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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年11月23日水曜日

『完全無欠のコンシェルジュ』


少し前ですが、11月5日土曜日にテレビで
三谷幸喜最新映画『ステキな金縛り』公開記念のスペシャルドラマ
『ステキな隠し撮り~完全無欠のコンシェルジュ~』が放送されました。
映画でも主役である深津絵里さんが、少しずれてる一生懸命な新米コンシェルジュを愉快に熱演されていました。

『コンシェルジュは、宿泊客のあらゆる要望に応えなければならない』
『決してNOは言わない』
という先輩からの教えを嫌々ながらも守って
そして、竹内結子、浅野忠信、草なぎ剛、中井貴一そして西田敏行演じる、わがままで一癖も二癖もある宿泊客の要望に応えていくという、ライトな笑い満載のコメディでした。

この『コンシェルジュ』
docomoの『iコンシェル』サービスで身近な単語となりました。
元々は『アパートの管理人』という意味しかなかったようですが、現在は、広く様々な施設で同種のサービスを担う人をさすようになってきました。

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10月オープンした書店で働きだし、はや二ヶ月となります。
最初のひとつきは目まぐるしいだけで、あっという間に過ぎてしまいました。
毎日、腰の痛み足の痛みとも格闘、そして積み残しの反省ばかりで先がどうなるか不安だらけでした。
最近漸く仕事のリズムに慣れてきました。リズムには慣れてきましたが
フッとした油断からの作業ミスや軽率な受け答えを自覚するようにもなりました。
今、仕事の『恐さ』感じてます。

業務は半人前
応対も半人前
センスは目方も振れぬ程。。。
という私ですが、
はきはきとして目の美しいチームメイト達に支えられています。本当に感謝です。

自身に、何が出来るか、ではなく、何をしなければ、と問うたとき
『気持ちの良い空間を作りたい』
『お客様を気持ちよく迎え、そして送りたい』
『お客様の依頼に最善を尽くしたい』
まるで
『完全無欠のコンシェルジュ』
を目指しているようにもとれますが、ハハそれは高望みなので、そうではなく
ただ、後悔したくない、それだけなのです。

この仕事は、
・適応力
・瞬発力
・好奇心
・想像力
そして体力が求められる、或いは育まれる仕事だと感じています。
チーム内で最年長となる私は、想像力と好奇心は旺盛なのですが、いかせんその他の能力はすでに下降曲線を突っ走っています。

ですが毎日を迎えるのが新鮮です。
これが、『一期一会』を待ち望む気持ちなのか、と思います。


p.s.
『おはようございます』
出勤時の挨拶です。最近漸く慣れました。
ですが、おかしな使い方だとは思っています。
以前、データセンターでDBシステム運用管理者の仕事をしていた時も『おはようございます』が出勤時の挨拶でした。ですが、私は頑として時間にあった挨拶に固執しました。
頑冥、協調性のなさ、私に付いて回った代名詞であります。
しかし、だいぶん解れてきたように思います。
これは昨年から今年にかけて鹿島中野球部の活動を追い、少年達の成長に感化されたからだと思います。

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