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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2015年7月12日日曜日

昨日、はりまシーサイドロード(通称:七曲がり)を歩きました。

ふと、以前から訪れたいと思っていた室津に行こうと思い立ち、真夏のはりまシーサイトロードを歩くことにしました。

9時に山電網干駅をスタートし、三本の河川を渡るとたつの御津に入ります。
そして1時間ほどで岩見漁港に着きました。
ここ岩見は、20年ほど前何度が絵を描きに訪れました。懐かしい風景に再会しました。
それからまた1時間ほどで目的の室津漁港に着きました。
室津には、迷路のような細道のほうぼうに古い町屋が大切に守られていました。
清十郎の生家跡なる碑を見かけました。井原西鶴や近松門左衛門の世界に少し生々しく触れたような気がしました。
細道の先には、平清盛参拝の杜と書かれた古色蒼然とした杜の中にたたずむ賀茂神社がありました。千年もタイムスリップした気持ちになりました。
その後、岬に下る坂道でほんとにスリップしてすってんころりしてしまいました。
室津を後にしてからは、とても苦難が待ち受けていました。
リアス式海岸の七曲がりは、
目標物が見えてても、なかなか辿り着けず
越えても、振り向けばいつまでも近くに見える
まるで進んだ気がしないのです。
それにアップダウンの坂ばかり、水は三リットルをリックサックにいれていましたが、少し節約しようとした矢先、両足が酷く痛み出しました。こむら返りです。熱中症になりかけていました。しばらく木々の下に座り込み休みました。そしてそれからは水分補給を絶やさすに歩きました。相生市にようやく入った時は、もう着くなんて思いましたが、それから駅に到着するまで2時間掛かりました。
そして16時、どうにかゴールのJR相生駅にたどり着きました。

終わってみれば7時間の間、歩く人を見かけませんでした。
七曲がりは、昔からバイク乗りの走りのメッカでしたが、オートバイで疾走する人やロードバイクで掛ける人には多くで会いました。
ただ道幅も狭く歩道専用の道がなく、一言危ない、七曲がりは歩く道ではないことをつくづく知った次第です。

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