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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2015年7月7日火曜日

フィッシング詐欺メールが届きました。

詐欺メールは、波紋の様に鎮まっては又鎮まっては又届きます。
ほとんどの場合、例えばいわれのない脅迫メールや当選メールなどは
迷惑メールとしてフラグを立てて削除しますが、あまりにしつこい、あるいはあくどい(すべてがあくどいわけですが)メールについては、迷惑メール相談センターや新聞の声の欄に通報します。

日本データ通信協会迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/

そんな詐欺メールへの心構えを持っているつもりでしたが、今回あるメールに、もう少しで(というかほとんど)騙されるところでした。





①それはなにげに、YouTubeの名前を語り、簡単な利用アンケートへと誘導するものでした。
”調査エントリーのリンク”をクリックすると
②まず調査を受ける言語選択のページが開き、
”日本語”を選択すると
③調査参加への謝意のページが開き、アンケート開始”継続”ボタンがありました。
そして四つほど簡単なアンケートに答えると
④調査参加のお礼のページが開き、
「貴方だけに、本日限りの高額HDムービーを無料でプレゼント」みたいな内容が書かれていて、
”ここをクリック”をクリックすると
⑤5starvidz.comという動画配信サイトが開きました。

ここで、ハタッと気付いて、ページを閉じて、
④調査参加のお礼のページに書かれていた”2015年次訪問調査(Nishiwaki)”をキーワードに検索すると
最近流行しているフィッシング詐欺であることが分かりました。

メールの送信元メールアドレスは、”YouTube ”となっていました。
でも、以前確認したように電子メールの送信元メールアドレスはメモでしかなく、第三者が他者のメールアドレスを騙ることなど簡単です。
そして、①で”調査エントリーのリンク”をクリックすると
QusetionProというアンケートソフトウェアのページが開きます。
これでは、ほとんどの人が自分がフィッシング詐欺に引っかかっているなんて思わないのではと思います。
それほどに、巧妙に仕組まれた詐欺であることが分かります。

私は⑤5starvidz.comのページが開いた時点で気付き、ページを閉じましたが、
詐欺報告のページを見ると
無料であるはずなのに、クレジット番号の入力を要求してくるといいます。
5strvidz.com自体は不正サイトではないのかもしれませんが、誰かがそのサイトを改ざんしている可能性だってあります。
最悪の場合、このフィッシング詐欺メールを信用してしまった利用者が、5starvidzのユーザIDとパスワードを申請するために入力した個人情報やクレジットカード情報を、悪意ある者に奪われることになります。

ですから、たとえ甘い誘惑の文言がなくても、知らない、もしくは関係のないメールは開かない、そういう強い心構えが必要だと、あらためて思いを強くした次第です。

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