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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年12月16日月曜日

話題の映画「ゼロ・グラビティ」を観ました。

話題の映画「ゼロ・グラビティ」を観ました。
この映画は、荒唐無稽ではない究極のサバイバルです。スペースシャトルで船外作業中の宇宙飛行士が、宇宙ゴミの衝突によって船も仲間も失うという絶望的な状況から、宇宙空間に残された救命ボートを頼って旅をし、地上に帰還するまでが描かれていました。

上演時間が約90分という短い映画でしたが・・・
宇宙空間という「無重力」、「無酸素」そして「灼熱」と「極寒」の世界で、サンドラ・ブロック演じるライアン宇宙飛行士の見る風景、彼女の呼吸、そして彼女の絶望が、息つく暇もなく何度も何度も迫ってきました。それは真に迫る疑似体験となって、この90分が私の絶えられる限界でした。