気象庁がホームページで公開している過去の観測データを見ました。
姫路の観測データを見ると
1948年から67年間で、
降水量は最大で、日照時間は最低でした。
《姫路の月降水量合計値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=63&block_no=47769&year=&month=&day=&view=p4
ホーム>各種データ・資料>過去の気象データ検索>観測開始からの毎月の値>降水量
平均: 102.8ミリ
最大: 295.5ミリ 記録年:1980年、2014年
最小: 4.0ミリ 記録年:2000年
《姫路の月日照時間合計値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=63&block_no=47769&year=&month=&day=&view=p3
ホーム>各種データ・資料>過去の気象データ検索>観測開始からの毎月の値>日照時間
※姫路8月日照時間
平均: 210.4時間
最大: 301.1時間 記録年:1965年
最小: 89.6時間 記録年:2014年
近畿地方全体にエリアを広げてみても
降水量平年比(%)は最大で、日照時間平年比(%)は二番目の少なさでした。
《近畿地方の降水量平年比月別値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/cgi-bin/view/ymhist.php?reg_no=24&year=0&month=0&elem=1
ホーム>各種データ・資料>過去の地域平均気象データ検索>統計開始からの毎月の値>降水量
平均: 112.8%
最大: 12% 記録年:1965年
最小: 385% 記録年:2014年
《近畿地方の降水量平年比月別値(1948-2014)》
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/cgi-bin/view/ymhist.php?reg_no=24&year=0&month=0&elem=2
ホーム>各種データ・資料>過去の地域平均気象データ検索>統計開始からの毎月の値>日照時間
平均: 98.5%
最大: 133% 記録年:1965年
最小: 48% 記録年:1980年
今年: 53%
8月の日本の天気といえば、梅雨が去った後、勢力の強い太平洋高気圧に広く覆われて、晴天が続くというのが例年ですが、
今年の8月は、勢力の強い台風第11号がゆっくりとした足取りで日本列島を縦断したこと、また太平洋高気圧の勢力が弱く、日本列島には南から温かく湿った空気が流れ込み、北からは一足早い寒気が流れ込んで、停滞前線が発生し、梅雨時分と同じように不安定な天候が続きました。
しかも、各地で異常とも思える猛烈な雨が降りました。そしてその雨は甚大な被害を生みました。
この局地的豪雨は、バックビルディング現象が原因とする報道がありました。
バックビルディング現象とは、風上で積乱雲が連続して発生し、風下で激しく雨が降り続く現象で、通常の積乱雲は極めて狭い範囲に1時間当たり20ミリ程度の雨を降らせて消滅するが、このバックビルディング現象が起こると、1時間に100ミリを超える猛烈な雨を比較的広範囲に降らせ続ける、と説明がありました。しかも、この現象の発生時間や発生場所の予測は困難ということです。
では何故に「バックビルディング現象」がこうも頻繁に起こるのでしょうか?
この疑問に答えてくれる記事には、まだ出会えません。
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