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パンデミックと戦うことを考える

昭和の始めに、日本が中国と、そして米国と戦争に及んだ理由を一言で記すことなどできないけれど、しかし、日本が戦争に負けた理由は一言で記すことができます。 それは、当時の日本の指導者の、「国民の人権軽視」と「戦争をするための戦略軽視」です。 「国民の人権軽視」、これは形式的な国...

2016年3月13日日曜日

足の向くまま気の向くままに、神戸路を歩きました。

今年の震災メモリアルウォークは体調不良で参加できませんでしたので、その雪辱の気持ちもありました。

でも最近の運動不足、まずは高砂までならし歩きしました。
日笠山の桜は、まだまだ蕾もありませんでした。この数日の寒さで引っ込んだのかもしれません。眼下に見える大塩の塩田跡地は、太陽発電基地と化していました。水鳥の憩いの場所であった広大な沼地は、どんどんと埋め立てられて、木が一本も無い、パネルの砂漠化が進んでいました。
曽根天満宮の梅は、まだまだ甘酸っぱい香りを漂わせていました。

そして、とことこ歩き、無事高砂駅に到着です。そこから山電に乗って三ノ宮に移動して、早い昼食を食べ、そして須磨に向けスタートしました。
でも、歩き出すと歩いた事の無い道に惹かれます(まあ、ほとんど歩いた事の無い道ばかりですが・・・)。三ノ宮の歓楽街の路地に足を踏み入れて、どんどん歩いて行きますと、生田神社に突き当たりました。雅楽の音が聞こえてきたので境内に入ってみると、社殿でちょうど結婚式が執り行われているところでした。おめでとうの気持ちを込めて、写真を一枚撮らせて頂きました。

そこから北へと進みます。麓に近づくにつれ坂がきつくなっていきます。その坂をフウフウ上がっていく私の横を、若い女性がチャイルドシートに子供を乗せた自転車ですいすいと漕いで上がっていくのです。それは電動付き自転車でした。電動付き自転車の力をまざまざと見せられました。

そして山麓に一番近い東西に道に出、その道を西に向かって進みます。
この辺りは、震災でどの程度の被害があったのでしょう?そんなことを思いながら歩きました。メモリアルウォークで歩く浜手の町は震災で大きな被害を受け、この二十年の復興で町並みは一新しました。でも、はじめて歩く山麓の町並みは、比較する記憶が無いため分かりません。でも、神戸には結構河川が多いことに気が付きました。特に山麓の近くは、どの川も川幅が狭く、流れが急で、くねくね曲がりくねっています。神戸は震災以前に三度も水害被害があったということですが、豊かな山資源を身近に味わえる神戸は、震災だけでなく水害災害もけっして風化させてはいけないのだと実感します。

山腹に立派な御堂が見えました。寄り道をして、細い坂道を登っていくと祥福寺という禅寺がありました。境内に入らせて頂きましたが、僧侶を一人もお見かけしませんでした。ですが、境内は見事に掃き清められていて、まさにそこは清涼な場所でした。南に面して庭が開かれ、その向こうに神戸の町並みが一望できました。登ってきて正解でした。

そこからまた、とことこ西に歩きます。緩やかなアップダウンが続くために、思った以上にしんどかったですが、路線バスの停留所が短い間隔であって、そこには日除けとベンチもありましたので、いつでも休憩が取れる、そう思うと人間おかしなもので、頑張れるンですね、結局ベンチで休憩したのは1回だけでした。
そして夕方前に須磨寺に着きました。

山電須磨寺駅から電車に乗って家路につきました。
東垂水の埋め立て地が、太陽電池基地と化しているのが見えました。
自然の脅威と人工の脅威、人間はいつもその間に立たされ悩み続けるのだろうなぁ、そんなことを思いながら家路につきました。

2016年3月8日火曜日

「アルケミスト」に込められた人生の極意

九十を過ぎた母は、何もなければすぐに横になるようになりました。それで、寝過ぎて体が弱ってしまわないようにと読書を勧めることにしました。
勧める本は、あったかい物語、が描かれた比較的頁の少ない本です。
最初に勧めた「母と暮らせば」は、よほど母の心の琴線に触れたのでしょうか、就寝時間も忘れて読書に没頭し、当日中に読み終えてしまいました。後で、無理をさせているのではと、私は家族から責められてしまいました。
その後も、母は少しペースを落としながらも、「十二番目の天使」、「ほっとする禅語」「続ほっとする禅語」を次々に読み終えていきました。
二週間前に体調を崩して、しばらく読書から遠のいていましたが、それも快方に向かってきましたので、次に勧める本を探しに本屋を覗きました。そこで「アルケミスト」の愛蔵版を見つけました。「アルケミスト」の文庫版は持っていますが、如何せん文字が小さくて読みづらい。しかし愛蔵版は文字も少し大きくて、なにより美しい挿絵がありました。それで母の読書用にと購入しました。


扉を開くと、文庫版にはなかった「愛蔵版『アルケミスト』刊行によせて」という作者パウロ・コエーリョさんからのメッセージがありました。そのメッセージには、「アルケミスト」に込められた人生の極意が書かれていました。
それは「七転び八起き」です。

著者曰く
「必要かどうかはともかく、挫折は必ずやってきます。夢に向かって闘い始めるとき、人は経験不足ですから、多くの過ちを犯します。しかし、人生の極意は、七転び八起きなのです。」
そして、なぜ人一倍、苦労することを知りながらも、自分の運命を生きることがそれほどに重要なのか?について
「それは、挫折を克服した後には -挫折は必ず克服できるものです- 必ずもっと大きな喜びと自信が得られるからです。そして、心の奥底で、私たちは、自分たちが人生の奇蹟を受けるに相応しい存在となりつつあることを自覚するのです。一日一日、一刻一刻が『よき闘い』の一部であり、それによって、私たちは、情熱と歓喜を抱いて生きられるようになるのです。」

そこには悩ましい警句もありました。
「予期せぬ過酷な苦悩は、そのまま堪えられそうに見える苦悩に比べれば、あっという間に過ぎてしまいます。むしろ後者の方がだらだらと何年も続き、知らぬ間に私たちの心を蝕んでゆくものです。そして、ついにある日、私たちはその苦悩から逃げられなくなり、その苦しい思いは、一生つきまとうことになります。」
予期せぬ過酷な苦悩とは、「試練」や「挫折」の事でしょう。著者は、戦い続ければ「試練」や「挫折」は必ず乗り越えられる、克服できると語ります。
では、そのまま堪えられそうに見える苦悩とは何か?それは「偽る」事なのだと理解します。他者を「偽る」、己を「偽る」、それは知らぬ間に心を蝕んでいき、「偽る」私は一生その苦痛から逃れることが出来なくなる。
私にとって、これほど恐ろしい警句はありません。また、多くの人にとっても身につまされる警句だと思います。

でも、もし私が「偽る」事を捨て、再び人生に「真摯」になって向き合う勇気を取り戻せば、人生は再び私に「試練」や「挫折」を与え、その先にある情熱と歓喜を味わう機会をも与えてくれる。これもまた「アルケミスト」の大いなる人生の極意だと思います。

2016年2月26日金曜日

龍野笹山見晴らしの森

先日の日曜日、西播磨を散策していて見事な竹林を見つけました。
案内板があって
「龍野笹山見晴らしの森」
『このあたりの山は、笹が多く生えていることから「笹山」と呼ばれています。山すそには竹林、山腹にはコナラやアベマキの落葉広葉林、尾根には以前アカマツが多く生えていた雑木林がみられます。
尾根の中腹には、女明神や男明神といわれ露出した大きな岩があり、そこから龍野市や太子町、そして遠く播磨灘まで一望できます。また、西側の小高い丘には、20万人余りの生命を失った沖縄戦を忍ぶ沖縄慰霊塔があります。』
と書いてありました。

竹林に少し入りましたが、ふかふかの腐葉土が疲れた足にとても心地ち良かったです。豊かな森、そう実感しました。今度訪れる時には、山頂まで登ってみようと思います。

自宅に帰ってからGoogleマップで、徒歩ルートを確認しました。
県道423号線の太子町との市境に森の入り口はありました。西はりまクリニックから100mほど西側です。ストリートビューにすると案内板が写っていましたが、マップ上に森の名前がありません。
Googleマップの左側インフォメーションウィンドに『地図の載っていない場所を追加』というメニューがありましたのでクリックしました。
すると『場所を追加』のウインドが開き、地図上にマーカーが現れました。
マーカーを掲示板の位置にドラッグすると、住所の欄に住所が自動的に入りました。
名前に「龍野笹山見晴らしの森」を入力して
選択式のカテゴリは「公園」を選び
送信しました。
するとしばらくして、Googleから「場所追加を認め、登録を完了した」旨のメールが届き、地図に「龍野笹山見晴らしの森」が表示されるようになりました。

地元の方には、申し訳ない気がしますが、とりあえず名称を登録した嬉しさに浸っています。

2016年2月25日木曜日

高砂市の新図書館、二週目も賑わっていました。

賑わう、という表現は図書館には不似合いですが・・・
2月14日(日)のオープンの日、夕方近くに図書館を訪問しましたが、駐車場は満車状態で、館内もひとひとひとでごった返していました。図書館カードを作るのにも長蛇の列に並ばなければならず、諦めて帰りました。
そして昨日あらためて訪れましたが、平日の夕方近くというのに、館内は利用者でまだまだ賑わっていました。高砂市民がどれほどに新図書館が出来るのを楽しみにしていたかを実感する光景です。

※新図書館のパンフレットです。

吹き抜けの一階中央に書架が並び、周辺に読書スペースが設けられいます。
二階は回廊となっていて、読書スペースや多目的スペースなどが設けられています。
そして入り口近くに、子供の本と読書スペースが広く設けられています。

入り口付近に新刊コーナーがありました。また、利用案内を読むと本のリクエストができると書いてありました。図書館が所蔵していない本をリクエストできる、これはなかなか良いアイデアです。新図書館は蔵書数約15万冊でスタートしました。これからどんどんと利用者のリクエストが反映されて、親しみと充実を兼ね備えた市民のための図書館になっていくことを期待します。

※新図書館のWEBサイトのアドレスです。
http://takasago-lib.jp/

出入り口に『貸し出し手続きをせずに本を持ち出そうとするとアラームが鳴る』という趣旨の注意書きがありました。そして、出入り口近くにセルフ貸出機なるシステムが設置されていました。どうやら新図書館は、図書館員と言葉を交わさなくてもセルフサービスで安全?に本の貸し出しができるようになっている様でした。
でもこんなシステムは余計だと思います。サービスカウンターは猫の手も借りたいほど忙しそうには見えませんし、なにより図書館は大切な本を『借りる』ところです。サービスカウンターで図書館員に貸し出しをお願いし、『ありがとう』と言って借り受ける。こんな所作を大切にすることが『本を皆で守る』という啓発につながるのだと思います。

最後に利用活性の提案を二つ。
新図書館は、インターネットを通じてパソコンやスマートフォンなどから本の貸し出しやリクエストを行う事ができますが、その仕組みをさらに発展させて、図書館から離れて住む市民やデジタル機器が苦手な市民、また市内の小中学生に、身近で図書の利用ができる仕組みを提供してはどうかと思います。

(例えば一般市民には、支所にて本の検索・予約ができ、かつ本の受け取り返却ができる仕組みの提供です。図書館に出向くのが億劫な、また困難な市民にも図書を気軽に利用してもらえることが可能となり、かつ支所の有効活用も図れると思います。
小中学生には、学校の図書室に生徒用の検索・予約システムを設置して生徒が自ら本を予約し、学校の司書を通じて本の受け取り返却ができる仕組みの提供です。)

→利用案内に『図書館サービスポイント(図書館外サービス)』についての記載がありました。
公民館で既に実施されていました。素晴らしい!

貸し出し返却日を曜日・時間で限定すれば、サービスを提供する側の負担はそうないのではと思います。

もう一つは、小野図書館も実践している『ビブリオバトル』の実施です。
『ビブリオバトル』とは、おすすめの本を紹介する発表者と紹介を聞く観覧者に分かれて、一番読みたくなった本を参加者全員で決めるイベントです。世代を超えて読書を親しむ者同士が交流できるというのは図書館の利用活性に大いに通じると思います。

※知的書評合戦ビブリオバトルの公式WEBサイトのアドレスです。
http://www.bibliobattle.jp/

道路緊急ダイヤル#9910

昨日の夕方、姫路バイパスを加古川から姫路別所に向かって走っていますと、高砂西ランプとの合流地点手前で車線をまたぐように鉄骨の角材が落ちているのが見えました。前方を走るトラックは、角材を避けるためにハンドルを切り、車体が大きく揺れました。
これは事故になる、そう思って妻が通報しようとしましたが、直ぐには連絡先が分かりませんでした。
家に帰ってパソコンで検索し、道路緊急ダイヤルを見つけました。
”#9910”
です。
音声案内に従って番号を入力(姫路バイパスは一般道路と思ったので”4”を入力)するとすぐにオペレーターに繋がり、落下物情報を通報しました。

この道路緊急ダイヤル#9910は
・落下物
・逆走車
・道路の穴
・道路の亀裂
・路面がオイルなどで汚れている
・路肩が崩壊している
・冠水
・ガードレールの損傷
・標識の損傷
・動物の死骸
などを発見した時に通報するための緊急ダイヤルです。

事故を未然に防ぐためにも、是非覚えておきたいダイヤルです。