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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年3月20日日曜日

『加西市立泉中との練習試合』観戦記

中国道加西インターの北東に位置す泉中は、滝野にぬける145号線沿い、北斜面の丘にあります。
北面、山に沿って東西に長い3階建ての校舎があり、南側に、東西に広い長方形のグラウンドが広がっおり、グラウンドの東南にバックネットが有り、北、校舎に向かってライト線が引かれ、南、体育館に向かって長いレフト線が引かれるという変則グラウンドで試合は行われました。

グラウンドを見て、凌、もしくは孝鯛ならライトスタンドインのホームランも可能か、また左中間を抜く当たりを打てれば、ランニングホームランも可能か、などと夢想した。
この予想は当たらずとも遠からずであった。

第1試合は9:55、鹿島中の先攻で始まった。
初回表、2番雄大四球で出塁。3番幸伍、4番真己の打席時に盗塁し三塁に進塁し、真己のキャッチャーゴロエラーの間に生還して、1点を先取。

鹿島中の先発はエース雄大。1回から3回までを危なげなく押さえた。

そして、四回表、4番真己が、ジャストミートし、打球は校舎二階を直撃するホームランとなった。

5番拓樹は四球と盗塁で二進。しかし牽制死。

この後、6番耕太郎、7番孝鯛が連続四球と重盗で二三塁。ここで8番帆岳がライト前ヒットで耕太郎が2点目のホームを踏む。

二死から1番凌の打席の時、一塁ランナー帆岳も牽制死で、この回2点止まりとなった。

五回、先頭打者凌が四球、二死から三塁に進塁し、真己の打席でWPにより、4点目のホームを踏む。

結局、雄大は球数制限を言われていたようだが、無四球、最小投球数で完封した、鹿島中は4-0で勝利した。

第2試合は10:50、鹿島中の後攻で始まった。
先発は英祐。初回、先頭打者にレフト前ヒットを打たれるも、後続を押さえ零封。

一回裏、先頭打者凌は内野安打で出塁、二盗、三盗を決め、3番幸伍の打席でWPにより先取点のホームを踏んだ。

二死から拓樹が四球、耕太郎のサードゴロ内野安打の間に拓樹が三塁を陥れ、真己のライト強襲ヒットで拓樹、耕太郎が相次いで帰り、この回3点目。

四回表、四球と死球、ダブルスチールで1死二三塁のピンチを招き、次打者のセンター前ヒットで1点を返されるものの、二塁走者を三本間で刺殺し、打者走者を二三塁で刺殺、この回1点でくいとめた。

五回表、先頭耕太郎が、左中間を破る二塁打を放ち、真己が送って三塁に進塁するも、帆岳の打席で、空振りで帰塁できず刺殺。

五回裏、1死から死球を出したところで、凌がセットアッパーとしてマウンドに立ち、
6回表、ショートゴロ内野安打に続き、左中間を抜かれて1点を献上。

7回表、先頭耕太郎が死球、真己の送りバントと三盗の後、雄飛の打席でWPでホームを踏み、4点目。

二死から大成がキャッチャー前内野安打で出塁するも、牽制死。
試合は4-2で辛くも勝利した。

打撃力、得点能力はアップしているが、昨秋までの粘って、守りきって勝つ、という勝利の方程式が前提にあって、得点力アップが活きてくる。
今日の試合では、記録された走塁ミスが4つ、以外にも送球ミス、捕球エラーなどが目についた。
選手はみんな一生懸命に戦っている、微笑ましいほどにだ。だからこそ、約80分の試合に集中を欠くことなく、チャンスを無駄に潰さない、相手にいやがられる隙の無いないチームを目指して、最後まで戦い抜いて欲しいと思います。


最後に、
いつも公式大会、また練習試合の最後、監督とのミーティングの後に、整列して、保護者と対面して、選手の代表者が、保護者に向けて、観戦のお礼スピーチをしてくれます。それは、それで嬉しいことです。
ですが、今後は、新三年生が代表となって、できればお礼ではなく、試合を観戦していても、観客としてでは判りづらい、選手自身の試合を戦った感想や、その日の課題、クリアしたことなど、話してくれれば、もっともっと、次回の観戦が楽しみになるし、君たちをもっともっと頼もしく思えると思います。

3月に入って、監督、顧問から、『自主性と正直さ』という課題を与えられました。そうですよね、数名の体操服着用諸君。否、野球部の全部員諸君。
どうか正直で、自分たちの野球をチームメイトを、自分自身を信じ切れる、チームへと昇華して下さい。

君たちの健闘を大いに期待しています。

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