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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2014年9月3日水曜日

異常気象からワールドピースゲームを考えます。

何故に雨が多いのか?
ネットを検索していますと、次のタイトルのニュース記事を見つけました。

「巨大嵐・大寒波…中国の大気汚染が異常気象の原因に 科学者も衝撃」
産経デジタル 2014.4.17 19:19
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140417/wor14041719190032-n1.html

--以下記事内容です--

中国で深刻化している微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が、北半球における異常な巨大嵐や大量降雨、大寒波などの重大な気候変動の原因になっているとする研究論文が16日までに、全米科学アカデミー紀要に発表された。論文は、昨年末から今年初めにかけて米国の東部を襲った異常な寒波にも影響していると指摘した。大気汚染が人体に深刻な影響を及ぼすことは多数報告されてきたが、地球規模の異常気象との関係が科学的に指摘され、衝撃が広がっている。

■米科学者らが解析
「(北半球で発生した)分厚く巨大な雲やおびただしい降雨を伴う嵐は、大気汚染の結果として生み出されたものだ」

研究論文の主著者で、米カリフォルニア工科大学ジェット推進研究所のユアン・ワン博士研究員はこう断言し、北京を中心とする中国の大気汚染が気候変動に重大な影響を及ぼしているとの認識を示した。

英BBC放送や米CNNテレビなどの報道によると、米国のテキサス、カリフォルニア、ワシントン各州から集まった科学者が研究チームを結成。中国のほか、インドなどの新興国で排出量が増加している、石炭火力発電所や自動車からの排ガス、空気中の微小粒子状物質などが大気に与える影響を最新のコンピューター技術で解析した。

論文では、異常気象の原因として、排ガスや微小粒子状物質から生まれた大気中を浮遊する粒子状物質「エアロゾル」を挙げた。エアロゾルは雲の元になり、大量に発生すると、嵐も巨大化するとしている。

さらにエアロゾルは日光を吸収するため、温室効果によって地球の温暖化と冷却化の両方の作用をもたらすという。

■地球全体に広がる恐れ
論文では、こうした現象が複合的に作用し、北半球の中緯度の地域でより巨大な嵐やより多量の降雨をもたらしている可能性を指摘。さらに、北極へ流れ込む空気の流れもより速くなっているとし、北極からの寒気の吹き出しがもたらした米国での異常寒波との関係も指摘した。

ワン博士研究員は「米国やカナダを含む北半球の中緯度の地域で起きた異常気象と関連づけることができる」と明言。テキサスA&M大学で大気科学を専攻するレンイー・チャン教授は「米国で異常気象が起こっていることはほぼ確実で、さらなる研究が必要だ」と語った。

このほか、論文は、エアロゾルは嵐やモンスーンに乗って、地球全体に広がり、より広範囲な気候変動を招く恐れもあると警告した。

中国は、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの世界最大の排出国。CO2だけでなく、PM2.5による大気汚染そのものが、より直接的に気候変動の原因となっている可能性があり、世界的に改善を求める声が一段と高まるのは確実だ。

--以上--

大気汚染の元である化学物質が、過度な雨雲の生成を助長しているという報告です。
地球規模の大気汚染が、地球規模の天災を引き起こすという警報です。


チーム森田の”天気で斬る!”というブログに、次の記事がありました。

前線が停滞した影響 2014/8/24(日) 午前 11:49
http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/archive/2014/08/24

8月に停滞前線がもたらした影響が書かれていました。
日照時間の極端な少なさは、農作物の成長に悪影響を及ぼすにとどまらず
日本近海の海水温が低下しており、今後の水産物の水揚げにも悪影響を及ぼす心配がある
と綴られています。


以上の様な記事を読むと、この度の異常気象による災害は、人災であると思えてきます。
そして人災であるとするならば、それを防ぐ手立ては私たちに残されているとも思えます。

現在、世界の国々は三度目のワールドウォーゲームにひた走っている不気味さを覚えますが、ウォーゲームにかまけ、野放図な大気汚染を続ければ、人類はもしかしたら核兵器が炸裂するまでに、滅びるかもしれません。

私たち人類は、ウォーゲームで争うのではなく、互いが協力しあって存続し続けるためのワールドピースゲームに本気で取り組まなければと思います。
日本は、世界に先んじた公害防止の技術があります。その技術を積極的に世界中への普及に努め異常気象を低減させることこそ、日本が進んで取り組まなければならない役割だと思います。

今週末は久々の朗読会です。

今週末は久々の朗読会です。
今日は絵本朗読の練習をするつもりでいましたが、息苦しくまだ始められていません。
週末、久々の加西行を楽しみにしていましたが、歩いて行けないかもしれません。
情けなかぁ~です。

でも必ず、待っていてくれる子ども達に、レパートリーからお話しを三つ、届けたいと思います。
今から練習します。

季節の変わり目なのでしょうね

季節の変わり目なのでしょうね
喘息の軽い?発作が出てきました。
全身が気怠いです。そして呼吸が重いです。
しんどいです・・・

今年の8月は、夏空が少なかったですね

今年の8月は、夏空が少なかったですね
気象庁がホームページで公開している過去の観測データを見ました。

姫路の観測データを見ると
1948年から67年間で、
降水量は最大で、日照時間は最低でした。

《姫路の月降水量合計値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=63&block_no=47769&year=&month=&day=&view=p4
ホーム>各種データ・資料>過去の気象データ検索>観測開始からの毎月の値>降水量

※姫路8月降水量
平均: 102.8ミリ
最大: 295.5ミリ 記録年:1980年、2014年
最小: 4.0ミリ 記録年:2000年

《姫路の月日照時間合計値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=63&block_no=47769&year=&month=&day=&view=p3
ホーム>各種データ・資料>過去の気象データ検索>観測開始からの毎月の値>日照時間


※姫路8月日照時間

平均: 210.4時間
最大: 301.1時間 記録年:1965年
最小: 89.6時間 記録年:2014年

近畿地方全体にエリアを広げてみても
降水量平年比(%)は最大で、日照時間平年比(%)は二番目の少なさでした。

《近畿地方の降水量平年比月別値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/cgi-bin/view/ymhist.php?reg_no=24&year=0&month=0&elem=1
ホーム>各種データ・資料>過去の地域平均気象データ検索>統計開始からの毎月の値>降水量

※近畿地方8月降水量平年比(%)
平均: 112.8%
最大: 12% 記録年:1965年
最小: 385% 記録年:2014年

《近畿地方の降水量平年比月別値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/cgi-bin/view/ymhist.php?reg_no=24&year=0&month=0&elem=2
ホーム>各種データ・資料>過去の地域平均気象データ検索>統計開始からの毎月の値>日照時間

※近畿地方8月日照時間平年比(%)
平均: 98.5%
最大: 133% 記録年:1965年
最小: 48% 記録年:1980年
今年: 53%

8月の日本の天気といえば、梅雨が去った後、勢力の強い太平洋高気圧に広く覆われて、晴天が続くというのが例年ですが、
今年の8月は、勢力の強い台風第11号がゆっくりとした足取りで日本列島を縦断したこと、また太平洋高気圧の勢力が弱く、日本列島には南から温かく湿った空気が流れ込み、北からは一足早い寒気が流れ込んで、停滞前線が発生し、梅雨時分と同じように不安定な天候が続きました。
しかも、各地で異常とも思える猛烈な雨が降りました。そしてその雨は甚大な被害を生みました。

この局地的豪雨は、バックビルディング現象が原因とする報道がありました。
バックビルディング現象とは、風上で積乱雲が連続して発生し、風下で激しく雨が降り続く現象で、通常の積乱雲は極めて狭い範囲に1時間当たり20ミリ程度の雨を降らせて消滅するが、このバックビルディング現象が起こると、1時間に100ミリを超える猛烈な雨を比較的広範囲に降らせ続ける、と説明がありました。しかも、この現象の発生時間や発生場所の予測は困難ということです。

では何故に「バックビルディング現象」がこうも頻繁に起こるのでしょうか?
この疑問に答えてくれる記事には、まだ出会えません。

2014年8月31日日曜日

ゆく夏の記憶

8月最後となった今日、二つの夏の記憶ができました。
一つは、四日間に及ぶ中京対崇徳の熱戦が50回で遂に決着がついたことです。
50回表に3点を取った中京が、3-0で勝利しました。そして中京は、続いて行われた三浦学苑との決勝も9回2-0で勝利し、第59回全国高校軟式野球選手権大会を優勝で飾りました。にわかファンの一人ですが、明石トーカロ球場を「夢を叶える球場」に変えて思う存分野球を楽しんだであろう中京と崇徳のナインに、そして佐々木小次郎の心境で決勝戦を待ち続けたであろう三浦学苑のナインに、心から拍手を送りたいと思います。

そして二つめは、
嶋のサブグラウンドで鹿島中のレジェンド?達のゲームを観戦したことです。
野球部とサッカー部の同窓生が集まって20イニングのゲームが行われました。
途中からですが観戦しました。
高校のユニフォームを着ている者、懐かしき鹿島中のユニフォームを着ている者、わからないユニフォームを着ている者、半パンの者等々、格好はばらばらでしたが、それでも懐かしき顔が笑顔で野球している顔にいっぱい出会え、とてもすがすがしかったです。
そして勝者チームのメンバーが高らかに鹿島中の校歌を歌い、全員が唯一の観戦者である私と妻のところに駆け寄り、一礼を捧げてくれました。
「夢を叶える球場」は、確かにここにもありました。


《アルバム》