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パンデミックと戦うことを考える

昭和の始めに、日本が中国と、そして米国と戦争に及んだ理由を一言で記すことなどできないけれど、しかし、日本が戦争に負けた理由は一言で記すことができます。 それは、当時の日本の指導者の、「国民の人権軽視」と「戦争をするための戦略軽視」です。 「国民の人権軽視」、これは形式的な国...

2013年11月22日金曜日

今年も紅葉狩りに書写山圓教寺を散策しました。

まだ薄暗い時間に自宅を出、達者な足で書写山を目指します。途中、姫路城大手門前に着きますと、お堀端に和船乗り口という幟を見かけました。和舟でお堀を巡るとはなかなかおつな趣向です。今日のお堀は、真っ青な空が水面に映りとても美しかったです。

そしてトイレ休憩を挟んで三時間ほどで書写山の麓に到着しました。昨年は間違えて参道ではないところから山に入り危うく遭難しそうになりました。そんな苦い経験もあって、今年は間違うこと無く東坂参道に入り、すいすいと入山することができました。

参道では、山ガールの姿をよく見かけました。上から下までカラフルな衣装を纏い賑やかに談笑しながら歩く姿が印象的でした。山頂に着きますと、山頂はロープウェーを利用した観光客で一杯です。いろんなお国訛りが聞こえてきます。

鐘をついてから、山頂を巡りました。仁王門から摩尼殿、そして白山権現を通って三之堂と進みます。白山権現の山道では、道外れになにかしらの獣のまだ新しい糞がありました。そしてしばし喧噪を離れ、様々な鳥の鳴き声のシャワーを浴び、眩しい陽光と木立を揺らす風に身を置きました。ほんと、最高に心地よかったです。
最後に摩尼殿の舞台にあがりました。そこからの紅葉風景は絵の様に美しかったです。












みやげに、茶店で焼きたての力餅を九つ買いました。茶店は大繁盛でした。店先で焼いている力餅もひっきりなしに売れていました。県外であろう観光客のおばさんが、
「この餅、冷めても固くならない?」と訪ねると、店の女性はすかさず
「冷めたら固くなりなすよ」と答えていました。でも力餅、この焼き餅はしっかり餡にまで熱が通っている為になかなか冷めにくいのです。ですから今日など、家に持ち帰ってもまだまだ温い餅を頂く事ができました。

2013年11月15日金曜日

BS世界のドキュメンタリー「模倣品社会~命を脅かすコピー商品~」に、戦慄を覚えました。

先日、BS世界のドキュメンタリー「模倣品社会~命を脅かすコピー商品~」(再放送)を見ました。
この番組の内容には真に戦慄を覚えました。

ひとつは、薬のネット通販がにせ薬流通の温床となり、多くの死亡事件を引き起こしているという事実です。
カナダの事例でしたが、
まるでカナダ国内の大手通販サイトを偽った通販サイトを立ち上げて、高価な薬をディスカウントで販売します。
購入者に届いた薬は、商品パッケージだけを似せた全くの紛い物で、その成分には人体に有害な物質(放射性物質など)が含まれていて、服用すれば命が奪われます。しかし、この通販業者を摘発しようとしても海外のサイトであるために国内法で裁くことが困難で、また偽通販業者は、売りさばいては逃げるを繰り返し、一向に後を絶たないのです。
現在ではさらにエスカレートし、病院などの医療機関にまで薬の紛い物が流通しているといいます。医療機関が経費削減のためにメーカーとの直接取引を止めてブローカーを介在したことが原因です。そして偽薬の被害は世界中に広がり、年間何十万人の命が犠牲になっています。

もうひとつは、車、飛行機、そして武器にまで及ぶ紛い物部品の流通が、大事故を招くという事実です。
2000年のコンコルド離陸直後の炎上爆破事故は、その後の長い調査の結果、滑走路に落ちていたある部品によってコンコルドのタイヤが破損し、その断片が燃料タンクを損傷した結果の大惨事であることが判明しました。コンコルドのタイヤを破損させた部品は、他の航空機から落下したエンジン部分の部品でした。その部品は未認可の紛い物で、落下原因は取り付け不良、整備不良でした。
また乗用車の事例ですが、アメリカなどでは所有者が自ら自動車整備を行います。しかしネット通販で購入したディスカウントの紛い物ブレーキパッドを取り付けた為に、ブレーキが効かずに事故を引き起こしていました。
そして武器、アメリカ国防省の予算が削減された為、メンテナンス時の部品調達において、メーカーとの直取引を行わずブローカーを介在した為、紛い物が流れ込み、いまや武器の信頼性が損なわれる事態となりました。

何もかもが同じ轍を踏んでいる、としか言えません。
ネット通販やブローカーから格安商品を手に入れる、手に入れたいという欲望、需要が失せない限り、模倣品、紛い物が根絶されることはないでしょう。そしてますます人命は軽視され、危険にさらされ続けます。

日本でこれから始まる薬の販売自由化、ネット販売解禁は、通販ビジネスの野放図な拡大でしかありません。先日の楽天優勝セールで発覚した楽天市場の複数の商店が起こした偽りの優勝セール、偽りのディスカウントは、すでに楽天市場事態が、楽天の自浄監視が及ばない程に巨大化肥大化していることを物語っていました。
薬の自由化において、国はネット監視を強化するといいますが、海外の先行事例が物語る様に、それはたわごとにしか聞こえません。間違いなくカナダで起こった事件が、明日日本で起こる、と断言せざる得ません。

私たちは、決して人命を軽視するビジネスに手を染めてはいけない。
偽りのビジネスに手を染めてはいけない。
警報を鳴らします。

2013年11月9日土曜日

小春日和の中、秋を探しに散歩しました。

昨日日中は、暖かでしたね。久し振りに長歩きを楽しみました。
とりあえずウエルネスパーク目指して歩きました。二時間弱で着きました。全身じっとり汗をかき、鈍っていた体に精気が戻りました。図書館で数冊雑誌を読み、それから平荘湖を半周して加古川に下りました。真昼の河川敷はとても静かでした。

はじめての町、西井之口の町中を歩きました。家々を巡る水路がありました。水の流れ、小気味よい水音が共にありました。

帰り道、阿弥陀の田園でコスモス畑を見つけました。そよ風に揺れていました。

2013年11月7日木曜日

昨日は、姫路をめざして散歩しました。

昨日は、姫路をめざして散歩しました。
大鳥から姫路バイパス側道を歩きました。田園には刈り取られた後のわら束がインディアンテントの様な格好で並んでいました。

側道は、姫路東ランプを過ぎていよいよ狭くアップダウンがきつくなります。こんな道にもダンプが通るのですね、それが恐ろしかったです。
そして阿保橋で市川を渡って、姫路駅東につきました。所要時間110分でした。

御溝筋を通って二階町通りに入り、用事を済ませて、御幸通りを通って駅前を目指します。
二号線西行の交差点に差し掛かったところで、はっとしました。駅前側の通りのアーケードが撤去されていました。見覚えの無い風景です。アーケードに閉ざされていつも薄暗くだだっ広い通りに思えた御幸通りが、陽の光にさらされてとてもせばせばしい通りに見えました。今しか見ることのできない風景、姫路城の天空の白鷺(大天守修理見学施設)から見ることのできる姫路の風景と並んで、今しか見ることのできない風景だと感嘆しました。
  

そして駅前に出ました。新しい姫路駅のシンボル、姫路駅北駅前広場が広がります。まだまだ工事の最中ですが、これが新しい姫路の風景となるのです。南北に延びる大手前通りの南面にできた展望デッキに上がりました。姫路城が正面に見えます。新しい姫路の風景が一望できました。

最後に、駅前にある姫路みゆき通り献血ルームに立ち寄って、65回目の献血(成分献血)をしました。次回は、娘を伴って訪れたいと思います。

2013年11月4日月曜日

プロフェッショナルの矜持

先日の読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」に、西洋ジョークが書いてありました。
「ボーイ君、これは仔牛の肉かね?それとも、普通の牛肉かね?」
「区別がおつきになりませんか?」
「うん、つかないなあ」
「それなら、どっちだっていいじゃありませんか」。
一見、仔牛か普通の牛肉かも自分では判断できない食事客への辛辣な皮肉にきこえますが、見方を変えれば、仔牛か普通の牛肉かなどどうでもいいほどいつでも最高に美味しい料理を提供できる料理人の矜持を感じます。

大好きな上方落語の演目「宿屋敵」の導入部に次の語りがあります。
兵庫辺りの若い衆三人連れが伊勢参りの帰り、大阪は日本橋の宿屋紀州屋源助に宿泊し、さっそくさけさかなを注文する行です。
「酒肴用意してんか。言ぅとくで、兵庫には灘ちゅうて日本一の酒どころがあんねんで、おかしな酒もって来やがったら承知せんねんで。」
「滅相な、何をおっしゃいますやら。手前ども上酒を吟味いたしておりますので」
「上酒けっこぉ。それから肴、これも言ぅとくで、明石の浦のいっちゃ活け、年中活きた鯛食ぅてんよってね、おかしな肴もって来やがったら承知せんで、と言ぃたいところやけど、兵庫に比べると大阪はどぉしても魚は落ちる。そこは庖丁、腕の方で食わしてもらお。」
短い会話の中に、腕で食わしてみい、喜ばせてみいといういう客の心意気を感じます。言い換えれば、必ずうまいもん食わしてくれるという料理人への期待を感じます。

昨今そこらじゅうで表沙汰になるメニュー偽装騒ぎを見る度、プロフェッショナルとされる者の矜持の失墜と、プロフェッショナルに対する私たちの尊敬、期待、憧れが失われていく寂しさを覚えます。驕り、慢心、虚栄だけでは言い尽くせない、人のもっとも大切な物が失われていく寂しさです。

コングロマリット、多業種間にまたがる巨大企業の成立によって、これまで叶わなかったことが、どんどんと実現されています。料理の世界もそうです。物流と冷凍技術の進化によって地産地消の概念は失われ、消費のあるところに食材が集約する様になりました。しかし同時に、巨大企業を維持する為、指針はどんどんと狭められ、いまや利益至上主義、そしてブランド至上主義が尖鋭化し、本来企業が守らなければならない従業員、顧客、地域社会に対する信条は、形ばかり、マニュアル化された人間味の無いものと化しました。

ですが、プロフェッショナルの矜持、そして私たちの尊敬、期待、憧れを取り戻すことは簡単です。たった一行の呪文を唱えるだけです。それは

「目の前のお客様に心を尽くす。そして、私たちは心尽くしを感謝して頂く。」
です。

有り得ない継投に興奮しました。

昨日の日本シリーズ第7戦は、まず有り得ない継投でしたね。試合途中テレビを離れパソコンを操作していて、ふと試合速報を見ますと、0封の美馬投手から則本投手に代わっていました。こりゃ9回田中投手が来るっ!とまだすぐテレビの前に戻りました。

一昨日の第6戦、160球で完投敗戦投手になった田中将大投手がブルペンで投球練習をしています。8回二イニング目の則本投手は完璧な中継ぎで巨人打線を抑えます。9回もこのまま則本投手に投げてもらって、二死から交代でよいのでは、などと不埒な思いで見てました。そして8回裏の攻撃が終わった楽天のブルペンには、田中投手を送り出す同僚の拍手の姿がありました。
先頭バッターは、予測不可能な強打者村田、田中投手の頭上を越えるセンター前ヒットで出塁。次も、これまた予測不可能な阪本、昨日は田中投手から逆転勝ちの口火を切る長打を放っています。しかしこれ以上無いというスプリッターで三振。
ボーカーはゴロアウトで二死二塁。そしてロペス、昨日は同点ホームランを放っています。四球でえんちゃうん、と見ていますと、素直な右打ちで二死一・三塁と巨人はチャンスを広げます。でもロペスで点が取られずにホッとして見てました。最後は代打矢野をスプリッターで三振を取りゲームセット、楽天の日本一が決まりました。

プロ野球の観戦で、試合が終わってホッとする感情を覚えたのは初めてでした。これほどの有り得ない継投、ホント興奮しました。チーム楽天、日本一おめでとうございます!