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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2014年11月1日土曜日

絵本「ペレのあたらしいふく」を朗読しました。

今日は、家にあった絵本「ペレのあたらしいふく」を朗読しました。
この絵本の作者エルサ・ベスコフさんは、「ピーターラビット」の作者として有名なビアトリクス・ポターに匹敵するといわれるスウェーデンの絵本作家だそうです。

ペレ少年が、自分のこひつじから刈り取った羊毛で新しい服を作り上げる物語です。
ペレは服作りのために必要な用事を回りの人々に頼み、その交換に依頼された仕事をします。

羊毛をすいてくれるおばあちゃん
糸を紡いでくれるおばあちゃん
糸を染める染め粉を与えてくれるペンキ屋さん
布を織ってくれるおかあさん
服を仕立てくれる仕立屋さん

そしてペレは、
みんなの役に立ちながら、望む服を手に入れます。

働く事の目的、喜び、大切さが、優しく描かれていました。

2014年10月29日水曜日

中村選手、敵ながらアッパレ!

日本シリーズ第四戦は、劇的な幕切れでしたね!
中村選手、敵ながらアッパレ!でした。

阪神の守護神呉昇桓の剛速球に一球たりとも力負けせず、五球目をライトスタンドに放り込みました!いやぁ~完敗です。すがすがしいほどに完敗です。

しかし阪神、ソフトバンク先発中田投手の乱調にも同点止まり、後を継いだ強力な中継ぎ陣に手も足も出ず終いでした。
阪神、再び甲子園に戻ってくることができるのか?
厳しくなりました・・・

IR推進法案についての報道が盛んですが・・・

一昨年、日本は世界に対して「おもてなし」をアピールしましたね。「おもてなし」とは、心を尽くしてお客様をもてなすという事です。遠来からのお客様に心からくつろいで頂いて、日本を好きになって頂いて、日本で使ったお金以上の良き思い出、良きお土産を持って帰って頂く、という心遣いだと思います。
ですから、IR(統合型リゾート)推進法案(通称カジノ法案)の早期実現に奔走する国会議員が発言した
「観光やビジネス目的で日本を訪れる外国人に、手っ取り早くどんどんお金を使ってもらう、落としてもらう国にならなければいけない」という考え方には違和感を覚えます。

また、本当にカジノ併設のIRが、日本の観光立国の起爆剤となるのでしょうか?
日本にはカジノリゾートを運営するノウハウなど無いですよね。ですから日本は、IRのモデルとするシンガポール同様に、外国のカジノリゾート運営会社にソフトウェアを丸投げして、箱物作りと人的資源を供給するだけでしかありません。そこには日本独自の「おもてなしの心」を差し挟む隙などないでしょう。ですから出来上がったIRは、世界中にすでにあるIRのコピーでしかありません。
カジノリゾート運営会社の日本担当重役は、日本のIRに5000億円とも6000億円ともいう巨費を投じると発言し、その投資を5年で回収できると強気です。
ですがアメリがで実際に問題となっているように、IRの林立は、競争の激化を生み、競争に敗れた都市や国の末路は荒廃です。
現在、アジア、オセアニア地域においてカジノを禁止している国は、日本と中国だけです。日本がカジノリゾートに参入するということは、競争の渦中に新参者として飛び込むという事です。ですから、日本のカジノリゾート推進派が描いている様な棚ぼたは、限りなく難しく思います。

現在のカジノは、庶民の射倖場から上流階級の社交場まで様々です。ビジネスや学界、また上流階級の社交場を日本にも作りたい、そして社交パーティーをどんどん日本に誘致したい、という向きもあります。
もしカジノ併設の社交場を作るなら、私見ですが、国際空港の中に作るのは如何でしょうか?遠来からの賓客には、入国も要らず、交通の利便性も良い、尚且つ表向きですが、日本国内のカジノ禁止を解く必要もなく、そして日本人がカジノを利用する(そこで働くことを含めて)場合にはパスポートが必要で厳密な管理化に置かれることになります。

ギャンブル依存症の問題ですが、
日本には、世界の中でも希なほどに、庶民が手軽に利用できる射倖場が、至る所にあります。パチンコ、競馬、競輪、競艇、そして宝くじ等々・・・
特にパチンコなどは、学生でも主婦でも気軽に利用でき、敷居が低い分、日本はギャンブル依存症予備軍を大量に抱えています。そこに射倖場の伏魔殿ともいうべきカジノを合法化することは、この問題を一層深刻化させることに繋がります。現状のギャンブル依存症の問題にさえ手つかずの日本でカジノを解禁するということは、ギャンブルの問題に留まらず、犯罪の深刻化や国際化という治安の最悪化を憂慮します。

IRが、これからの日本に本当に必要というならば、日本の風土に調和したIRを創造しなければいけないと思います。
IRに、本当に必要なものは
交通の利便性と、会場の快適性、そして、その土地でしか味わえない感動
だと思います。

日本の自然と、歴史と、和の文化が満喫できる日本独自のIR、作る篤志家が現れることを期待します。

「ダニーへの手紙-死と孤独、小児ガンに立ち向かった子どもへ-」という本を朗読しました。

この本を書かれたE・キューブラー・ロス(Elizabeth Kubler-Ross)女史は、
ターミナルケア(末期医療)及びサナトロジー(死の科学)のパイオニア的存在の医学博士、精神科医です。

ある日、女史宛にガンに冒された9歳の男の子から手紙が届きました。
その手紙には、とても心をうたれる3つの質問がありました。

”いのちって、何?
死って、何?
どうして、小さな子どもたちが死ななければいけないの?”

女史は、男の子が、そして不治の病に苦しみ子ども達が、大切な疑問を理解できるようにと手紙を書きました。
それがこの「ダニーへの手紙」です。


女史は、この本の中で
人生は学校みたいなもの、と書かれています。

いろいろな事が学べるの

周りの人とうまくやっていくこと
自分の気持ちを理解する事
自分に、そして人に正直でいること
そして、
人に愛を与えたり
人から愛をもらったりすること

そして、全部合格したら
私たちは卒業できる

そしてほんとうの家にかえることが許される
それは神さまのところ

と結ばれます。



2014年10月26日日曜日

風邪を引きました。

祭りが終わり、播磨の国はめっきり寒くなりました。
朝夕はもちろんのこと、日中でも今日の様に雲が多い日和は、寒々しく感じます。
とおもったら風邪を引きました。
喘息も出て、すっかり出不精になりました・・・アカンです。

今できる迷惑メールの対策について

最近、毛色の変わった迷惑メールが増えました。
送信元メールアドレスが、「NHKサポートセンター」とか「自治会」、「子ども会」という名称で送られてくるのです。そして文面には、たわいもない用件が簡潔に書かれていて、返信を求めたり、文面に貼られたリンクのクリックを求めます。
この様な一見して迷惑メールと判断できないメールは、迷惑メール対策ソフトの網をすり抜けてしまい、どんどん受信箱に溜まっていきます。

悪意ある者が迷惑メールを送りつける理由には、大きく二つあると考えられます。
一つは、実際に使われている有効なメールアドレスを炙り出すことです。
悪意ある者は、流通する個人情報からメールアドレスを得たり、辞書からランダムにメールアドレスを作成して、やたらめっぽうに迷惑メールを放ちます。
迷惑メールが全世界のメールトラフィック(通信網に流れる情報量)に占める割合は、約80%といわれ、それ自体が通信網を脅かす脅威となっています。
この罠である迷惑メールを万一に受信して、その内容に誘惑されて、また誤って返信すると、有効なメールアドレスとして炙り出されていまいます。

そして二つめが、攻撃です。
誘惑メールであったり、他者を偽ったメールを送りつけ、不正サイトに誘導して個人情報を奪ったり、あらぬ要求を突きつけたりします。
またメールにウィルスを混入させて、パソコンやスマートフォン等の情報機器に格納されている個人情報を抜き取ったり、情報機器自体を支配して遠隔操作を行います。そうなれば知らぬ間に犯罪の片棒を担がされることになります。

では何故に、送信元のメールアドレスが、「自治会」などの名称で送られるのか、または知人名や知人のメールアドレスで送られるのか?
簡単な話です。Eメールの送信元名称やメールアドレスというのは、実際の手紙と同様に署名でしかないのです。ですから、例えば私がメールソフトのアカウント設定で第三者のメールアドレスを偽って設定し、あなたにメールを送信したら、第三者の署名であなたにメールが届くのです。

また最近の傾向として、誘導された不正サイトを開くだけで、ブラウザが情報を画面に表示する裏で、不正プログラムが実行されることが多いようです。そして、個人情報が抜き去られたり、情報機器を遠隔操作されたり、ダメージが与えられたりします。


では、どの様な対策をとれば良いのでしょうか?
研究機関で、正規のメールアドレスを認証する技術が幾つか開発されているようですが、広く実用化されるまでには至っていません。

私たちが今、講じられる対策としては、
①ウィルス対策ソフト、迷惑メール対策ソフトを導入すること
②見ず知らずのメールや誘惑メールが届いても、決して返信したり、リンクをクリックなどせずに、すぐに削除する。

また、携帯メールには
リンクが張られた(URL付き)メールを受信拒否できる設定ができるようです。

そして、迷惑メールが頻繁に届く様になったり、不正な要求を求められた場合でも、一切おじけづくことなく無視をする事です。そして、総務省に迷惑メール相談センターがありますので、そこに情報提供することを薦めます。

総務省 迷惑メール対策の案内ページ
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html

迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/