播磨の国ブログ検索

不寛容にもほどがある!

現在の日本社会を支配する倫理観では不適切として烙印を押されてしまう、昭和ど真ん中の言動や行動で生きている中年の男性教師を主人公にして、現代にタイムスリップした主人公が、誰かが不適切だと呟けば社会全体が盲目的に不適切を糾弾する不寛容な現代の日本社会の有り様に喜劇で一石を投じる、宮藤...

2019年3月22日金曜日

イチロー、ありがとう

イチローが、引退しましたね。
オープニングの東京ドーム2ゲームで、結果を出して、きっと今年もイチローのプレーが観られると信じていました。イチローは、これまでいつも、こういう場面で結果を出し続けてきたからです。
でも、引退記者会見を見て、一年前、マリナーズのユニフォームを着た時から、これが規制路線であったのですね。イチローが、一番誇りに思うと語ったことが、この一年、コーチでもなくプレーヤーでもない、これまでだれも経験したことのない特別な立場でチームに帯同しながら、チームを見守り、変わらぬ準備を続けてきたことでした。このメンタリティーを継続し続けられたのは、ただ野球を始めたばかりの少年の様に、純粋に「野球が好きだから」であったのだと想像します。
イチローは、人望がないから監督はない、なんて茶目っ気たっぷりに語っていましたが、一切の妥協がないイチローの変わらぬ姿勢は、とくに若いプレーヤーには、フレンドリーな野球の親方、憧れ、手本であったと思いますし、それはこれからも色褪せることはないと思います。イチローのことだから、これからも準備し続けるのだと思います。

8回裏、名前をコールされたイチローが、エリア51から一人ダッグアウトに向かい、チームメート一人ひとりの抱擁し、そして控え室に消えていくシーン、
そして、4万人のカーテンコールに呼応し、再びフィールドに姿を現したイチローが、万雷の拍手の中を歩く姿は、決して忘れないだろうと思います。

ひとりのファンとして、ただ、ありがとう、をおくりたいと思います。

イチロー、ありがとう





0 件のコメント:

コメントを投稿