播磨の国ブログ検索

差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2014年10月29日水曜日

「ダニーへの手紙-死と孤独、小児ガンに立ち向かった子どもへ-」という本を朗読しました。

この本を書かれたE・キューブラー・ロス(Elizabeth Kubler-Ross)女史は、
ターミナルケア(末期医療)及びサナトロジー(死の科学)のパイオニア的存在の医学博士、精神科医です。

ある日、女史宛にガンに冒された9歳の男の子から手紙が届きました。
その手紙には、とても心をうたれる3つの質問がありました。

”いのちって、何?
死って、何?
どうして、小さな子どもたちが死ななければいけないの?”

女史は、男の子が、そして不治の病に苦しみ子ども達が、大切な疑問を理解できるようにと手紙を書きました。
それがこの「ダニーへの手紙」です。


女史は、この本の中で
人生は学校みたいなもの、と書かれています。

いろいろな事が学べるの

周りの人とうまくやっていくこと
自分の気持ちを理解する事
自分に、そして人に正直でいること
そして、
人に愛を与えたり
人から愛をもらったりすること

そして、全部合格したら
私たちは卒業できる

そしてほんとうの家にかえることが許される
それは神さまのところ

と結ばれます。



0 件のコメント:

コメントを投稿