播磨の国ブログ検索

差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2013年1月16日水曜日

今日、ナツミカン剝きました。


今日は休みです。そして、何をしていたかといいますと、ナツミカンをひたすら剝いていました。

昨晩、妻がおやつにとナツミカンを出してきました。包丁でへたを取り切れ目が入れてありました。さっそく剝き、一房薄皮を取って口に放り込みますと、酸っぱ-!ムチャクチャ酸っぱいのです。さくらも一房取って口に放り込み、同じく、酸っぱ-!とほたえています。
「かあさん、酸っぱすぎて食べられへんよ」とぼやきながらも、でも、青い分、実がしっかりとしていて、きれいに実が取れるので面白くなりました。
それで、すべての房を剝き、実だけ皿に取り出しました。すると、それまで寝転んでいたさくらがムクッと起きてきて、ぺろっと食べてしまいました。
妻が、「おとうさん、明日お母さんにミカン剝いてあげたら」と言いました。ああ、そうやなぁと気のない返事を返したのですが、しっかりすり込まれていたのです。

今日午後、用事を済ませ、昼食を取ってからナツミカンを剝きました。三個、へたを取り切れ目を入れて剝きますと、コロコロと瑞々しい実が皿に山と積まれます。三分の一ほど別の皿に取り分けて、砂糖をまぶし、母に持って行きました。
それから、ゴロゴロしているさくらに、「みかん皮剝けたで~、食べ~」と声をかけました。でもさくらは食べに降りて来ません。砂糖をまぶした実を一つつまんで口に放り込みますと、甘酸っぱい瑞々しさが口中に広がりました。美味い~、そしてその美味しさに夢中になり、気づけば皿は空っぽです。
ゲッ、妻の小言が浮かんできます。これではイカンと、残りのナツミカンもすべて剝き、皿に盛って砂糖をまぶし、家族みんなのおやつをいっぱい作りました。

そして先ほど、妻が帰ってきた様子です。でも、ほめられる訳ないわなぁと、いま覚悟を決めました。

2013年1月14日月曜日

成人の日


おはようございます。しっかりと雨が降る成人の日となりました。
しかしこの雨、冬の冷たい雨ではなく、初春を感じさせる暖かみのある雨ですね。
いっちょらいが雨で濡れるのは嫌なものですが、
『春雨じゃ~濡れてゆこう』という心持ちで、息子や息子の友人たちが成人式に臨んでくれれば思います。

2013年1月13日日曜日

八重の桜、第二話観ました。


タイトルバックの一本桜、とても美しいですね。美しくてとても気高い。
今日、八重は小さなおてんばな少女から綾瀬はるかになりました。さあ主役の登場です。登場時の年齢設定は10代の始めなのでしょう、八重は、向学心の旺盛な体力自慢の少女です。痩身の女性が、男の子に混じって軽々と俵を担ぐ姿には、若干の無理さを覚えもしましたが、でも真っ直ぐに前を向いて、自分の希望を素直に話す姿に、美しく気高い女性の片鱗を見ました。

第一話のオープニング、南北戦争のシーンと交差して、鶴ヶ城籠城戦で銃を片手に奔走する八重の姿は、ドラウロワがフランス革命を描いた『民衆を導く自由』のシンボル的な女性を彷彿しました。実在の八重という人の評伝には、『悪妻』『烈婦』というのがありますが、まだまだ男尊女卑の時代にあって、男勝りで、西洋のたしなみ(レディファースト)にも明るかった女性であった事がうかがえます。
綾瀬八重が、この大河ドラマを通じて、いかにして美しく気高い女性へと移り変わっていくのか、とても楽しみに思います。

そして今日の幕末風景は、吉田寅次郞が密航事件を起こして幕府に捕らわれました。そして、その密航を先導したとして佐久間象山も捕らわれました。いよいよ幕末動乱のきな臭さを覚えます。(竜馬は何処~!)