大好きな映画の話、本や朗読の話、また高校野球の試合観戦記、地元播磨の散策記など徒然に書いています。 その他にも、しょうもない昔話やちょっとしたエッセーなども書いています。 本でも読む感覚で読んで頂いて、面白ければ訪問カウンター下にある[G+1]ボタン(Facebookのいいねボタンの様なものです)を押して頂ければ嬉しいです。また、コメントの書き込みも楽しみにしています。
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パンデミックと戦うことを考える
昭和の始めに、日本が中国と、そして米国と戦争に及んだ理由を一言で記すことなどできないけれど、しかし、日本が戦争に負けた理由は一言で記すことができます。 それは、当時の日本の指導者の、「国民の人権軽視」と「戦争をするための戦略軽視」です。 「国民の人権軽視」、これは形式的な国...
2012年7月30日月曜日
フランスF2、今朝のニュース
NHKBS1のワールドWaveでフランスF2のニュースを見ました。
ニュースの項目は次の5つでした。
1.幼い少年が母親の目の前で酔っ払いドライバーに殺されました。
2.マルセイユで不良グループの抗争があり、有名な若者がマシンガンで殺されました。
3.山岳地域で山火事の危険が迫っています。
4.シリアで国軍と自由シリア軍の抗争が激化しています。
5.マリでアルカイダの脅威が強まっています。
『少年が酔っ払いに殺されました。』
フランスも、夏になって飲酒や麻薬に溺れた若者による凶悪事件が社会問題となっている様子です。でも報道の仕方が違っていました。被害者の扱いです。
日本では、『事故に遭い、死亡』と客観的に報道するところを
『殺されました。』と主観的に断定的に報道していました。
日本で社会問題となる『いじめによる自殺』、フランスではどのように報道されるのか、気になりました。
『マルセイユで不良グループの抗争』
場所はマルセイユ、フランス映画『ボルサリーノ』、アメリカ映画『フレンチ・コネクション』で舞台となった南仏の港町です。どちらの映画もフランスマフィアの残酷さを描いた映画で、マルセイユは貿易港という豊かさ溢れる町という印象とともに、マシンガン殺人と麻薬が溢れた恐ろしい町という印象を持っていました。
若者達の不良グループの抗争は今年に入り十数件にもおよび、七月に入って抗争は激化している、という内容でした。そして今回殺害されたのは、とても名の知れた若き暗黒会のリーダーでした。
映画『ボルサリーノ』は、フランスが生んだ二大スター、ジャン・ポール・ベルモントとアラン・ドロンが若きチンピラを演じ、マルセイユを舞台にマフィアの世界をのしあがっていく物語です。映画のラストはとても印象的で、『友はいらない、王は1人でいい』、といった乾いた若きマフィアの恐ろしさを残して終わります。
マルセイユは今もマフィアの町なのだなぁという印象を覚えました。
『山岳地域で山火事の危険』
フランス中部の山岳地域ではこの2ヶ月ばかり全く雨が降らず、そして30度を超す乾いた猛暑が続き、いつ大変な山火事が発生してもおかしくない事態だそうです。そして山岳地域は、人の不始末による出火を防止するため立ち入り禁止となり、また消防隊が出火を監視しているという内容でした。
この時期の大変な山火事のニュースといえば、アメリカ西海岸で発生した山火事ニュースが印象的ですが、ヨーロッパも乾いているのか、という強い印象を覚えました。
『シリア内戦』
シリアでは大統領が暴君となって、市民を無差別に殺害しています。ミサイルや攻撃ヘリコプターで町を破壊し、陸上部隊が重火器やナイフで町に展開し市民を根絶やしするが如くに殺害して回ります。
何故にこのような地獄に陥ったのか、また何故にヨーロッパもアメリカも誰も介入しないのか、不思議でなりません。でもフランスメディアは博愛と自由主義の兵士となって、銃ではなくペンを持って地獄に入り、命がけの現地レポートを繰り広げていました。
『マリでアルカイダの脅威』
昨年、アルカイダの最高指導者であったウサマビン・ラディンが米軍特殊部隊に殺害された後、日本では数々の内政問題から、まるで消え失せた脅威の様になっていたアルカイダでしたが、ニュースによると西アフリカのマリでその勢力を拡大しているという報道でした。中東、西アジアで芽吹き世界的脅威となったアルカイダの思想がアフリカの大地に根付けば、今度はアフリカが拠点となってヨーロッパ、アメリカそしてアジアでジハード(聖戦)が繰り広げられるだろうと結ばれていました。
NHKBS1のワールドWave、世界の今日を知る貴重なニュースソースでありました。
最高の贅沢
星新一が紡ぎ出したショートショートのひとつに
『最高の贅沢』という物語があります。
F氏が、大金持ちの友人から最高の贅沢を味あわせてあげると招待を受けます。
F氏は、最高の贅沢を味わえる事を楽しみに、招待状に入っていた地図を頼りに友人に会いに行きます。
そこは極寒の地です。男は凍えながら歩いていますと、大きなドームが見えました。
ようやくドームにたどり着き、中に入りますとそこは人工太陽が眩しく輝く常夏の世界です。F氏は友人の贅沢に感じ入りながらドームの中心にある家を目指しましたが、今度は暑くて死にそうになりました。
青息吐息でようやく家にたどり着き中に入りますと、室内は最高に冷房が効いています。そしてあまりの寒さに凍えそうになりました。
ある部屋に入りますと、暖炉に火が入っています。F氏は暖炉のそばの椅子に腰掛けますと、火力は猛烈に上がってF氏は熱さで目が眩みました。
そこに友人が現れて言います。
『最高の贅沢をどうぞ』、彼の手にはつめたく冷えたビールがありました。
記憶を頼り書きました。正確ではないかもしれませんが、この様な筋であったと思います。
贅を尽くした、というよりも最高に無駄を尽くしたもてなしですが、最後のビールはやはり至福であったと思います。
今年の夏は、いろいろな事が重なり、その過ごし方が一変しました。
そして、冷房を極力控え、暑さに向き合う過ごし方を実践しています。
それは『歩くこと』がきっかけでした。歩けばいっぱい汗をかきます。汗は体内の熱を放出し、体に軽快さが甦ります。また肌表面に残った汗(水滴)に微風が触れるだけでひんやり感を覚えます。
また早起きし、陽の明け切らない早朝、熱のこもった部屋の窓やカーテンを開け放つと、外から優しい冷気が入ってきます。
自然が与えてくれる真夏の最高の贅沢な瞬間です。
私は今、やせ我慢ではなく、本当に『最高の贅沢』を感じる事ができる鋭敏な今の状態を楽しんでいます。
2012年7月29日日曜日
蝉時雨、朝から外は賑やかです。
おはようございます
蝉時雨、朝から外は賑やかです。そして今日も酷暑となりそうですね。
子供が小さかった頃はよく蝉取りをしました。耕太郎は蝉取り名人で、ラジオ体操が始まる前から表に飛び出し、小学校やお寺を巡っては、小さな虫かごに何十匹もの蝉を押し込んで得意満面で帰ってきました。遼太郎はカブトムシが好きだったなぁ、リフレッシュパーク市川にいってよくカブトムシ買いました。カブトムシ脱走事件なんてのもありました。つがいのカブトムシが虫かごから脱走し、家の中を飛び回ったのです。カブトムシよく飛ぶのです、ホント力強く元気な虫の王様です。
さくらといえば、虫よりも川遊びが好きでした。ホント小さい頃はすぐに真っ裸になって小川に入ってはしゃいでいました。夏は子供たちがいっそう光を放ちます。
最近歩いているとよくアゲハチョウを見かけます。大きな羽をいっぱいに広げて、てふてふ(ふわふわ)と熱気の中を漂っています。蝶々を見て、てふてふという文字を当てた先人の柔らかい感性、素敵だなあと思います。
2012年7月28日土曜日
今日は朗読を楽しんできました。
今日はおはなしの会担当日で、加西市立図書館で絵本を朗読してきました。
オリンピック開会式が始まった5時過ぎに自宅を出発し、9時半頃アスティア加西に到着しました。
それからおはなしの会が始まる14時まで図書館で雑誌を読んだりうたたねをしたりして過ごし、14時から、3歳から7歳までの子供たち(とお母さん達)と30分の絵本朗読を楽しみました。
今日朗読した絵本は次の三冊です。
『はじめてのおつかい』筒井頼子さん作、林明子さん絵、福音館書店
『おひさまがいっぱい』与田準一さん詩、堀内誠一さん画、童心社詩の絵本
『ムーミンのふしぎ』トーベ・ヤンソン原作、松田素子さん文、スタジオ・メルファン絵、講談社
『はじめてのおつかい』は友達のお薦め本です。
私はずいぶん昔家族で、林明子さんの原画展を見にいったことがあり、その前後に林さんの絵本を数冊購入、その中に『はじめてのおつかい』もありました。
5歳の女の子が、お母さんから赤ちゃんの弟(もしくは妹)に与える牛乳を買うおつかいを頼まれます。そして女の子のわくわくどきどきするはじめてのおつかい冒険が描かれます。
二冊目の『おひさまがいっぱい』は前回の担当時でも朗読した可愛いポエムです。
子供たちには次のような話をしてから朗読を始めました。
『夏は夜が楽しんだよ
人間は昼間遊んだり勉強したり仕事をして夜休むけれど
動物たちは、暑い昼間は休んで夜活動するんだ
そんな動物たちのお話しです』
そして朗読を始めました。
3歳の男の子がこの絵本を持っていると話してくれました。
そして三冊目は『ムーミンのふしぎ』です。
目の前に居る男の子や女の子と同様に、ふしぎ大好きな永遠の少年ムーミンが、色の不思議を巡る物語です。ムーミンファミリーであるミイ、スニフ、スナフキンそしてムーミンママも出演する賑やかな朗読劇です。15分弱となる少し長いお話しでしたが、どうやら子供たちも色のふしぎを楽しんでくれた様子でした。
実はもう一冊用意していた本があります。
『すてきな三にんぐみ』です。
黒い帽子に黒マント、三人のちょっと怖い山賊が、闇に隠れて襲った馬車に乗り合わせていた、貰われていくかわいそうな女の子ティファニーちゃんに出会います。
山賊達は、これまでに奪いに奪った金銀財宝の使い道を相談し、綺麗なお城を買って、孤児やかわいそうな子供たちを集めに集めて揃いの赤い帽子に赤マントという制服を与え、そして城で大切に育てます。やがて子供たち大きくなり、城の周りに家を建て村を作り、大きく繁栄した村人達は3人に感謝を込めて、三つの塔を築きます。
そんなちょっと不思議なお話です。
ですが、あまり朗読練習ができなかった事、またストーリーがあるお話しが重なると子供たちがしんどくなるのではという思いから、二冊目を『おひさまがいっぱい』に変更しました。
でもいつもながら、洞穴のような朗読コーナーで朗読すると、声が大きく反響し、とても気持ち良かったです。
追伸
加西からの帰り、始めて北条鉄道のワンマントレインに乗りました。
毎時42分発の粟生行きで
14:42分に乗りました。
トレインはディーゼルエンジンで走るため、線路には電線がありません。
ですから加西や小野の丘陵地帯の田園や森の中を走るトレインは
まるで千と千尋に出てくる海原を走るトレインの如く緑の海原を走っている様でした。
また、鎮守の森に入った時、となりのトトロに出てくる猫バスの如くに木々達がよけてくれているような錯覚を覚えました。二十分ほどの乗車でしたが、とても軽やかな時間を過ごすことができました。
オリンピック開会式より楽しきもの
おはようございます
静かな朝です。
もうすぐオリンピック開会式が始まりますね
様々なショーが繰り広げられるオープニングの中でも特に
『英国音楽史』の演目に興味津々です
でも私は、今日の最大のイベントのため
そろそろ出発します。
北に向かって歩きます。
2012年7月23日月曜日
『ありがとう』
鹿島中野球部の最後の大戦となったゲームは、観戦することはできませんでした。
でも現会長で大切な友人である本多さんから
『本当に良い試合でした』という感想を頂きました。
激しいスコールや厳しい日差しよりも熱い熱い、熱いゲームを戦った様子です。
フィールドの爽やかな風であった選手達に
『ありがとう』
を贈ります。
2012年7月22日日曜日
先祖の記憶
昨日父方の従兄弟頭の兄さんが亡くなったとの連絡がありました。
そして今日は通夜でした。
通夜の後、私の兄とともにしばし喪主のはとこと談笑しました。
彼らの祖父さんがどんな人であったか、また曾祖父さんがどんな人であったかという話をしました。
『彼らのお祖父さん』は、父の兄です。父とその兄の関係を端的に表した一枚の写真が家に残っています。
その写真は戦前(もしくは戦中)にどこかの写真館で撮られたもので、軍服に身を包んだ二人が並んで写っています。
叔父は陸軍で、父は海軍でした。
叔父は軍服をきりりと着こなし背筋を伸ばして真っ直ぐ前を向いています。
父は叔父の左隣で襟を開け、少し砕けた様子で写っています。
そう、しっかり兄さんとやんちゃな弟、という風采なのです。
叔父はまさにしっかりした人でした。商売人で折り目の厳しい人でした。
でも私の父は、やんちゃとはほどとおい、口数が少ない、けれども躾に厳しい人でした。また余り人付き合いが上手でない人でもあったように思います。字が上手で、手先が器用で何でも作ったり修理をします(できばえはあまり美しくありませんでしたがね)。
タバコは吸うが、酒は口にしない人でもありました。
何故に酒を飲まなかったのか?これは私の長年の謎でしたが、今日一つの答えを知りました。『彼らの曾祖父さん』、つまり私達の祖父さんが原因であったと兄が語りました。
『私達の祖父さん』には会ったことがありません。私が生まれる前に亡くなっていたからです。でも兄は知っていました。幼い頃、大きな腕でだっこして貰った記憶があると語りました。
私に祖父さんの逸話を最初に語ってくれたのは、亡くなった従兄弟頭です。
祖父さんは体躯の立派な人で醤油屋を営んでいました。
後年は店を子供に任せ、読めもしない新聞をもって、日々好きな競馬に通うという、ちょっと砕けた人であったと聞きました。
それに加えて、今日兄が語った祖父さんは、とても大酒飲みであったという事です。
それが為、父は(そして叔父さんも)飲酒を戒めていたと語りました。
この様な、家族親族の歴史を語り合えるのも、葬儀の会くらいになりました。
そして昨日、一番の伝承者が亡くなりました。先祖の記憶はどんどん乏しくなっていきます。
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