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『人権を尊重する』という事について

 ヨハネによる福音書9章41節 イエスは彼らに言われた。「もしあなた方が盲目であったなら、あなた方に罪は無かったでしょう。しかし、あなた方は今、『私たちは目が見える。』と言っています。あなた方の罪は残るのです。」 イエスの時代、ユダヤ人社会では盲人の様な障害を背負って生まれた人た...

2025年11月2日日曜日

伝説誕生!

今年のプロ野球観戦は、今日で幕を閉じました。

NPBでは、藤川球児監督率いる阪神タイガースが、9月7日にNPB新記録となる最速でのリーグ優勝を決めて、その勢いのままにクライマックスシリーズを勝ち上がり、福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズに挑みました。が、初戦を村上投手の好投で先勝した後は四連敗を喫し、二年ぶりの日本一に到達することは叶いませんでした。もしも第7戦があったなら、まだ今、日本一の夢に望みを掛けているところであります。

たらればの話をしても意味の無いことですが、私の見立てでは第2戦が大きな分かれ目になったように思います。私はデュプランティエ投手が先発と聞いて、実は勝機ありと思っていました。デュプランティエ投手は、レギュラーシーズンの前半に大車輪の活躍を見せてくれました。とても落ち着いて、長いイニングも消化できる素晴らしい野球脳の持ち主という印象を持ちました。怪我で後半戦を離脱し、今年はもう見ることはないかと思っていましたが、サプライズではなく、復活した姿が見られると期待をしました。しかし、先頭打者の柳田選手を先にツーストライクと追い込んだ後の必殺のカーブをものの見事にレフトに打ち返された。これでデュプランティエ投手は動揺したのではないかと想像します。またそれ以上に、ソフトバンクのMLBバリの分析班によって、個々のタイガーズ選手は丸裸にされているのではという危惧を抱きました。きっとこの危惧は当たっていたと思います。投手は見事に決め球を打ち返され、打者は急所に投げられて打棒を振るう機会さえ与えられませんでした。タイガースの力負けで終わった日本シリーズであったと思います。

タイガーズ、今年のMLB開幕戦となる東京シリーズの前哨戦で、メジャーチームのドジャーズとカブスという超人気チームと対戦し、見事二連勝しました。この東京シリーズの真の勝者となりました。その勢いのままに、甲子園は連日満員御礼状態で、世界一のタイガースファンの大声援を受けて、若い選手たちが躍動し、タイガースファンに、毎日胸がすく思いを与え続けてくれました。本当に強く逞しい野球チームでありました。

そして海の向こうのアメリカでは、ロサンゼルス・ドジャーズが日本の三選手の活躍もあってワールドシリーズに駒を進めました。そして今日、第7戦がトロント・ブルージェイズの本拠地ロジャーズスタジアムで行われました。先発は二刀流のスター大谷翔平選手です。第4戦に先発してから中三日での再登板です。18回の延長あり、大陸間の大移動ありという苛酷なホストシーズンを二刀流選手として毎試合グランドに立ち続けた大谷翔平選手に、追い打ちを掛けるように過剰な期待を掛けて見ていました。しかし、その大谷翔平選手が3回にスリーランを浴び、私はテレビ観戦を止めました。残酷すぎて見続けることができなくなったのです。それから一時間を過ぎた辺りで、MLBのサイトにアクセスして試合経過を伺いました。一点差で九回の表大谷選手に回ってきます。急いでテレビを付けました。9番バッターのロハス選手が打席に入っています。そして、ホームランを打ちました、同点です。思わずガッツポーズをしてしましました。しかし、ホームランを期待した大谷翔平選手は討ち取られ、同点のまま9回裏に入ります。

マウンドには第5戦の先発スネル投手が立っています。しかし、サヨナラのランナーを背負うことになって、なんと昨日第6戦に先発して勝ち投手となった山本由伸投手がコールされました。見たことも聞いたこともない継投です。後はただ、見守るしか無かったです、伝説となろう選手の活躍をです。そしてそれは延長11回に訪れました。表に捕手のスミス選手が勝ち越しとなるホームランを打ち、その1点を由伸投手が守り抜きました。

山本由伸投手は、ワールドシリーズでなんと三勝(内一勝は完投勝ち)で、見事にMVPに選ばれました。とんでもない活躍でした。 

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