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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2014年10月11日土曜日

ストップ! 「死」=「リセット」&「スキルアップ」

「All You Need Is Kill」というタイトルの映画がこの夏公開されました。観ていませんので詳細は語れませんが、なんでも戦闘で殺される度に、同じ場所、同じ時間に立ち戻り、スキルアップしていく男が主人公の物語だと思います。

まるでテレビゲームの世界観です。ゲームの世界で戦うアバター(自分の分身)が途中で敗れても(あるいは殺されても)、ゲームを操作するプレーヤーはアバターへの感傷など微塵も感ずること無く、再び新たなアバターを送り出します。その繰り返しによってスキルアップし、プレーヤーはゲームクリアを目指すのです。
プレーヤーがゲームの世界で対戦する敵は様々です。モンスターであったり、ゾンビであったり、あるいは敵対する兵士であったりします。そしてプレーヤーの名誉は、如何に早く効率よく敵を倒し、高得点でゲームクリアすることだけです。その世界で障害となるのは、慈愛や博愛、そして命の尊さです。

人間には毒気があります。ゲームにはある意味毒気を解消する役割があるのだと思います。ただ、ゲームの世界観に心が侵食されないために、現実世界でしっかりと慈愛や博愛、そして命の尊さを学び、心を良心で満たさなければなりません。
しかし、現代の私たちは、この「心を良心で満たす」という行為を疎かにしてきたのではと思います。そして、自らを律せず、躾けを疎かにし、我欲を良しとし賞賛する、現実世界がゲームの世界に今まさに取り込まれつつあるようにさえ思われます。
ゲームの世界観にどっぷりと使っているのは子ども達です。次代の人間です。次代の人間が現実世界をゲームの世界と一体として見るようになった時、良心を礎とする世界は消えてしまう、のだと思います。

公式に置き換えると
「死」=「リセット」&「スキルアップ」
とでもなるのでしょうか。

今、世界中の多くの若者が「イスラム国」を目指しているといわれますが、
「イスラム国」は、現実世界で、この公式を布教し、若者を惹き付けている、と想像します。これは恐怖です。惹き付けられる若者は、「ゲーマー」の数だけいるのです。

慈愛と博愛、そして命の尊さを重んずる私たちは、この公式を決して子ども達に、人間に植え付けないという、長く厳しい戦いに挑まなければいけない、と思います。

耕太郎もはまっています、マッサン!

吉高由里子さんの花子にすっかり魅了された「花子とアン」が終わって、もう朝ドラは卒業だ・・・なんて思っていましたが、新しく始まった「マッサン」も、新たなヒロイン、エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスさんの健気な演技に、毎回涙しながら観ています。
わが家の朝ドラ視聴風景にも変化があります。野球が終わり就職も決まって一段落中の耕太郎が、この輪に加わったのです。7:30-7:45、朝食を摂りながら、ドラマ視聴の感想で会話しながら、この短い時間を家族で過ごしています。
朝ドラっぽくない(さらりと時間を楽しむ)、熱血冒険ドラマ(困難の連続・・・)のマッサン、マッサンとエリーの冒険をこれからも楽しみたいと思います。
そして私は、最近すっかりご無沙汰のウィスキーが飲みたくなりました。

台風19号の襲来に、しっかりと備えましょう

スーパー台風19号が近づいて来ます。
近畿地方は、13日から14日にかけてが大荒れになるとの予報が出ています。
6時の予報では、14日3時頃の台風の予報円の中心は近畿地方となっています。
これまでのどんな台風よりも、雨風とも最大の警戒が必要です。
今日明日中に、家の外回りの清掃、片付け、また雨戸、戸締まり、食料品や電池の備蓄
なにより避難場所、避難経路の確認をしたいと思います。

2014年10月9日木曜日

皆既月食を観ました。

夜、7時過ぎに庭に出て空を見上げました。
東の空、地平から天上の間、約45度の方角に赤い月がありました。

2014年10月8日水曜日