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”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年4月11日月曜日

第24回高砂市中学校春季軟式野球大会 鹿島中野球部が優勝しました!

一昨日の宝殿中との戦いの興奮もさめやらぬ、4月10日(日)、第24回高砂市中学校春季軟式野球大会の決勝戦を迎えました。




昨日とは打って変わって、真っ青な晴天、朝日は眩しく輝き、暖かく、桜の花も一気に開花した、そんな素晴らしい陽気の中、向島A球場にて、8:55、荒井中との決勝戦が鹿島中先攻で始まりました。


鹿島中野球部のオーダーは、1番SS門野、2番LF矢野、3番3B大前、4番1B福本、5番CF前田、6番P加古、7番RF芝、8番C森田、9番2B不断。

3回表、森田君四球、門野君死球から矢野君、大前君の連続タイムリーヒットで2点を先取。

4回表、芝君が強いサード強襲のゴロで一塁に出塁。森田君、不断君の連続犠打で芝君を三塁に進め、門野君がまたしてもサードを強襲する強いゴロを放ち、芝君をホームに迎え入れ3点目。

その裏、ヒットを足がかりに犠飛で1点を献上するも、
6回表、二死から森田君四球、そして不断君が値千金の左中間を抜く二塁打を放って4点目。続く、門野君も右中間を抜く三塁打で5点目と一気に荒井中を引き離しました。

7回には、二死から前田君が右中間を抜く三塁打、そして加古君が右中間を抜く二塁打でだめ押しの6点目を奪い、

投げては、森田君の好リードと加古君の攻めのピッチングで、5回以降は一人も走者を出すことなく、7回を投げ抜き、6-1で優勝しました。


荒井中は、現鹿島中野球部にとってどうしても勝ちたいチームでした。
新チーム結成後の最初の公式戦となった、2010/8/3~5 高砂市招待中学校新人野球大会の決勝で対戦し、1-3で惜敗しました。
また、2010/10/1~2 平成22年度高砂市中学校総合体育大会新人戦の決勝ではまたしても、荒井中との対戦となり、延長の9回裏、最後に力尽き1点を取られて0-1xで惜敗しました。
その荒井中も今大会の2回戦では、竜山中と対戦し、3-1のビハインドで7回裏二死走者なしまで追い込まれながら、それから驚異的とも思える逆転勝ち3-4xで決勝に駒を進めてきました。
その荒井中に勝った、勝って優勝しました。

決勝戦が終わって直ぐに、閉会式が始まりました。

閉会式では、優勝した鹿島中野球部部員が真ん中に四列で並び、三塁側に準優勝の荒井中、一塁側に三位の宝殿中が並んで行われました。
優勝チームから2名が呼ばれて、門野主将、大前君が駆けていき、まず、賞状を大前君が受け取り、そして門野主将が深紅の優勝旗を受け取りました。


高砂市の7つの中学校野球部は、それぞれに個性が有り、力は拮抗しています。
この大会では、藤原監督、久下部長の指導のもと、冬のトレーニングでしっかりと鍛えた力、技術、心の逞しさ、そして、26名が1つの戦う集団となって、素直に勝利を信じて戦った結果だと思います。

来週末は、加古川招待大会、5月には東播磨親善大会、そして6月には現3年生部員にとっての総決算となる中体連野球大会があります。今月には、新入生の中から新しい仲間も加わります。

4月10日は、午後2時から『まねきや』で祝勝会を開きました。
まず、久下部長、藤原監督から優勝報告を頂き、森田副父母会長の音頭で乾杯しました。昨年秋に、激励会・親睦会で『まねきや』で食事会を開いたときは、部員達のテーブルに置かれた肉皿にはたっぷりと食べ残された肉が残っていました。それが今回、特に3年生のテーブルの肉皿は綺麗に食べ尽くされ、『まだ足りぬ』とばかりの大食漢と化していました。これも素晴らしい成長です。
一通り、食事が終わった後、まず、2年生部員の中から、常に監督の側でスコアーを付け、状況報告の任についていた松本君、一塁ランナーコーチ長谷川君、三塁ランナーコーチ中嶋君、ベンチで大声で声援し続けた控え選手の中でも、特に声がかれてしまっていた村中君、そして今日7回を投げ抜いた加古君が、恥ずかしがりながらも、喜びの言葉を述べてくれました。
そして、次には3年生、主将の門野君はしんがりで、背番号の若い順に、喜びの言葉や試合の感想、また監督、部長や父母からの質問等に戸惑いながらも、しっかりと正直な気持ちを言葉にして応えてくれました。(わからしてくれました)
そして、門野主将の登場では、今大会の前週に行った広島クラブチーム招待試合で、チーム状態が最悪であった時に、藤原監督から大前君、矢野君とともに40分間、叱咤激励を受けたときの裏話で、大いにわらかしてくれました。
勝利は、様々な副産物を与えてくれます。その1つが笑顔です。笑いです。苦しかったこと、辛かったことも、すべて楽しい思い出、笑い話に変えてくれます。
3年生、否すべての父母会メンバーとこのチームに関われたこと、本当に幸せだと思いました。
祝勝会の最後、久下部長、そして藤原監督から、今日の喜びだけでなく、後の公式大会も勝ちに行く。優勝旗を取りに行く。後二ヶ月、ついてきなさい、と部員達全員に力強いメッセージを述べられました。


p.s.
◆鹿島中野球部部員諸君へ
今大会の優勝を大いに喜んで下さい。そして、今日(4/11)から新たな気持ちで、素直さと、戦い勝つ強さをさらに養いつつ、自分自身を、チームメイトを、そして鹿島中野球部の野球を信じて、これからの試合も全力で戦い抜いて下さい。

最後に、校長先生をはじめ野球部員の家族や友だち、地元の方々が多数応援に駆け付けて下さいました。大きな声援で、野球部員を鼓舞し続けて下さいました。本当に有り難うございました。

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