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差別の天秤
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2012年2月12日日曜日
感激!!!エベレスト頂からの風景を眺める事ができました。
”神の住む頂”、エベレスト頂上から観る360度のパノラマをようやく堪能しました。
昨日夕食中、テレビはバラエティー番組が掛かっていました。
何気にリモコンを奪って、ピコピコとチャンネルを変えますと、顔の焼けた山男の絵と『エベレスト ~世界最高峰を撮る~』の番組タイトルが目に飛び込んできました。
おおっ!これは昨年見逃した
”グレードサミッツ エベレスト ~世界最高峰を撮る~ 後編”
ではないか~!!!と感嘆し、子供らのブーイングも我関せずに、ラッキーとそのまま最後まで見続けました。
たしか前編は、エベレスト街道の風景と町並み、そして撮影隊をサポートするチベットのシェルパ達を紹介するドキュメンタリーが主軸であったように思います。
よく”前人未踏”を成し遂げた探検家、冒険家が後生までその名を残しますが、その後ろで、命がけでサポートする現地の民がいること、そこにスポットライトが当たる事はあまりありませんよね、ですから前編で、”エベレスト頂上から最高の絵を撮る”がどれほどに偉大なサポーターによって成されたかを、しっかり描いていたのは感動でした。
昨年夏は、この後編を見逃していました。ですから悔しい思いを持っていたのです。
8000mの世界はまさしく”デスゾーン”、あるいは”神の住む領域”ですね。
極寒、希薄な空気、紫外線、剛風が荒れ狂う中、撮影隊は、氷原、クレパス、荒野、断崖を超え、一ヶ月を超えるエベレスト行のゴール、その頂に立ちました。
頂上でカメラマンが持ち込んだハイビジョンカメラで360度ののパノラマを撮影しました。そこに映し出された世界は、人などが存在し得ない、悠久の”静”、そして”動”が刻まれた美しい世界でした。
シェルパ達が、登頂の感謝をエベレストの女神に捧げました。
私たちが生きる世界は、神々の栄光に満ちあふれる、そう実感したシーンでした。
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