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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2019年3月23日土曜日

イチローの名言

『人は必ず障害に出会う。誰もが負けそうになる。そこで頑張れる人間になりたい。前向きな姿勢で夢を持って歩いていきたい』

イチローが、2001年MLBで初めてのワンシーズンを終えた後、親しい知人に美しい毛筆字体で贈った言葉だそうです。
引退会見でも語っていました、大好きなことなら、壁が現れようと、その壁に向かって立ち向かうことができると

2019年3月22日金曜日

イチロー、ありがとう

イチローが、引退しましたね。
オープニングの東京ドーム2ゲームで、結果を出して、きっと今年もイチローのプレーが観られると信じていました。イチローは、これまでいつも、こういう場面で結果を出し続けてきたからです。
でも、引退記者会見を見て、一年前、マリナーズのユニフォームを着た時から、これが規制路線であったのですね。イチローが、一番誇りに思うと語ったことが、この一年、コーチでもなくプレーヤーでもない、これまでだれも経験したことのない特別な立場でチームに帯同しながら、チームを見守り、変わらぬ準備を続けてきたことでした。このメンタリティーを継続し続けられたのは、ただ野球を始めたばかりの少年の様に、純粋に「野球が好きだから」であったのだと想像します。
イチローは、人望がないから監督はない、なんて茶目っ気たっぷりに語っていましたが、一切の妥協がないイチローの変わらぬ姿勢は、とくに若いプレーヤーには、フレンドリーな野球の親方、憧れ、手本であったと思いますし、それはこれからも色褪せることはないと思います。イチローのことだから、これからも準備し続けるのだと思います。

8回裏、名前をコールされたイチローが、エリア51から一人ダッグアウトに向かい、チームメート一人ひとりの抱擁し、そして控え室に消えていくシーン、
そして、4万人のカーテンコールに呼応し、再びフィールドに姿を現したイチローが、万雷の拍手の中を歩く姿は、決して忘れないだろうと思います。

ひとりのファンとして、ただ、ありがとう、をおくりたいと思います。

イチロー、ありがとう





2019年3月21日木曜日

絵本と音楽でつづるおはなし会 感想

3月16日(土)、加西市立図書館「絵本と音楽でつづるおはなし会」で、大川悦生さん文「一寸法師」をお話してきました。
交流プラザの広いホールで、エレクトーンの生演奏をBGMにして、普段なら出せない大音量の声で、お話ししました。

絵本と音楽でつづるおはなし会、
最初の演目は、折り紙人形劇「かぐや姫」でした。
折り紙人形も舞台も、かさい絵本の森メンバーの手作りです。細やかな作り込みで見事に平安絵巻が再現されて、すっかりお話の世界に引き込まれてしまいました。
そして、かぐや姫が月の世界に去った後の、富士(不死)山の名前の由来で終わる場面では、思わず膝を打つほどでした。音楽、照明の妙もあいまって、うっとり聴き入りました。
次の演目は、大型絵本を使った「せんろはつづく」
動物たちが、自分たちの森に線路を敷いていきます。そして駅が作られ、動物たちを乗せた汽車が楽しく走ります。エレクトーンの効果音も相まって、とても楽しいお話でした。小さな子供達も目を輝かせて見入っていたのが印象的でした。
三つ目の演目はエプロンシアターによる「ウサギとカメ」
エプロンの中央には縦に登る道が描かれ、まるでマジシャンの様に隠しポケットから動物の人形を次々に出してきて、エプロンの上で賑やかに物語が綴られました。

そして、最後が「いっすんぼうし」
おはなしが少し長めでしたので、最後に読ませて頂くことにしたのです。
午前中にエレクトーンとの音合わせで一回、そして本番と、十四五分のお話を二回、声を張り上げてお話ししたので、家に帰ってからバタンキューでした。とても心地よい疲れでした。
本番は、沢山の聴衆の前で、先の演目を視聴しながら、自分の番が近付くにつれ、少し緊張を覚えましたが、本番、エレクトーンの前奏を聴いて、「とんと昔あったそうな」という始まりで、すっかり緊張は消えて、物語を読み伝えることだけに集中できました。
頭にあったのは、落語や講談です。メリハリをつけて、リズムを大切にして、お話ししました。終えて、沢山の拍手を頂きました。
また、こういう機会で、大勢の方に、お話を伝えられたという欲が湧いてきました。

後日、かさいえほんの森の代表から、写真を送って頂きました。
記録として、転載させて頂きます。
加西市立図書館のスタッフの皆さん、かさいえほんの森の皆さん、オリジナル曲を作曲して演奏して下さった松崎さん、ありがとうございました。