播磨の国ブログ検索

不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2014年10月29日水曜日

「ダニーへの手紙-死と孤独、小児ガンに立ち向かった子どもへ-」という本を朗読しました。

この本を書かれたE・キューブラー・ロス(Elizabeth Kubler-Ross)女史は、
ターミナルケア(末期医療)及びサナトロジー(死の科学)のパイオニア的存在の医学博士、精神科医です。

ある日、女史宛にガンに冒された9歳の男の子から手紙が届きました。
その手紙には、とても心をうたれる3つの質問がありました。

”いのちって、何?
死って、何?
どうして、小さな子どもたちが死ななければいけないの?”

女史は、男の子が、そして不治の病に苦しみ子ども達が、大切な疑問を理解できるようにと手紙を書きました。
それがこの「ダニーへの手紙」です。


女史は、この本の中で
人生は学校みたいなもの、と書かれています。

いろいろな事が学べるの

周りの人とうまくやっていくこと
自分の気持ちを理解する事
自分に、そして人に正直でいること
そして、
人に愛を与えたり
人から愛をもらったりすること

そして、全部合格したら
私たちは卒業できる

そしてほんとうの家にかえることが許される
それは神さまのところ

と結ばれます。



0 件のコメント:

コメントを投稿