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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2015年1月8日木曜日

日本語ワープロソフト一太郎

この季節になると、毎年ジャストシステムから一太郎バージョンアップの案内が届きます。一太郎とは、パソコン黎明期からの日本語ワープロ・ソフトウェアの雄です。
今年は、初代一太郎の発売から30周年を迎えるそうです。
そして近日、25代目となる一太郎2015が発売されます。

一太郎には日本語の変換率が優れている日本語入力システム(IME)ATOKが添付します。現在のATOKは一太郎から分離されWindowsのフロントエンドプロセッサーとしてすべてのソフトウェアの日本語入力システムとして利用できますが、何よりも一太郎との親和性が高いのです。また、一太郎には種々の辞書ソフトが添付します。これら一太郎、ATOK、そして辞書ソフトがスムーズに連動し、語彙の用法に詰まること無く、とてもスムーズに文書を作成していく事ができるのです。

私の一太郎との出会いですが、1990年代の始めに会社で使い始めたDOS版の一太郎です。それまではNECの専用ワークステーションで動く「LANWORD」を使っていましたが、どちらも、操作コマンドが煩雑で、また日本語の変換が非常に悪いために、始めに紙に下書きしてから、清書として印刷するためにのみ使っていたように思います。
そしてWindowsパソコンが発売されるようになりますと、MS-Word+Lotus123のバンドルモデルが主流でしたので必然、ワープロはMS-Wordを使うようになり、一太郎とは疎遠になりました。
でもWS-WordやWindowsに添付されているIMEは、日本語の変換率も操作性も悪く、IMEのみATOKを利用しました。そして使い続けるうちに、そのソフトウェアの進化の素晴らしさを体感し、すっかりファンとなりました。
ビジネスから離れ・・・、ほそぼそとパソコンを利用するようになってから・・・
徒然にブログを書くようになって・・・、再び一太郎に回帰しました。

今ではもう、この一太郎、ATOK、辞書ソフトの魔法のような文書作成トライアングルソフトウェアは私の必須の道具となっています。
そうそうにバージョンアップすることは叶いませんが、今使用しているバーションで、私は十分ありがたく思っています。
案内の冊子に、一太郎の年譜が掲載されていました。2010年に、ソフトウェアとして初めて「情報処理技術遺産」に認定されたとありました。
遅ればせではありますが、おめでとうございます、を贈ります。

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