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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2017年9月15日金曜日

中国やロシアは漁夫の利を企んでいるのでしょうか

この度の北朝鮮の暴走は、軍事大国と呼ばれる国が一丸とならなければ、止めることは難しく思います。それなにの中国とロシアは、ほとんど北朝鮮制裁に手を貸さず、いまでも裏で北朝鮮を支援しているのではと勘ぐってしまいます。
中国もロシアも、国民ひとり一人をみれば、私たちと変わらない、愛すべき人たちです。ですが、国の体制は違うし、平和の考え方、戦争の考え方は当然隔たりがあると思います。中国やロシア側から見れば、日本も米国も韓国も、同じように異質な国と見えているんだと思います。

敵か味方か
どちらが上か下か
身分や宗教観、民族観など、あらゆる考え方が、国によって国民性によって、まるで違うのだと思います。そして正義さえ、真逆であることも想像に難くありません。
ですから、何かの変化で、昨日までの味方が敵となることも想像に難くありません。

ある評論家が、こんなシナリオを語っていました。
アメリカが北朝鮮を核保有国と認めて和平に動き、アメリカの朝鮮半島のプレゼンスが弱ると同時に、北朝鮮が朝鮮戦争を再開して韓国に攻め入り、占領してしまう。韓国にとって最悪の シナリオです。ですがこれで済まないでしょう。
北朝鮮にも滅亡の危機が訪れるかも知れません。朝鮮半島で、対米の緩衝地帯が必要でなくなれば、朝鮮半島を丸呑みしようと中国やロシアが動き出すかも知れません。その時、北朝鮮は気付くでしょう。本当の敵は、昨日までの味方であったと。そして、無慈悲で迅速に行動する中ロの大軍に一気に攻め滅ぼされるだろうと思います。物量戦でも消耗戦でも、中ロの方が優れているからです。

そして、もし日本がアメリカとの安保を放棄していたら、次に攻め込まれるのは日本でしょう。
中国とロシア、漁夫の利を企んでいるように思えてなりません。

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