播磨の国ブログ検索

パンデミックと戦うことを考える

昭和の始めに、日本が中国と、そして米国と戦争に及んだ理由を一言で記すことなどできないけれど、しかし、日本が戦争に負けた理由は一言で記すことができます。 それは、当時の日本の指導者の、「国民の人権軽視」と「戦争をするための戦略軽視」です。 「国民の人権軽視」、これは形式的な国...

2012年9月12日水曜日

金本知憲選手の引退発表に寄せて


仕事から帰ってきた夜、妻から金本選手が引退を発表したと聞かされました。
でも、その引退発表については驚きはなかったです。
しかし、阪神タイガースという球団に対して沸沸とした怒りを覚えました。

連続フルイニング出場も、また連続試合出場も、金本選手がとことん野球が好きだった事の証明であると同時に、阪神タイガースという希なチームにあって、一人でチームを背負わなければならなかった苦悩の歴史であったと思います。阪神タイガースが希なチームというのは、世界一の熱狂過ぎるファンと、世界一の野球場を持ちながら、いっこうに強く出来ないチームという意味です。

そしてまた、阪神タイガースというチームは、阪神一筋のチーム好みする選手には温情溢れるチームですが、タイガースで一時代を築いた、また移籍して活躍した選手には、ホント冷たいチームです。
私は本当に阪神タイガースファンを『止めや!』と思った事がありました。
それは1987年、あの神様仏様バース様のランディ・バース選手を理不尽に解雇した時です。1985年の日本一の立役者が息子の手術に立ち会う為に帰国した直後、難癖をつけて解雇してしまったのです。あの時は悔しくて悔しくて、阪神タイガースに裏切られた気がしました。思い返せば江夏もそう、田淵もそう、掛布もそうでしたね。
偉大な選手の幕引きを美しく飾るのも、プロの野球チームの仕事です。それはファンの望みだからです。それが出来ない阪神タイガースは、まさに国民から乖離した国政政党さながらです。

金本選手の去就について、8月までは、来年も阪神で現役続行というニュースが流れ、来年こそ復活してくれる、そして素晴らしい花道を飾ってくれると期待していたのですが、阪神の大物OBの心ない引退勧告発言や、ここにきてのマスコミのバッシング報道を見聞きし、『勝手なこと言うな!』という腹立たしさを感じていました。
今夜のニュースで見た引退会見の中で金本選手の『疲れてしまった』の一言に思いのすべてが凝縮されていた様に感じました。

これからの阪神タイガースに物申すとするならば
中村勝広さんには悪いのですが、
まずはじめにOBの名誉職の様なGMなど白紙にして、阪神タイガース愛に満ちた本物の若い野心に満ちた経営者を球団のトップに据えて、プロの人事マネジャー、興行イベントマネジャーを布陣に加えて、本当にファンが喜べるチーム作りをすべきです。
またチーム再建のビジョンは”二三年後に常勝できるチームにする”を掲げて、
二軍チームには、しっかりとした育成プログラムと環境を整えて、心技体の優れた選手を育成する。
一軍チームには、ファンが楽しめるゲームメイクができる布陣で、この一二年を戦うという割り切りでスタッフ、選手を配置する。
そう、阪神タイガースはおもいきり革新しなければならないと思います。

そうそう本気モードの一軍布陣の提案です。
21世紀初頭の常勝タイガースの一員であった面々を、プレイングマネジャーに招聘するのは如何でしょうか?
金本、矢野、下柳、ジェフ・ウイリアムス、赤星、
ゲーム中、選手ではどうしようもなくなった時、マネジャーが助っ人登板すれば良いのです。ファンは喜びます。楽しめます。

そして二軍監督(兼タイガース総監督)には野村克也氏に再びなって頂きましょう。
野村氏の野球のすべてで新生阪神タイガースの次代を担う若者の心に灯火を点して頂きましょう。

2012年9月10日月曜日

小説『アルケミスト - 夢を旅した少年』を読みました。


最近、自分は取るに足りない存在か?なんていうもやもやした気持ちを覚えることがあったのですが、ある本を読み、そんな不快な気持ちを払拭する事が出来ました。

その本は、『アルケミスト - 夢を旅した少年』です。
木曜日、テレビで「中山美穂 魂の旅~小説“アルケミスト”の世界を探して」を観たその夕方図書館で本を借り、土曜日の朝読み終えました。

読み終えて、心の内から沸き上がってきた感情は
”私たちはそれぞれが、唯一無二の存在である”という喜びでした。

---

物語の主人公、少年サンチャゴは、16歳まで神学校で学びます。両親が彼を神父にしたいと思ったからです。ですがサンチャゴは、ひとところにとどまって、神を知ったり、人間の原罪を知ることよりも、旅に生き、もっと広い世界を知ることを求めました。
そしてある日、父に許しを請います。
父は言います。貧しき者の中で旅に生きられるのは羊飼いだけだ、と
そして父は、原野で拾ったという三枚のスペイン金貨をサンチャゴに与え、これで羊を買い原野に行きなさいと祝福します。
それからの二年間、サンチャゴはアンダルシアの羊飼いとして原野に生き、さまざまな町を旅します。その旅の中で、良い牧草地、良い水辺に通じる前兆を学び、また狼や盗賊という危険の前兆を学んで、良き羊飼いとなっていきます。

サンチャゴは、ある朽ち果てた教会跡でキャンプをしていた時、”エジプトのピラミッドまで旅をすれば、宝物を与える”という夢を見ます。
その夢が神託であるかを夢占い師にたずね、またセイラムの王メルキゼデックと名乗る老人から、運命に従うことを求められて、安定した羊飼いの身を投げ打って、エジプトへと旅に出かけます。
サンチャゴは、アフリカの最初の町タンジェで盗人に全財産を奪われますが、手元に残ったセイラム王から与えられた啓示の石、ウリムとトムミムによって旅はまだ祝福されていることを知り、さびれたクリスタルを扱う店で一年間、一生懸命に働き、店をもりたて、そしてピラミッドまで旅をするに十分なお金を稼ぎます。

サンチャゴは、砂漠を越えるキャラバン隊に加わります。
そのキャラバン隊で、一人の錬金術に取り憑かれた英国人に出会います。英国人は、アルファヨウムというオアシスにいる本物の錬金術師、アルケミストに会う為にキャラバン隊に加わっていたのです。
サンチャゴは果てしない砂漠の旅の中で、二つのことを学びます。
一つはアルケミストとはどういう者かということです。
アルケミストは、”物質を完全な存在に変える賢者の石”と”不老不死の妙薬”を精錬する技を持つ者のことですが、しかしその本質は、この世の全霊を束ねる”大いなる魂”の声に聴き従う者、前兆を知りその運命に従う者であることを学びます。
もう一つは、アラブの民の祈りの言葉『マクタブ』です。
”それは運命である、それは書かれている、それは神の手によって書かれている”
すべての人の人生の物語は、そして世界の歴史は、アラーによって定められている。だから人は、自分の必要と希望を満たす能力さえあれば、未知を恐れることはない、というアラブの民の信仰を学びます。

キャラバン隊は、砂漠の部族間の争いに巻き込まれ、アルファヨウムにたどり着きはしたものの、その地で足止めを余儀なくされます。
でもサンチャゴは、その地で運命の人に出会います。
そのひとりは、部族の娘ファティマです。家族の為に水をくみにきたファティマと泉で出会い、サンチャゴは”大いなることば”を覚えます。それは愛であり情熱でした。そして二人は恋に落ち、婚約を交わします。
もうひとりは、アルケミストです。アルケミストもまた本当の弟子の出現を待っていました。

サンチャゴはある夢を見ます。それは砂漠において不可侵とされるオアシスに軍隊が攻め込んでくる予兆を示す夢でした。
その夢のおかげで、オアシスは守られ、そしてサンチャゴは高い地位が与えられます。
サンチャゴは、約束の地まであともう少しのところまで来て、運命に従うことに揺らぎます。
アルケミストは話します。
お前はここにとどまっても、神託はさまざまに姿を変えて予兆をお前に示すであろう
そしてお前を側で見るファティマは、運命の探求を邪魔したと思い苦しみ、
やがて予兆はお前から去り、お前自身が運命を探求しなかったことに後悔をして暮らすことになるだろう
と話します。
そしてフィティマも気丈に話します。
あなたは愛をくれた。そして私はあなたの一部となった。砂漠の男は、砂漠の向こうに夢を求めて旅立ち、そして砂漠の女は、自分の男がその夢を探し見つけることだけを待ち願うの、と話します。

サンチャゴは、アルケミストを伴って再び砂漠を進みます。
アルケミストは砂漠の道案内人として、また、弟子が最後の試練を越えた時に祝福を与える為にいました。

二人は交戦する一方の部族にスパイの嫌疑を掛けられて拘束されてしまいます。
そして部族の首領の前に引っ立てられたとき、アルケミストが口を切りました。
この少年はアルケミストです。彼は自然の力を理解し、その凄い力をあなたたちにお見せします。彼は風となりあなたたちの野営地を吹き飛ばします。
と話します。
そしてサンチャゴに向かい、
死の脅威は、多くのことを気付かせてくれる、
と話します。
サンチャゴは与えられた三日間という猶予の中で、風になる術を風に問い、太陽に問い、そして果てしなく探求の旅を巡ります。その旅は、天地創造を巡る旅となり、天地創造の六日目に何故に人が作られたか、にたどり着きます。そしてそれは、大いなる魂の意思であり、私たちはその大いなる魂から生み出された魂の一部であることを悟ります。
そしてサンチャゴは奇跡は彼自身が起こせることを知ったのです。

サンチャゴは風に姿を変え部族の野営地を吹き飛ばします。
神の栄光が与えられたサンチャゴは、部族から解放され、二人は再び約束の地を目指します。

約束の地まで後わずかというコプト人の修道院に着いた時、アルケミストはサンチャゴに
この先は一人で進め
と話します。
そして秘技で金を精錬し、それを四つに分け
一つは巡礼者に親切を尽くす修道士に授け
一つはサンチャゴに与え、一つは自分のモノとした
そして残った最後の一つを修道士に託し
少年がこれを必要とした時、渡す様修道士に話します。

サンチャゴは一人で約束の地に立ちます。
砂丘の頂上に達した時、目の前に荘厳で堂々としたピラミッドが立っていました。
そこでサンチャゴは幸運の前兆を見、穴を掘って宝物を探します。
ですが、一晩中探し求めてみたのの、宝物にたどり着くことが出来ません。
それでも自分の心に従って懸命に掘って探していたところに、数名の人影が近づいてきました。
彼らはサンチャゴを襲い、持ち物の金を奪い、命まで奪おうとします。
サンチャゴは死の淵で
「僕は宝物を探して掘っているんだ!」と叫び、
宝物に辿る夢の物語を二度、賊に話します。
賊のリーダーがサンチャゴに言います。
「お前は死にはしない。生き延びるだろう。そして、人はそんなに愚かではいけないと学ぶだろう。二年前のことだ。まさにこの場所で、おれも何回も同じ夢を見た。スペインの平原に行き、羊飼いと羊たちが眠る見捨てられた教会を探せという夢だった。その夢の中では、祭壇だった場所に一本のいちじくの木が生えていた。そのいちじくの根元を掘れば、そこに隠された宝物が見つかるだろうと、俺は言われたのだ。しかし、ただ何回も同じ夢を見たからといって、砂漠を横断するほど、俺はおろかではない」
と言って立ち去ります。
そしてサンチャゴは、宝物のありかを知りました。
そして宝物を見つけ出すエピローグへと続きます。
---

小説『アルケミスト - 夢を旅した少年』は、聖書の記事、そしてイスラムの教えが宝玉としてちりばめられた物語でした。そして作者パウロ・コエーリョさんは、この物語によって大切な真理を私に示してくださいました。それは、
『私たちは大いなる魂の源から生まれ、そしていつかそこに帰る者です。
ですから、いつも大いなる魂のことばに耳を傾け、示された運命を歩みなさい』
それは、言い換えれば、
『私たちは、それぞれが大いなる魂の一部です。私たちひとりひとりが大いなる魂、唯一無二の存在なのです』という祝福です。

私たちは、自分が駄目な存在、落ちこぼれ、敗者、そして取るに足りない者と見なした時に、失望します。そして奈落へと向かいます。
ですが、聖書にもイスラムの教えにも、そんな不名誉はありません。聖書もイスラムの教えも常に私たちに祝福を与え続けているのです。
ですが、祝福を授かる為には努力が必要です。それは、大いなる魂のことばに耳を傾け、心をひらかねばならないという努力です。それは《信じる力》です。
《信じる力》を失えば、やがて大いなる魂のことばは、私に届かなくなります。

そしてもう一つの大切な真理を覚えます。それは、
『自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい』という御言葉が示す真理です。
私が唯一無二の存在である様に、隣人も唯一無二の存在であるからです。

ですが、賢者ではない私は、常々真理を覚えて生きていくことなど出来ないのが本音です。
ですが、それでも度々立ち止まり、真理の清水で喉を潤し、真理の清風で汗を乾かすことが、心を健康に保つのに、とても大切な事だと実感します。
そしてこれからも、このように生きてゆけたらと思います。

---

この物語に登場する人、モノについて調べてみました。

《サンチャゴ》
主人公である、羊飼いの少年の名前です。
サンチャゴは、イエスの十二使徒のひとりゼベダイの子聖ヤコブのスペイン語名です。
パウロ・コエーリョさんは、彼がピレネー山脈を越えてサンチャゴ・デ・コンポステーラまでのスペイン巡礼の道720㎞を踏破した体験から最初の本を書き上げました。
『星の巡礼』英語タイトル:The Diary of a Magus
です。
サンチャゴ・デ・コンポステーラは、9世紀に聖ヤコブの墓が発見されたというスペイン北西部の町で、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつです。
このサンチャゴには、パウロ・コエーリョさんの深い思い入れを感じます。

《セイラムの王メルキゼデック》
ヘブル書7にメルキゼデック王の記事があります。メルキゼデック王はアブラハムの時代、エルサレムの王であり、優れて高い神の祭司と書かれています。
メルキゼデック王は肉から生まれず、その生涯の始めもなく、命の終わりもない、神の子に似た者とされます。そしてアブラハムから一番良い戦利品の十分の一を与えられます。

《ウリムとトムミム》
出エジプト記28-30に、ウリムとトムミムが出現します。
アロンの裁きの胸当てには、ウリムとトムミムを入れ、アロンが主の前に出る時、それがアロンの胸の上にある様にする。アロンは絶えず主の前に、イスラエルの子らの裁きを、その胸の上に載せる。
ウリムとトムミムはヘブライ語で、《光と完全》を意味するそうです。そして啓示を与える石とされます。

《ファティマ》
ファティマは、イスラム教の開祖マホメットの娘の名で、今日でもイスラム圏でよく使われる女性の名前だそうです。ファティマは女性が見習うべき理想の女性と賞賛されているそうです。
ファティマにもう一つ意味を探しました。
20世紀の初頭、聖母が出現したとされる町の名がポルトガルのファティマです。

《アルファヨウム》
カイロから130㎞南西に位置するファイユームと呼ばれるアフリカ最古の町の一つです。
エジプト王朝の時代から現在に至るまで、肥沃な農地と豊富な水に恵まれたオアシスです。

息子が二十歳になりました。


昨日、長男遼太郎が二十歳の誕生日を迎えました。
それでささやかではありますが、家族で誕生日を祝いました。

夕食に、ペペロンチーノスパゲティを作りました。
ペペロンチーノというのは、飾りのないピリ辛のパスタです。
これからさまざまな絵を描いていくまっさらな大人を連想したのです。

そして白ワインで乾杯しました。


《本日のパスタのレシピ》
・1.6mmのパスタ 700g
・ソーセージ10本
・ニンニク10片
・鷹の爪4本
・オリーブオイル適量
・塩胡椒
・パスタの茹で汁
・隠し味に、昆布茶の粉、適量

まずは下準備
ニンニク片は二つに切ってから包丁の面でたたきつぶします。
鷹の爪は薄くスライス
ソーセージは輪切りにします。

次にペペロンチーノソースを作ります。
フライパンにオリーブ油を多めに入れて、弱火でニンニクとソーセージを炒めます。
お皿に取り置く直前に鷹の爪を入れて香り付けします。

パスタを茹で上げます。
パスタ鍋に水を一杯張ってお湯を沸かし、パスタの束を広げながら入れていきます。
パスタの芯の堅さがほどけた頃合い(口で何度も味わいました)でパスタを湯からあげます。

パスタをペペロンチーノソースと絡めます。
3回に分けて絡めました。
ソースを適量フライパンに戻し、茹で上がったパスタを二人前ほど加えます。
そしてお玉で2回茹で汁を加え、塩胡椒、そして昆布茶の粉を加えて絡めて出来上がりです。

そして感想ですが、
ペペロンチーノソースがあまりに辛かったので、パスタと絡める時、少ししか塩胡椒をふりませんでした。でも茹で汁を加えたことで、辛みが弱まり、ほんとに飾りのない(味のない)ペペロンチーノになってしまいました。
でも妻も子供たちも文句を言わず平らげてくれました。
ハハ、感謝です。

2012年9月7日金曜日

セルフレジでの出来事


今日の昼、ささやかな喜びを覚えました。
買い物をして、セルフレジで精算したのですが、
支払合計 \284
そして財布に貯まっていた小銭を全部投入したところ
現金合計 \284
と、ピッタシで支払いが出来たのでした。

なんのこともない普通の出来事かもしれませんが、
でも私、よし!と内心ほくそ笑んでしまいました。

携帯電話が故障しました


私は、スマートフォンではなく、二つ折りができるガラパゴス携帯電話機を使っています。昨日の朝までは普通に使えていたのですが、昼前着信チェックをしようと開くと、液晶ディスプレーが真っ黒で目視チェックができません。
パソコンに繋いで、携帯電話のデータをパソコンに取り込んでみたのですが、電話の着信履歴は取り込めないのですね。。。

そして午後、近くのドコモショップに出向きました。
相談すると、私は”ケータイ補償お届けサービス”に入っていて、負担金5000円で同一機種の新品と交換してくれるとの事、そしてドコモポイントも貯まっていたので、負担金にポイントを充てることで、携帯電話機を新品に交換してくれることが分かりました。
でも話の中で、二つ?を覚えました。
一つはそう、負担金の問題です。1回目は5250円、2回目からは8400円も掛かるのです。”ケータイ補償お届けサービス”は有料です。毎月月額料金(保険料)を支払っているのです。
パソコンの補償サービスの比較すると、そのおかしさが鮮明です。
パソコンの場合、購入時に例えば3年補償の保険料を先払いしておけば、3年間、何度でも無料交換してくれます。
二つ目は、故障した電話機のドコモへの送付を自分で行わなければならないということです。
”ケータイ補償お届けサービス”の利用手順は、
①自分でドコモのケータイ補償お届けサービスセンターに電話連絡し、
②1~2日以内に指定の住所に交換電話機が郵送される
③そして旧電話機は、①で届け出た日から10日以内にドコモに送付する
となっていて、③が行われない場合は違約金として42000円が請求されます。
まぁ自分ですべて手続きをするのであれば、これも致し方ないと思いますが、
私はドコモショップで手続きを行ったのです。代替幾を借り受け、交換用電話機がドコモショップに届いたら、代替幾を返し、そして交換用電話機を受け取りに行くのです。それでも、ショップに預けた故障電話機は返され、自分でドコモに送付しなければならないのです。ショップからの帰り道、にポストに投函すればいいじゃないか、とも思いますが、ショップでそのまま回収する方が、利用者の手間もいらず、またドコモ自身も回収の一元管理ができ、また送料も必要でなくなり、さらに良いのではないかと思うです。

こぎれいで大勢の窓口接客者を配置し、広々としてエントランスには、お金の掛かったパンフレット、そして新品携帯電話のモックアップが飾っている。
でも本当のサービスとは、お客様が窓口に相談にこられ、すべてを解決して、手軽にお返しする事でないかと思うのです。そういう意味で、携帯電話料金の複雑さと相まって、そのサービスもとても猥雑に感じました。

でも応対して下さった接客者はとても丁寧で、サービス内容についてもわかりやすく説明してくださいました。
ドコモが進めている高速通信Xi(クロッシー)ですが、高砂ではまだまだ使えないとのこと、加古川ではだいぶん普及し、加古川大橋を渡れば繋がるかもしれないと話されました。まさに喜劇です
またXiを使うスマートフォンは、電池の持ちが悪いとも話されました。
携帯電話を利用する本分はなんでしょう?
それはやはり通話、コミュニケーション手段の維持だと思います。
多機能のまるで魔法のランプの様なスマートフォンですが、それだけを頼りに外出し、途中で電池切れに陥って、誰にも連絡が取れずにっちもさっちもいかなくなった、では本末転倒ですよね。これもまさに喜劇です

それから、子供の携帯電話利用についても伺いました。
高校生以上はスマートフォンで、中学生までに買い与える親御さんは通話制限が可能なiモード携帯電話幾を選択される事が多いと話されました。
現在、携帯電話の世帯普及率は、95%台で推移しています。
実質的な一人一台という普及率もそうとう高くなっているのではないでしょうか。
一昔前の言い回しで言えば、いわゆる贅沢品のコモディティとしては、腕時計以来の爆発的な普及です。そして今や、一人一人のライフライン化しつつあるようにも感じます。
携帯電話がなければ、生きていけなくなる、それが実体化したならばとても恐ろしい事態です。


そうそう、こんなに携帯電話をスマートフォンを否定する私ですが、携帯電話が壊れた時、ホント狼狽えました。”生きてゆけなくなる”の恐怖を少し感じました。。。

2012年9月6日木曜日

「中山美穂 魂の旅~小説“アルケミスト”の世界を探して」を見ました。


BSアーカイブスで、
「中山美穂 魂の旅~小説“アルケミスト”の世界を探して」を見ました。

小説“アルケミスト”、まったく知らなかった小説ですが、
ブラジル人作家パウロ・コエーリョさんが1988年に発表された、世界的なベストセラーだそうです。
番組は、中山美穂さんが、小説“アルケミスト”の物語に沿って
発端となるスペイン、アンダルシアの草原から、スペイン最南端の町タリファ、そしてジブラルタル海峡を渡ってモロッコ、そして砂漠を東に進みエジプト、ギザのピラミッドを旅します。

小説“アルケミスト”(邦題:アルケミスト - 夢を旅した少年)は次の様な物語です。
アンダルシア地方で羊飼いをしながら旅をする少年サンチャゴは、ある朽ち果てた教会跡でキャンプをしました。大きなイチジクの木のもとで眠っていますと、ある夢を見ました。
それは、”ピラミッドまで旅をすれば大いなる宝物を手にすることができる”という恣意的な夢でした。
そしてサンチャゴは、タリファの夢占い師を訪ね、また王と称する老人から自分を信じて進めと後押しもされ、海を渡ります。モロッコでは全財産を奪われる不運に襲われますが、一人のアルケミスト(錬金術師)に出会い、アルケミストの供となって砂漠を旅します。
砂漠では、ある部族同士の争いに巻き込まれて命の危険を招きますが、サンチャゴは神に祈り、神は大風をおこしてサンチャゴを救います。
そして長い旅の末、終着地ギザにつきます。ピラミッドの側に立ち、夢で見た通りに穴を掘って宝物を求めましたが、でも宝物はありませんでした。
一人で立ちすくむサンチャゴは暴漢に襲われます。酷く痛みつけられたサンチャゴに暴漢の一人が告げます。
”あなたが求めている宝はここには無い”
”あなたが求めている宝は、イチジクの木がある朽ち果てた教会跡にある”
と告げます。
そしてサンチャゴは、再びアンダルシアに戻り、夢を見たあのイチジクの木がある朽ち果てた教会跡で宝物を見つけます。

作家パウロ・コエーリョさんは、言います。
『本当の幸せは、いつもそばにあるものだ。でも私たちはその幸せに気付くために、大いなる旅が必要なのだ。』と

旅を続ける中山美穂さんの表情がとても良かったです。そして、また思案しながら言葉を選びながら静かに話される中山美穂さんの心の風景もとても良かったです。

そして中山美穂さんの本当の旅の最後は、作家パウロ・コエーリョさんとの対面です。ピレネー山脈を間近に望む丘で対面された二人は、まるで旧来の師弟のありようで、中山美穂さんは、その感動を言葉ではなく、心からほとばしる震えで表現されていたのが印象的でした。

私も、是非『アルケミスト - 夢を旅した少年』を読んで、心の旅に出かけたいと思います。

2012年9月3日月曜日

大好きな歌手倍賞千恵子さんへの願い


私は歌が好きです。そして大勢の素敵な歌手のファンでもあります。
その素敵な歌手の中でも、とびきり好きなのが倍賞千恵子さんです。

倍賞千恵子さんといえば、やはり寅さんの妹さくらが印象的です。
さくらは、渥美清さん演じるどうしようもない『おにいちゃん』には似ても似つかない、しっかりもので心根から清い兄思いの妹です。
そして倍賞千恵子さんは、昭和期において日本一の妹となりました。

私は役者としての倍賞千恵子さんも大好きですが、
そう、歌手として舞台で朗朗と歌う、倍賞千恵子さんがたまらなく好きなのです。
倍賞千恵子さんの歌声は、まるで聖歌隊の少年歌手の如く、どこまでも清く通って、私の心に深く染み入ります。そして歌声と共に詩の心を全霊で表現されるので、詩が伝える世界が具体的なイメージを伴って私の脳裏に届きます。

私は、大好きな俳優森繁久彌さんが、1960年に知床の羅臼を舞台とした映画『地の涯に生きるもの』で、撮影でお世話になった羅臼の町の人々にお礼として贈られた歌『オホーツクの舟歌』を、倍賞千恵子さんの歌声で初めて知りました。

そして、詩人谷川俊太郎さんがベトナム反戦詩として作られた『死んだ男の残したものは』(1965年作)も倍賞千恵子さんの歌声で初めて知りました。
歌:長谷川きよしさん

どちらの歌にも、戦争が招いた深い悲しみとともに、それでもその地で生きてゆく、人々の切望が込められています。倍賞千恵子さんは全霊でその悲しみを、そして切望を朗朗と歌い上げられ、私は深い感銘を受けました。

そして、美しい日本の風景や四季を綴る唱歌も倍賞千恵子さんの歌声で沢山聴きました。
倍賞千恵子さんの歌声は、まさに美しい日本の歌声だと思います。

しかし、現在の日本には、唱歌が綴った美しい日本はもうありません。心の問題です。そう心がとてもさもしくなったのです。自信を失い、失望し、闇雲に攻撃し、傷つけ合っているのです。日本は1000年の時を経て築いてきた美しい心根を投げ捨て、乾いた合理性に身を委ねようとしています。
でもそんなもの日本人には到底似合わない、四季という美しくも厳しい自然環境の中で生きてきた日本人には、四季にへりくだって生きる美しい心根がこそ必要です。またそれこそが、日本人が世界の人々に誇れる、凛とした様式美、そして簡素美を再興する唯一の手立てだと思うのです。

美しい日本の歌声は、美しい心根を呼び起こしてくれます。また、怒り高ぶる者立ちの尖った気持ちを和らげもしてくれます。
役立たずな政治家には、この際退場して頂いて、日本人の中に美しい心根を取り戻す為に、そして隣国の荒ぶる国民感情を平静に導く為に、倍賞千恵子さんには、もう一度表舞台に立って頂いて、美しい日本の歌声を同胞である日本人に、そして隣国の友人に届けて欲しいと願います。