、時計を見ると14時50分でした。直前まで友人と電話をしていたので、時間的に意識を失っていたという感じはありませんでした。

とりあえずこれ以上何もないことを信じて、家に帰ることにしました。電気ショックの影響でしょうね、しばらく冷や汗が流れ続け、左肩から左腕に掛けて筋肉疲労の様な重怠さがありました。でも、なんとか無事に自宅に帰り着きました。
夕方、循環器病センター病院に電話を入れてから、妻の運転で病院に行き検査を受けました。手術後、一度も不整脈は起こらず、もちろんICDの電気ショックもなかったわけですが、何故かこの日の午前中から数秒という短い時間の不整脈が何回も発生し、午後、11秒を超える不整脈が起こったために、ICDが電気ショックを作動したとの事でした。
でも検査の結果、心配な症状は見つからなかったために、この日は入院せず帰宅できました。

主治医は、ICDの電気ショックは600ボルトで、相当に痛かったはずなのだが、痛みをそう感じなかったとすれば、その瞬間、意識を失っていたのかも知れない、と説明されました。つくづく、あの瞬間、しゃがんでいたことが幸運であったと思います。後ろにひっくりかえりはしましたが、どこも強打しなかったのですからね。
もし、ボーッと立っていて電気ショックを受けていたら、こんなでは済まなかったと思います。
あれから4日が経過しますが、電気ショックの影響でしょうか、まだまだ体が相当に怠いです。後、また車の運転ができなくなりました。不便です。