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2026年5月8日金曜日

マイクロバスの重大事故

 【国土交通省が周知している、マイクロバスの適切な利用についての事柄】

https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/content/000105329.pdf

1.運転手付きマイクロバスの手配は、国土交通大臣の許可を受けたバス会社を利用しましょう。

〇 運転手付きの「白ナンバー」のマイクロバスは、いわゆる「白バス」と呼ばれる道路運送法に違反するサービスです。利用はやめましょう。

〇 道路運送法の許可を受けたバス会社(貸切バス事業者)の正規のマイクロバスには「緑ナンバー」が付いています。

〇 正規の貸切バス事業者には「運送引受書」や「領収証」などの関係書類の交付が義務付けられています。口答による契約は、法的に違反するサービスです。

2.レンタカーのマイクロバスには運転手は付いていません。

〇 レンタカー会社からは、車を借りることしかできません。

〇 レンタカーを借りた場合には、車を借り受けた利用者自身が運転しなければなりません(※)。

(※) 車を借り受けた利用者自身が、自らの意思で他の人に運転を依頼することはできますが、この場合、実際に運転する人の氏名等をあらかじめレンタカー会社に申告しておく必要があります。

〇 レンタカーと運転手が一体的に提供されるサービスも、いわゆる「白バス」と呼ばれる法律に違反するサービスです。利用するのはやめましょう。

〇 また、運転を依頼した人などに、レンタカーの手配をしてもらうことはできません。

3.違法な「白バス」を利用して事故に遭った場合、保険の適用がないことがあります。

〇 違法な「白バス」を利用して、万が一、事故に遭って負傷した場合、適切な損害賠償がなされず、治療費などの損害額を利用者自身が全額負担しなければならないケースもあります。


また、GoogleAIへの質問

「学生のクラブ活動の遠征等でバスを使用する場合 レンタルしたバスを父兄が運転するのは法律違反にはならない?」についてのAIの回答

「重要なのは『レンタカー業者から直接借りて、保護者が運転する(実費のみ)』か、『業者から運転手までセットで手配する(違法)』かという点です。」には、思わず我が身を振り返りました。


6日に起きた、バスの重大事故の一報を聞いた時、また過重労働が招いた事故が起きてしまった、そう思いましたが、その後の詳報を聞いて、これは、誰も違法とは気付かぬまま、何年も何十年も広く常態化していた違法行為が、遂に招いた事故ではないのか、と考える様になりました。

そして、冒頭に掲げた、国土交通省が周知していた事柄の文章を探して読みました。

息子の中高のクラブ活動の長距離遠征では、バス会社を利用していましたが、近場への練習試合や大会などの移動では、父兄の中にプロドライバーが居られ、その方にバスの手配と運転をお願いしていました。勿論、父母会皆でそれぞれが役を担い、係る費用は実費だけでしたので、振り返っても、違法な点は一つもありません。ですが、私自身、国土交通省の周知事項は、今の今まで正確には知りませんでしたし、人任せ、他人任せであったことは否めません。

そう考えると、知らなかったという私自身、被害者となった高校生に、後ろめたい気持ちを感じます。そして、私の様に感じている人も、また、少なからずいるのではないかと思います。

学校も、クラブ顧問で依頼した先生も、鉄道会社の担当者も、レンタカー会社も、そして事故を起こしたドライバーも、悪意があったとは思えません。ただ不幸な事故では有り得ない。重大な問題が引き起こした重大な事件だと思います。

しかし残念なのは、マスコミが騒ぎだし、犯人捜しが始まると、当事者たちの発言に食い違いが生じてきたことです。理解はできます、突然に糾弾され、慌てふためき、発言がしどろもどろになって、また二転三転する。冷静さを失えば、こう云う事が起きてしまいます。この事故では、保険が適用されない公算が徐々に明らかになってきたことも、罪の重さと同様に、当事者たちを言い様のない恐怖に落とし入れ、正しい判断を曇らせている様に思います。

マスコミは、この事件を極小化せず、誰もに起きる可能性のあった事件という視点でも取り上げて、二度と同様の事件事故が起こらないように制度改善を促すような報道にも努めてほしいし、また、被害者が心身の快復に注力できるように、また金銭的な負担を背負わないように、社会に働きかける報道にも努めてほしいと願います。

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