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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年11月22日火曜日

映画『いちご白書』が観たい!


70年代のアメリカン・ニューシネマをモチーフとした歌があります。
大塚博堂『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』
そして
荒井由実、バンバン『いちご白書をもう一度』です。
どちらも好きな歌で十代の頃よく歌ってました。

当時は、エセ蛮カラで
髪を伸ばして髭伸ばし、汚いジーパン履いて下駄履いて、フォークギター片手に闊歩してました。
恥ずかしかったのは下駄の歯が折れたときです。前ならまぁなんとか歩けましたが、後ろは駄目です、そんときゃぁ裸足でした。
70年フォークに夢中でした、しかしギター演奏はさっぱりでした。。。
でも少し上達した時期もありました。
19歳の頃、同じ学生寮で長渕剛のコピーがめっちゃめちゃ上手い富山出身の友達に幾つかの曲の演奏を教えてもらいました。
そして
『順子』、『巡恋歌』弾けるようになりました。

また道を外してしまいました、ゴメンなさい。。。

『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』は
ダスティン・ホフマン主演の
『ジョンとメリー』、そして『卒業』のシーンに重ねて
中年にかかり始めた男の、若い頃の恋人を今も慕う切なさが歌われています。
でも当時は、詩の意味などまったく分かっていませんでした。
それでも、大塚博堂の声に痺れてました。

***

作詞 藤 公之介 作曲 大塚博堂

テレビの 名画劇場で
「ジョンとメリー」を 観たよ
ダスティン・ホフマンが 主演の
行きずりの恋の お話しさ

まるであの日の 二人みたいで
胸が熱くなって 仕方が なかった

君にもう二人も 子供がいるなんて
僕の回りだけ 時の流れが 遅すぎる


君と一緒に観に行った
「卒業」を 覚えているかい
花嫁を奪って逃げる
ラスト・シーンが 心に染みたね

なのにあの日 僕は教会で
君を 遠くから 眺めてるだけだった

君にもう二人も 子供がいるなんて
僕の回りだけ 時の流れが 遅すぎる

ダスティン・ホフマンになれなかったよ
ダスティン・ホフマンになれなかったよ

ダスティン・ホフマンになれなかったよ
***

『いちご白書をもう一度』は
60から70年にかけての学生闘争を取り上げた映画『いちご白書』。
この映画の主人公を真似て闘士を気取っていた男、彼女もいて学生生活をエンジョイしてましたが就職が決まると、働きマンに変わります。
そして数年後、街角の破れかけた映画ポスターを見て、当時の事を思い出す。

***

作詞・作曲 荒井由実

いつか君と行った 映画がまた来る
授業を抜け出して 二人で出かけた
哀しい場面では涙ぐんでた
素直な横顔が 今も恋しい

雨に破れかけた 街角のポスターに
過ぎ去った昔が  鮮やかに甦る

君を観るだろうか 「いちご白書」を
二人だけのメモリー どこかでもう一度


僕は無精ヒゲと 髪を伸ばして
学生集会へも 時々出かけた

就職が決まって 髪を切ってきた時
もう若くないさと 君に言い訳したね

君を観るだろうか 「いちご白書」を
二人だけのメモリー どこかでもう一度

二人だけのメモリー どこかでもう一度
***

二つの歌共に、別れた彼女を思い出す歌でもあるわけですが
『いちご白書をもう一度』はカラッとしてます。
作ったのが女性、ユーミンであったからだと思います。
そう思うと、男は粘着力がありますね、恥ずかしながら。。。


そうそう、大ニュース
映画『いちご白書』がリバイバル上映されることになりました。
日本での初公開から40年振りとなる上映だそうです。
またこの映画はDVD化されていない、幻の映画なのです。
私、まだ一度も観た事がありません。
是非観たい、と思っています。

『いちご白書』公式サイト

関西(観に行ける劇場)では

大阪・テアトル梅田(MBSの近所ロフトの地下だそうです)
平成23年12月10日(土)から公開

テアトル梅田ウェブサイト

神戸アートビレッジセンター・KAVC(JR神戸駅西1㎞)
こちらはウェブサイトに公開の記載がなかったのでメールで問い合わせしたところ
『今のところ上映予定はございますが、上映時期については未定』との返事

KAVCウェブサイト

観るなら近いKAVC、でも上映予定を再三チェックするのは邪魔臭いし、
12月、大阪に出かけようかなぁ。。。
観終わった後、久し振りに梅田で一杯やりますか。。。

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