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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2019年3月21日木曜日

絵本と音楽でつづるおはなし会 感想

3月16日(土)、加西市立図書館「絵本と音楽でつづるおはなし会」で、大川悦生さん文「一寸法師」をお話してきました。
交流プラザの広いホールで、エレクトーンの生演奏をBGMにして、普段なら出せない大音量の声で、お話ししました。

絵本と音楽でつづるおはなし会、
最初の演目は、折り紙人形劇「かぐや姫」でした。
折り紙人形も舞台も、かさい絵本の森メンバーの手作りです。細やかな作り込みで見事に平安絵巻が再現されて、すっかりお話の世界に引き込まれてしまいました。
そして、かぐや姫が月の世界に去った後の、富士(不死)山の名前の由来で終わる場面では、思わず膝を打つほどでした。音楽、照明の妙もあいまって、うっとり聴き入りました。
次の演目は、大型絵本を使った「せんろはつづく」
動物たちが、自分たちの森に線路を敷いていきます。そして駅が作られ、動物たちを乗せた汽車が楽しく走ります。エレクトーンの効果音も相まって、とても楽しいお話でした。小さな子供達も目を輝かせて見入っていたのが印象的でした。
三つ目の演目はエプロンシアターによる「ウサギとカメ」
エプロンの中央には縦に登る道が描かれ、まるでマジシャンの様に隠しポケットから動物の人形を次々に出してきて、エプロンの上で賑やかに物語が綴られました。

そして、最後が「いっすんぼうし」
おはなしが少し長めでしたので、最後に読ませて頂くことにしたのです。
午前中にエレクトーンとの音合わせで一回、そして本番と、十四五分のお話を二回、声を張り上げてお話ししたので、家に帰ってからバタンキューでした。とても心地よい疲れでした。
本番は、沢山の聴衆の前で、先の演目を視聴しながら、自分の番が近付くにつれ、少し緊張を覚えましたが、本番、エレクトーンの前奏を聴いて、「とんと昔あったそうな」という始まりで、すっかり緊張は消えて、物語を読み伝えることだけに集中できました。
頭にあったのは、落語や講談です。メリハリをつけて、リズムを大切にして、お話ししました。終えて、沢山の拍手を頂きました。
また、こういう機会で、大勢の方に、お話を伝えられたという欲が湧いてきました。

後日、かさいえほんの森の代表から、写真を送って頂きました。
記録として、転載させて頂きます。
加西市立図書館のスタッフの皆さん、かさいえほんの森の皆さん、オリジナル曲を作曲して演奏して下さった松崎さん、ありがとうございました。



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