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差別の天秤

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2013年1月16日水曜日

今日、ナツミカン剝きました。


今日は休みです。そして、何をしていたかといいますと、ナツミカンをひたすら剝いていました。

昨晩、妻がおやつにとナツミカンを出してきました。包丁でへたを取り切れ目が入れてありました。さっそく剝き、一房薄皮を取って口に放り込みますと、酸っぱ-!ムチャクチャ酸っぱいのです。さくらも一房取って口に放り込み、同じく、酸っぱ-!とほたえています。
「かあさん、酸っぱすぎて食べられへんよ」とぼやきながらも、でも、青い分、実がしっかりとしていて、きれいに実が取れるので面白くなりました。
それで、すべての房を剝き、実だけ皿に取り出しました。すると、それまで寝転んでいたさくらがムクッと起きてきて、ぺろっと食べてしまいました。
妻が、「おとうさん、明日お母さんにミカン剝いてあげたら」と言いました。ああ、そうやなぁと気のない返事を返したのですが、しっかりすり込まれていたのです。

今日午後、用事を済ませ、昼食を取ってからナツミカンを剝きました。三個、へたを取り切れ目を入れて剝きますと、コロコロと瑞々しい実が皿に山と積まれます。三分の一ほど別の皿に取り分けて、砂糖をまぶし、母に持って行きました。
それから、ゴロゴロしているさくらに、「みかん皮剝けたで~、食べ~」と声をかけました。でもさくらは食べに降りて来ません。砂糖をまぶした実を一つつまんで口に放り込みますと、甘酸っぱい瑞々しさが口中に広がりました。美味い~、そしてその美味しさに夢中になり、気づけば皿は空っぽです。
ゲッ、妻の小言が浮かんできます。これではイカンと、残りのナツミカンもすべて剝き、皿に盛って砂糖をまぶし、家族みんなのおやつをいっぱい作りました。

そして先ほど、妻が帰ってきた様子です。でも、ほめられる訳ないわなぁと、いま覚悟を決めました。

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