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短編小説3 『鳩と戯れる男』~偽善者が登り詰められる国の怖さ~

ある国の話です。 その国は55年間、独裁者に支配されていましたが、独裁者の世継ぎが凡庸であった事が幸いし、その虚をついて民が立ち上がり独裁者を追放しました。 民達は、国をどの様に治めればよいか話し合い、話し合いの結果、一つの町、村からそれぞれ代表者を一人選んで、共和で国を...

2017年9月14日木曜日

げんなり

阪神のエース秋山と球界のエース巨人菅野が素晴らしい投手戦を演じた試合は、試合後半の阪神の中堅、そして若手選手の拙攻によって、また勝ち星を失う結果となりました。
終わった試合のことをあれこれ言いたくはないけれど・・・
何故に6回で秋山を降板させたのか
試合に出続けるほどに下手になってしまう中堅野手を何故に使い続けるのか
好機に無策な拙攻を繰り返すのは何故か
クエスチョンばかりが募ります。
特にげんなりしたのは、
9回の表巨人の攻撃の場面
阿部の右中間フェンスを直撃する打球を、糸井がカバーして間髪入れず二塁に送球、その送球を大和がしっかりと捕球していれば、阿部を二塁で刺せました。それで巨人の追撃の狼煙は鎮火できたでしょう。おおいくさで、ビックプレーをものにできる選手、またチームこそ、おおくさで勝ち上がることのできる真の勝者となれるでしょう。でもボールは大和のグローブから洩れ落ちました。そして二死から、打つ気満々の長野にドリスが投じた初球は真ん中ストレート、ものの見事にレフト前にはじかれて、秋山の勝利はなくなりました。
そして9回裏から12回裏までの阪神の拙攻です。4度のノーアウトで出塁した走者を、無策の極みで本塁に帰すことができませんでした。ポーンポーンと初球から打ち上がるフライを恨めしく眺めるしかありませんでした。

それにしても、2位を死守するためにも是非勝たねばならなかった巨人3連戦は、阪神の1敗2分、実質2分は終盤まで勝ち試合でしたから、三連敗したようなものでした。
5点を貰っても、コントロールが定まらず死球からKOされた藤浪投手。藤浪には自分の理想を追求などせず、ハッキリ言えば制球を付けることに苦心などせず、ノーコンを武器に、ヒーローではなくヒールになれと言いたい。もう君には後がない、だったらヒーローの殻など脱ぎ捨ててヒールでも何でも良いから、打者と死にものぐるいで対決する投手の本分に立ち返って欲しいと思います。
そして極めつけは掛布二軍監督の解任。
げんなりする状況ではない筈なのに、げんなりです。
全然、ゲームが面白くないです。

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