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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年1月13日日曜日

八重の桜、第二話観ました。


タイトルバックの一本桜、とても美しいですね。美しくてとても気高い。
今日、八重は小さなおてんばな少女から綾瀬はるかになりました。さあ主役の登場です。登場時の年齢設定は10代の始めなのでしょう、八重は、向学心の旺盛な体力自慢の少女です。痩身の女性が、男の子に混じって軽々と俵を担ぐ姿には、若干の無理さを覚えもしましたが、でも真っ直ぐに前を向いて、自分の希望を素直に話す姿に、美しく気高い女性の片鱗を見ました。

第一話のオープニング、南北戦争のシーンと交差して、鶴ヶ城籠城戦で銃を片手に奔走する八重の姿は、ドラウロワがフランス革命を描いた『民衆を導く自由』のシンボル的な女性を彷彿しました。実在の八重という人の評伝には、『悪妻』『烈婦』というのがありますが、まだまだ男尊女卑の時代にあって、男勝りで、西洋のたしなみ(レディファースト)にも明るかった女性であった事がうかがえます。
綾瀬八重が、この大河ドラマを通じて、いかにして美しく気高い女性へと移り変わっていくのか、とても楽しみに思います。

そして今日の幕末風景は、吉田寅次郞が密航事件を起こして幕府に捕らわれました。そして、その密航を先導したとして佐久間象山も捕らわれました。いよいよ幕末動乱のきな臭さを覚えます。(竜馬は何処~!)

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