チームメイトからチョコレートを頂きました。
家に帰って自慢すると
『自分で買ってきたん?』と言われ
包装を解いて中を見せると
『ワーッ』の声とともに複数の手が伸びて
先に食べられてしまいました。。。
さくらは友チョコなんと18個!
息子二人は、ホントのところは分かりませんが、申告は”0”
私はさくらのお裾分けと家チョコ合わせて、なんと4個です。エッヘン!
チームメイトの皆さん、チョコレートおいしかったです。
有り難うございます、これからもどうぞ宜しく。m(__)m
----------
チョコレート、といえば
2000年のアメリカ映画”chocolat”を覚えます。
フランスの古い城壁跡に築かれた小さな村、
そこにヴィアンヌとアヌークという母娘が移り住んできました。
村人はとても閉鎖的です。特に村長レイ伯爵と若いアンリ神父はその先鋒で、こうしなければならない、ああしなければならない、と凝り固まった道徳観を村人に押しつけます。
そんな村で、ヴィアンヌはチョコレートカフェをオープンしました。
ヴィアンヌは母から継いだ、カカオの魔法に精通し、アンデスの占いと人を情熱的にするチョコレートによって、虐げられていた村の女性達の心を解き放ちます。
そんな村に、現代のジプシー達がやってきました。彼らは筏で組んだ船で旅を続けています。”音楽”と”酒”と”情熱”、それが彼らの生き方でした。
ジプシーの若き頭目ルーとヴィアンヌは、一目でお互いを受け入れます。
そんな彼らの存在が疎ましいレノ伯爵は、自堕落な村人セルジュに彼らの悪行を嘆きますと、セルジュは功名心にはやってジプシーの船に火を放ちます。そして、ジプシー達は火を出した不始末を咎められて村を去り、またヴィアンヌも火災によって娘を危険にさらした事から村を去る決心をします。
ヴィアンヌとアヌークが村を去ろうとした夜、ちょっとした奇跡が村に舞い降りました。
ヴィアンヌによって心を解放された村人達が集まってチョコレート作りに励んでいます。
友人ジョセフィーヌがチョコレートに合わせる刻んだアーモンドを持って近づきます。
『(見て。。。)刻み具合はどう?』
小さく頷くヴィアンヌに
『これでいいのね?(これからもお願いね。。。)』と瞳で訴えますと
ヴィアンヌは瞳を潤し頷きます。
レノ伯爵は、セルジュから火を放った事を告白されます。言葉にせずとも悪行を期待していた罪に打たれ、キリスト像の前で罪を告白し、町を彷徨ってヴィアンヌの店に忍び込み、ショーウィンド内のチョコレートをむさぼり食い、そして感情的な涙を流します。
翌日の礼拝会で、アンリ神父は始めて自分の言葉で、村人達に語りました。
『人間の価値とは、何を禁じるかでは決まりません。
何を拒否し、拒み排除するかでもありません。
むしろ何を受け入れるかで決まるのではと思うのです。
何を創造し、誰を歓迎するか、だと思うのです』
明けて、祭りが開かれました。
村はもう、北風が吹きすさぶ冷たい村ではなく、陽光に包まれた温もりのある村に生まれ変わりました。
Fin
***
極上のファンタジーです。
出演者も豪華で、
主演は、アカデミー賞作品賞に輝いた”The English Patient ”で献身的な看護婦を演じたJuliette Binoche。
ルーを演じるのは、すっかりジャック・スパロウ船長がはまり役となったJohnny Depp、
レノ伯爵は、”The Da Vinci Code”でダヴィンチの絵画に隠された暗号解読に翻弄されるアリンガローサ神父を演じたAlfred Molina、
ほかにも、”The Matrix”でトリニティを演じたCarrie-Anne Moss、そしてオスカー女優Judi Denchが重要な役どころを固めています。
そして音楽、サウンドトラックが秀逸なのです。
場面場面の風景や心象がそのまま音符を生み出したように、そのサウンド、ミュージックがマッチしているのです。そして出演者であるJohnny Deppもギタリストとして参加しています。なんとも豪華なのです。
バレンタインデーの後は、この映画を観ながら、愛情を確かめ合うというのも、粋な過ごし方かもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿