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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2015年7月13日月曜日

ノルンちゃん、手術しました。

家族になって二年が過ぎ、人で云えば24,5歳の女盛りを迎えるノルンは、発情期になると一日中甲高い声で鳴き続けます。そして雄猫の野太い声が近づくと、甘えた鳴き声に変わり、応答します。
はじめて発情期を経験した頃の家族は、その鳴き声に大変閉口しましたが、最近はすっかり慣れて夜でも放っておいて寝てしまえるほどになりました。でも、事態は深刻な方向に向かっていました。
家の周辺は、静かな家ばかりで、夜9時過ぎともなるとすっかり灯りも消えて寝静まります。しかし、この夏は違っていました。ノルンの鳴き声が原因なでのしょう、夜になっても近所の灯りが消えず、そして外に出て様子を伺う隣人の姿を見かけたのです。近所に騒音被害を出しているのではないか?という不安が一気に家族の中に広がりました。そして遂に、ノルンの避妊手術に踏み切ることになりました。

今朝、病院にノルンを預け、夕方手術の終えたノルンを迎えに行きました。
病院では、ほとんど鳴き声を発しなかったそうです。
「温和しいね」と言われましたが、
「家では騒々しいですよ」、と話しますと
「猫を被っていたのね」、と言われてしまいました。

そして、首に透明のカラーを巻いた状態で連れて帰りました。
家に帰り、キャリアバックを開きますと、よろよろとバックの外に出てきました。
まだノルンは全身麻酔から醒めきっておらず、まるで酔っ払い状態でした。
病院の先生が、麻酔を特に慎重に考えておられたことが実感して分かりました。
今、娘がノルンをしっかり看護しています。
可愛いノルンちゃん、早く元気になってと、願います。

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