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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2017年10月19日木曜日

こども哲学のすすめ

今日のおはよう朝日です「トレンドエクスプレス」は、「岩本アナ直撃!!今注目されている子ども哲学」でした。見たのは最後の方で、岩本アナがアトリエはちみつ堂さんが主宰する「輪になって考えてみよう」に参加して子どもたちと触れ合う様子でした。
主宰者は、子どもたちにいろんな事柄について、ゆっくり話してゆっくり聞くという時間を提供していたように思いました。でも岩本アナの最後のコメントは、考える力が育つというものでしたね。
番組では、p4c(phlisophy for children)という活動を紹介されていたようです。
ホームページを開いてみると、活動のコンセプトとして
・探求のコミュニティをつくる
・不思議だと思う心を大切にする
・安心して対話に参加できること
と書かれています。
http://p4c-japan.com/about_concept/

岩本さんが最後のコメントで言われた「考える力が育つ」というのはあくまでも副産物であって、それを目的にするのはどうかなと思います。
多分哲学とは、じっくりと考えること、その考える時を大切にすること、それを楽しむことなんだろうと思います。

じっくりと考えて
その考えを、他者に伝え
他者の考えを求めて
またじっくりと考える

岩本アナも「答はない」と話されていましたが、考えが深まるほどに、答というものは心の中で移り変わっていくものなのだろうと思います。
その答の移り変わりに、心の移り変わりに、自分自身が成長していると感じられたら、とても素敵なことだと思います。

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