播磨の国ブログ検索

パンデミックと戦うことを考える

昭和の始めに、日本が中国と、そして米国と戦争に及んだ理由を一言で記すことなどできないけれど、しかし、日本が戦争に負けた理由は一言で記すことができます。 それは、当時の日本の指導者の、「国民の人権軽視」と「戦争をするための戦略軽視」です。 「国民の人権軽視」、これは形式的な国...

2015年6月30日火曜日

エール!

夏の甲子園大会に通ずる、第97回選手権兵庫大会の組み合わせが決まりました。

松陽高校は第11組に入り、一回戦柏原高校と対戦です。
試合日時:7月12日(日) 11:30
試合球場:尼崎市記念公園野球場

大会出場メンバーは既に発表されています。
出場メンバーには、初戦を気力十分で挑めるように、そして一抹の不安も残さぬように、試合までの残りの日々で、心と体を仕上げて下さい。

やってきた事は、できる
やっていない事は、できない
割り切る事は割り切って
5の力があるのなら、限りなく5の力が出し切れるよう
7の力があるのなら、限りなく7の力が出し切れるよう
9の力があるのなら、限りなく9の力が出し切れるよう
その準備をして下さい。

そして、最高の状態で
7月11日(土)の開会式に挑み
そして初戦に挑んで下さい。
そして、どこまでも勝って下さい。
チームの健闘を祈っています。

2015年6月29日月曜日

龍野公園ぶらぶら


日曜日、妻の用事に付き合って龍野に出かけました。そして、一人で龍野公園界隈をぶらぶら散歩しました。
ずいぶん昔に仕事で何度か訪れましたが、物見遊山で歩くのは初めてです。
播磨の小京都と言われる町には、江戸情緒から昭和のレトロ感覚が大切に守り継がれていて、どこか懐かしさと安心感を覚える素敵な町でした。

由緒ある龍野小学校の北側には、門に「水練場」と掲げられた武家屋敷風の建物がありました。その北側には龍野城が見えます。龍野城の場内に続く坂道を登りながら後ろを振り向くと、水練場の中が見えました。青い水を満々と湛えたプールが二面見えました。龍野小学校の子供たちは、江戸情緒を満喫できる建物に囲まれた中で水泳ができるのですね。大変羨ましく思います。
そして龍野城の庭園に入りますと、山歩き衣装に身を包んだ年配のご婦人二人が、山道の方に歩まれるところを見かけました。そちらに近づくとご婦人たちから声を掛けられ、「登られます?男性だったら直ぐに山頂へいけますよ、お先にどうぞ・・・」と勧められ、ついその気になって、ご婦人より先に山に登ることにしました。でも、ずんずんと登りご婦人達が後ろに見えなくなった辺りで息が絶え絶えとなり、こりゃ駄目だとそれ以上の登山を諦めました。でも引き返してご婦人達と出くわすのも恥ずかしく思えて、別の山道を見つけて下山することにしました。でも登ってきた道以外に道は無く、やむなく腐葉土が体積したぬかるみの山肌を滑りながら降りることになりました。庭園に降り立つと、靴底がつるつるのスニーカーと衣服は泥水で汚れ、腕には擦り傷、持っていたカメラも泥が付着しているという有様でした。

あまりの疲れで、龍野城近くの和カフェで休むことにしました。
その店”そうめん処露亭”は、地元特産のそうめんや甘酒、梅といった和のテイストのドリンクやスイーツが楽しめる店で、昼前近くでもあり昼食を目当てに客が一人二人と入って来ましたが、私は梅のかき氷を頂きました。
かき氷は、カクテルグラスの様な器に、ぽっこり小山に盛られて出てきました。
スプーンでひとかきしますと、まるで上質のアイスクリームの様な質感でした。思わず口にほおばると上質の滑らかさと共に梅の爽やかさが口中に広がりました。「し・あ・わ・せ・・・」などと幸福感に浸っていますと、ガン!と痛みが頭を襲います。もうその後は、食べきるまで幸福感と頭痛を交互に味わいました。そしてすっかり汗、引きました。

そしてまた、歩き始めます。川に沿って歩くと紅葉谷への入り口がありました。入り口付近でさえ、紅葉の時期にはどれほどに美しい風景になるか想像ができるほどでありました。
そして龍野公園に続く小道を進みます。

一番上の小道を南に歩き続けると、小京都の町並みが一望できました。山肌には幾重にも小道が連なり、何処を取っても絵になる風景ばかりです。下界の喧噪とは無縁の静けさの中で、時折水のせせらぎと鳥のさえずりが聞こえます。

ほんの二時間余りでしたが、至福の時間を過ごすことができました。
播磨の小京都、龍野を満喫するには、きっと丸一日は掛かります。今度は、紅葉の頃に、じっくり時間を掛けて、龍野を堪能したいと思います。

2015年6月28日日曜日

朝霧堂のわらび餅

最近すっかり甘いもん好きとなった兄のところに、美味しい和菓子でも買って持って行こうと神戸に向かう途中、立ち寄った明石で一軒の和菓子屋に心惹かれました。

それは、屋号に播磨灘に面する山陽の地名の中でも特に美しい響きのある”朝霧”の文字が入った”朝霧堂”という名の和菓子屋でした。
おもむきのある狭い間口の店先には、平たいケースに出来たてほかほかの団子やくず餅、わらび餅が並んでいます。
くず餅とわらび餅は、どちらも容器の中にどろんとした半透明のものが入っていて見た目区別が付きません。でもわらび餅の方がどちらかといえば甘さ控えめと思い、忙しくされていた店の奥さんを呼び止めて、わらび餅を三つ注文しました。店先には一つしかありませんでしたが、奥さんは裏にありますと、店の裏に取りに行かれました。
店先でしばらく一人で待っていますと、職人のご主人と一緒に出てこられ、「今作ってますんで、30分ほど掛かります」と言われ、ぶらぶらしながら30分待つことにしました。
そして待つこと30分、作りたてでほかほかのわらび餅を三つ容器に詰めて貰いました。後、合流した妻の希望で三色団子も一つ買いました。

それから国道を通って小一時間ほどで兄宅に着きまして、さっそく作りたてぬくぬくのわらび餅を食べようと話をしますと、「アホか、わらび餅ちゅうもんは冷たくして食べるもんやろう」と言われ、あっ、そうかと思い返すととともに、でも兄の一言に無性に腹が立ち、結局わらび餅は一口も食べずに、その後、兄宅を後にしました。
家には、わらび餅一つと団子を一つ、土産に持って帰りました。
そして、家に帰って、まだほんのりぬくぬくのどろどろわらび餅を食べました。
ほんのり甘く、とても美味しゅうございましたが、
でも食べながら、わらび餅はやっぱり、少し冷やして、適当な大きさに切り分けて、きな粉を上品にまぶして、爪楊枝で一つひとつ口に運んで、食べるのが夏の風情のある食べ方やなぁと思った次第です。
きっと賢い兄ならば、今頃そうして食べているだろうなと思います。

2015年6月26日金曜日

本当の恐怖の話

浦沢尚樹さんの極上スリラー「Monster」に関連する内容で、もう一件投稿します。

先日、「最強文化系コロシアム 天下一文道会」という番組で、メンタリストDaiGoさんと堀江貴文さんのババ抜き対決を見ましたが、その結末には驚愕しました。

5枚の数字カードと1枚のジョーカーカードを並べて、引き手がジョーカーを引けば攻守交代、そしてジョーカーを最後まで手元に残した方が負けという3セット勝負、
第1セットはメンタリストDaiGoさんの引き手で始まりました。
DaiGoさんは、堀江さんがカードを並べた心理を語りながら、立て続けに5枚の数字カードを引いて第1セットを奪います。
そして、堀江さんの引き手で始まった第2セットは、開始早々堀江さんがジョーカーを引き攻守交代、その後は第1セット同様にDaiGoさんが5枚の数字カードを引いてゲームセットとなりました。
驚愕のもとは、DaiGoさんがカードを並べるときにカードを引く堀江さんの心理を語り、ジョーカーをある場所に置いたことです。そして堀江さんはDaiGoさんに魅入られたように、ジョーカーを引きました。ゲスト一同、たぶんテレビの視聴者も全員唖然とした事でしょう。でもただ一人、堀江さんだけは別の感情に心が支配されていたことと思います。
「本当の恐怖」を味わっていたことと思います。

DaiGoさんは、まるでサトリの様でした。
サトリとは、人の心の中を見透かして、人の心を恐怖で支配し、最後は食い殺してしまうと云う伝承の怪物です。
DaiGoさんは、本物のサトリではないでしょうから、日々人間の心理と行動について研究を重ね、またターゲットの周到なリサーチと心理の誘導というテクニックを駆使して、堀江貴文という人物にサトリのマジックを仕掛けたものと思います。
でもDaiGoさんは、堀江さんが選ぶカードだけを見透かしただけでした。これがもし、堀江さんの心の中のすべて、決して表に出せない記憶、情報、感情、心の機微まで、晒されていたとしたら、堀江さんは生きた心地がしなかった事でしょうね。これこそ「本当の恐怖」だと思います。

そして、思い出したのが浦沢尚樹さんの極上のスリラー漫画「Monster」です。
金髪の美男子ヨハンは、人の心の中にある記憶や葛藤を見透かしては、心の奥深くまで進入し、人の逃げ場所を完全に奪って、最後には心まで完全に支配して操り人形に仕立てます。そして用済みになれば、その人が存在した証まで全て抹消し地上から消し去ります。ヨハンの悪行の手口は
①天使の様にして人々に近づき、記憶を奪い殺害する
②ターゲットを知る人々を①の手口で殺害し、ターゲットを孤独に陥れる
③周辺の人々から奪った記憶で、ターゲットに取り憑く
④ターゲットの心の中を見透かして、完全に支配する
⑤ターゲットを本当の恐怖に陥れて殺害する
であろうと思われますが、ヨハンは一切の痕跡を残さぬ為に本当のことは分かりません。
でも唯一一人、ヨハンの本当の姿を語った者がいました。
それは、ヨハンが完全なる自殺のために選んだユーヘンハイムに住むアルコール中毒の男です。男はヨハンの中に黙示録で語られる獣の姿を見ました。

そして、浦沢尚樹さんが描いた「本当の恐怖」を地で行く事件も、本当にありました。
オウム事件がそうですし、最近では尼崎連続変死事件です。この事件では首謀者と見られる女が留置場の中で自殺し、事件の真相は永久に分からなくなりました。この女の写真を見たとき背筋がぞっとしたのを覚えています。「完全なる悪」を見た思いがしました。

p.s.
何故に浦沢尚樹さんの「Monster」がこうも気になり出したかと云いますと、映画サイトで「Monster」のハリウッドでの映画化、もしくはテレビドラマ化というニュース記事を読んだ事からです。東欧が舞台の、とてつもない悪意が蠢く物語、絶対に日本では映画化できないと思っていた物語が、実写化される、かもしれないという期待が膨らみ、頭から離れなくなったのです。「Monster」のすべての物語を辿るためには最低三部作は必要です。もしも実現したら、数年間は「Monster」漬けになりそうです。

まれちゃんの中の怪物

石川県の方言がとても懐かしく、朝ドラ「まれ」を見ています。
今週のまれちゃん、二人の男友達への想いと気遣いが過ぎて、二人の女友達からあらぬ軽蔑を受けてしまいましたね。すっかり自己嫌悪に陥ったまれちゃんに掛ける言葉なんてなかなか見つからないだろうなと思っていますと、丁度横浜に出てきていた文さんが、含蓄のある言葉でまれちゃんを慰めてくれました。

「他人には言う必要は無いが、
人間誰しも、ここに(心の中に)汚いもんがあること、
自分だけは決して忘れてはいかん」

真面目で気遣いもできて何事にも一生懸命なまれちゃんであっても、その心の中に身勝手なもう一人のまれちゃんがいる。でもそれは誰しもが同じで、自分の心の中の汚いものをしっかりと見つめることができれば、好きな自分を見失うことはないよと、そう文さんはまれちゃんに伝えたかったんだろうなと思います。

この文さんの言葉を聞いて、ずいぶん昔に読んだ漫画を思い出しました。
浦沢尚樹さんの極上のスリラー「Monster」です。
”僕の中の怪物が大きくなっていく”
そして怪物は、僕を喰らい、回りにいる人間を喰らい、最後には世界を喰らい尽くして自殺を図ろうとする。
僕は、僕の中に怪物が潜んでいることを知っていた。
でもその怪物に注目するものがいた。
彼らは、僕の中の怪物を欲し、崇め、利用しようとした。
誰も、僕の中の怪物を許してはくれなかった。
天使の様な妹さえ許してはくれなかった。
そして、僕の中の怪物は手が付けられなくなった。
そんな物語であったと思います。

今の世の中、些細なことにでも怪物が現れて取り返しが付かない事件を引き起こします。恐ろしい時代となりましたが、
でも、怪物を暴れさせない方法はあります。
自分自身が、その存在に気付いて、怪物も自分であると受け入れ許して上げること。
また、誰かにその存在を認めて貰い、許してもらうこと。
でもそのためには、
軽薄で乾いた人間関係ではなく、
まれちゃんが育った能登の町にあった様な、
濃密で潤いのある人間関係が必要です。
私たちはまず、濃密で潤いのある人間関係を取り戻さなければいけないのだと思います。

まれちゃんには、それを証明するためにも、幸せになってほしいと願います。

2015年6月12日金曜日

今夏の高校野球兵庫大会の予定が新聞発表されました。

大会期間は、7月11日(土)~7月29日(水)
組み合わせ抽選会は、6月30日(火)
です。

そして各高校の出場選手名簿の掲載も始まりました。
高砂には2名、東播工には1名、応援したい名前がありました。
松陽、高砂南、社と、これからも応援したい名前を見つけては、まず喜びたいと思います。

2015年6月7日日曜日

涼しいですね

先日、梅雨に入ったというのにじめじめ間がまるでなくひんやりしていますね。特に一昨日6月5日は日中もどんよりしていて気温が上がらず、まるで春の初めの様に寒かったです。北海道では雪が降ったということですが、季節外れの降雪のニュースには驚きました。

この数日の姫路の気象観測データを調べてみると、
一昨日6月5日(金)の日最高気温(17.3℃)は、観測史上もっとも低い気温であったといういことです。
2000年から2015年までの16年間の6月の日気象観測データの平均値、最大値、最小値を調べてみました。
平均気温(℃) 最高気温 最低気温(℃) 平均湿度  最小湿度  (℃)     (%)     (%)    平均値
やはり、平均気温、最高気温とも最小値で、2000年以降もっとも寒い1日であったことが分かりました。

この数日の温度、湿度の推移を見ると、晴れの日は日中湿度がぐんと下がっていました。
梅雨は、北の寒気と南の暖気が日本列島上空でせめぎあうことから起こりますが、この数日は北の寒気が優勢であるようです。

今日は、6月4日(木)の推移に近似しています。カラッと晴れて外に出て過ごすには最適な日となりそうです。