播磨の国ブログ検索

映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年3月19日土曜日

フラストレーションが溜まった『高砂中との練習試合』

本日3/19(土)、鹿島中に高砂中野球部を招いて練習試合が行われた。


第1試合は9:00から、鹿島中の先攻で始まった。
初回二死から3番幸伍が左中間二塁打を放つも得点にならず。

2回先頭打者5番拓樹が左中間二塁打を放ち、耕太郎が送って一死三塁のチャンスを作るも後続が続かず無得点。

3回二死から2番雄大が左中間二塁打を放つも得点ならず

先発の雄大が、ここまで高砂中打線をしっかりと押さえ込んでいたため、余計に、繰り返しチャンスを潰す攻撃に、フラストレーションが溜まる。


鹿島中には、『沈滞ムードを一変する元気印、声を出してチームを鼓舞する選手』が欲しい。大声で叫びたいほどにだ!

4回裏からセットアッパーとして凌がマウンドに立つ。

二つのエラーにより、ピンチを招くが、高砂中の走塁ミスに助けられ、この回零封。凌はこの後、7回までの4回をきっちり押さえた。


6回表、先頭打者幸伍レフト前ヒット。真己が送って一死二塁。

期待の拓樹が投手ゴロとなり幸伍が二三塁に挟まれて刺殺。その間に拓樹は二塁に進塁。そして6番耕太郎が、センター強襲のヒットで、拓樹が還って1点先取。

(耕太郎の打球は、大きなフライであったが、センターのグローブに触っていたのでヒットとは言いがたいし、また大飛球でありながら、二塁に進塁できなかった消極的な走塁は、いけいけムードに水を差すものであった。耕太郎には、否、鹿島中選手には、当たり前に積極果敢なプレーが行える選手に成長して欲しいと願う)
これが決勝点となり、第1試合は鹿島中が勝利。

第2試合は10:45から、鹿島中の先攻で始まった。
初回二死から、幸伍四球、拓樹レフト前ヒット、ダブルスチールで二死二三塁とチャンスが広がったが、5番耕太郎見逃し三振で得点にならず。

鹿島の先発は英祐。

1回裏、先頭打者への四球とWPが重なり打者走者が二進し、次打者が送って、一死三塁のピンチ。三番打者はしっかりレフト前に打ち返し、先制となる1点を奪われた。

3回表先頭打者凌は、ライト線を抜く鋭い当たりを放つも、走塁指示のミスにより、本塁で憤死。

3回裏、一死から四球の打者走者が盗塁。ボークで三塁に進塁した後、次打者にしっかりレフト前に打ち返されて2点を奪われた。

6回表、二死から5番耕太郎がこの試合2本目となるセンターへのヒットを放って出塁。真己のセンターオーバー二塁打で耕太郎が生還して1点を返す。

そして、続く代打孝鯛も、センターオーバー二塁打を放ち、真己を迎え入れ同点。

この後、孝鯛が三塁に進塁、帆岳の打球は強烈であったが、センターライナーとなり、この回同点止まり。

6回裏は守備で魅せてくれた。ノーアウトでセンター前の当たりを耕太郎が一塁へ送球しセンターゴロに打ち取れば、二死後、四球、ボークで二進したランナーが三塁盗塁を試み、拓樹からの送球が少し右にそれたものの、幸伍が上手くボールを捕球し、走者を刺殺した。

先発の英祐は、再三のピンチを迎えるも、落ち着いたピッチングで追加点を許さず、試合を作った。
7回裏、セットアッパーとして凌がマウンドに立ち、1安打を許すも、後続をしっかり押さえて、この試合、引き分けとした。


高砂中はこの数年、部員数の伸び悩みで、チームとして厳しい状況にあるなぁと感じているが、今チームは、エースを中心に試合を競い合う力を十分に持っている、と感じています。

鹿島中は、本日の試合の様に、チャンスを何度も潰す拙攻を繰り返す様であれば、今後は勝機を作り出すこともままならず、勝負運も離れてしまうことでしょう。
そうならないためにも、選手個々が、勝負運を招き入れる努力、毎日の練習をそれぞれが課題を持って取り組み、いざ試合では自信を持って、勝つことだけに集中して取り組むことです。ゲーム中、集中力を欠くことなど言語道断。プレーがかかり、ゲームセットがコールされるまで、一心不乱にゲームに集中して欲しいです。

本日、藤原監督から、第24回高砂市中学校春季軟式野球大会(会期 4/9-10)のトーナメント表を頂きました。鹿島中の初戦の相手は高砂中です。
今日の借りをきっちり返して、そして勝ち上がって欲しい。鹿島中を除く、高砂市中学校軟式野球チームの6校とも、鹿島中と同様に、厳しい冬のトレーニングを積んで、一回りも二回りも大きく、強くなっていることでしょう。でも、鹿島中の野球部員、君たちもそれに負けず劣らず、否、それ以上のトレーニングを積んできています。
過信は禁物だが、やりきった自信はもっていい。自分を信じ、チームメイトを信じて、深紅の優勝旗を目指して勝ち上がって下さい。期待しています。

p.s.
選手達を見て感じることですが、タイプとして、バッティングの好調さが守備やその他の軽快さに繋がる選手がいます。また、守備でリズムを作り、それがバッティングに良い影響を与える選手もいます。また少ないですが、あまり顔に出さずに淡々とこなせる選手もいます。それぞれが、最高のパフォーマンスを出せる状態で、試合をさせたい、そこに指導者のジレンマがあるのだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿