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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年12月3日月曜日

藤川球児のメジャーリーグ所属球団が決まりました。


藤川球児のメジャーリーグ所属球団が決まりました。
ナショナルリーグ中地区のシカゴ・カブスです。

シカゴ・カブスの本拠地はリグレー・フィールドです。リグレー・フィールドは1914年開場で、フェンウェイ・パークに次いで古い球場です。印象的なのは外野のフェンスです。カーキ色の煉瓦積みのフェンスに蔦が生い茂っています。
それからもう一つは、これは私の勘違いでしたが、ずっとナイター設備のないデーゲーム専用球場だと思っていました。昔、「野球は太陽の下でやるものだ」という趣旨でリグレー・フィールドには照明設備が設けられませんでした。それが今もずっとそうであると思い込んでいました。先ほど調べると1987年からナイターが行われていました。
でも過去の名言が今も息づくほどにクラシカルな雰囲気が漂う美しい球場です。

『聖地』、『蔦』、そして『太陽の下が特に映える』と聞けば、そう甲子園球場と同じです。そしてカブスはMLBの中でも屈指の人気チームらしいです。(実は、私はカブスと聞いてもサミー・ソーサくらいしか浮かびません。)
そのカブスで、リグレー・フィールドを本拠地として、来年藤川球児が、クローザーとしてマウンドを任されます。
今年の藤川球児は、阪神タイガースの凋落の象徴でありました。キャプテンマークを胸につけて挑んだシーズンでしたが、打てない打線に、ちぐはぐは投手継投も手伝って、2005年にJFK の一角として華々しくデューしてから最低の成績でした。そして後半戦は怪我で離脱もしました。クローザーとしてとても秀でた投手ですが、阪神で野球を続ける意味、モチベーションを見失ったのだと思います。
今年、メジャーリーグで過去の名選手が球団を移籍したことによって野球を楽しむためのモチベーションを取り戻し、再び名選手へと返り咲きました。イチローです。
藤川球児には、イチロー同様に、新天地で野球への情熱を取り戻し、持っている力を存分に発揮して、自分の為に家族の為に、そしてファンの為に大活躍して欲しいです。

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