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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年7月28日土曜日

今日は朗読を楽しんできました。


今日はおはなしの会担当日で、加西市立図書館で絵本を朗読してきました。

オリンピック開会式が始まった5時過ぎに自宅を出発し、9時半頃アスティア加西に到着しました。

それからおはなしの会が始まる14時まで図書館で雑誌を読んだりうたたねをしたりして過ごし、14時から、3歳から7歳までの子供たち(とお母さん達)と30分の絵本朗読を楽しみました。
今日朗読した絵本は次の三冊です。
『はじめてのおつかい』筒井頼子さん作、林明子さん絵、福音館書店
『おひさまがいっぱい』与田準一さん詩、堀内誠一さん画、童心社詩の絵本
『ムーミンのふしぎ』トーベ・ヤンソン原作、松田素子さん文、スタジオ・メルファン絵、講談社

『はじめてのおつかい』は友達のお薦め本です。
私はずいぶん昔家族で、林明子さんの原画展を見にいったことがあり、その前後に林さんの絵本を数冊購入、その中に『はじめてのおつかい』もありました。
5歳の女の子が、お母さんから赤ちゃんの弟(もしくは妹)に与える牛乳を買うおつかいを頼まれます。そして女の子のわくわくどきどきするはじめてのおつかい冒険が描かれます。

二冊目の『おひさまがいっぱい』は前回の担当時でも朗読した可愛いポエムです。
子供たちには次のような話をしてから朗読を始めました。
『夏は夜が楽しんだよ
人間は昼間遊んだり勉強したり仕事をして夜休むけれど
動物たちは、暑い昼間は休んで夜活動するんだ
そんな動物たちのお話しです』
そして朗読を始めました。
3歳の男の子がこの絵本を持っていると話してくれました。

そして三冊目は『ムーミンのふしぎ』です。
目の前に居る男の子や女の子と同様に、ふしぎ大好きな永遠の少年ムーミンが、色の不思議を巡る物語です。ムーミンファミリーであるミイ、スニフ、スナフキンそしてムーミンママも出演する賑やかな朗読劇です。15分弱となる少し長いお話しでしたが、どうやら子供たちも色のふしぎを楽しんでくれた様子でした。

実はもう一冊用意していた本があります。
『すてきな三にんぐみ』です。
黒い帽子に黒マント、三人のちょっと怖い山賊が、闇に隠れて襲った馬車に乗り合わせていた、貰われていくかわいそうな女の子ティファニーちゃんに出会います。
山賊達は、これまでに奪いに奪った金銀財宝の使い道を相談し、綺麗なお城を買って、孤児やかわいそうな子供たちを集めに集めて揃いの赤い帽子に赤マントという制服を与え、そして城で大切に育てます。やがて子供たち大きくなり、城の周りに家を建て村を作り、大きく繁栄した村人達は3人に感謝を込めて、三つの塔を築きます。
そんなちょっと不思議なお話です。
ですが、あまり朗読練習ができなかった事、またストーリーがあるお話しが重なると子供たちがしんどくなるのではという思いから、二冊目を『おひさまがいっぱい』に変更しました。

でもいつもながら、洞穴のような朗読コーナーで朗読すると、声が大きく反響し、とても気持ち良かったです。


追伸
加西からの帰り、始めて北条鉄道のワンマントレインに乗りました。
毎時42分発の粟生行きで
14:42分に乗りました。
トレインはディーゼルエンジンで走るため、線路には電線がありません。
ですから加西や小野の丘陵地帯の田園や森の中を走るトレインは
まるで千と千尋に出てくる海原を走るトレインの如く緑の海原を走っている様でした。
また、鎮守の森に入った時、となりのトトロに出てくる猫バスの如くに木々達がよけてくれているような錯覚を覚えました。二十分ほどの乗車でしたが、とても軽やかな時間を過ごすことができました。

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