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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年7月1日月曜日

夏の大会が始まります。

今日、ほんとうに書きたかった事を書こうと思います。それは高校野球についてです。

今日から7月です。そして6日から、第95回全国高等学校野球選手権記念大会出場権を掛けた兵庫大会が始まります。

6/25に兵庫大会の組み合わせが決定しました。
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高砂市内の5校の初戦は次の通りです。

7月13日(土)
高砂-白陵 [10:00豊岡]
高砂南-八鹿 [9:00明石]

7月15日(月)
東播工-出石 [12:30豊岡]

7月16日(火)
松陽-氷上西 [12:30豊岡]

松陽高校をはじめ、高砂市内の高校が一つでも上に勝ち進む事を楽しみにしています。
高砂球場、明石球場で試合が行われる際は、是非応援に行こうと思います。

そして昨日、昨年第94回兵庫大会をベスト8まで勝ち進み、また今大会もシード権を獲得した長田高校との練習試合を松陽高校グラウンドで観戦しました。
長田高校の選手達は、一言で表現するなら、勝利という目的に向かって全員が融合し一つの強い意志となっていました。まさに甲子園を狙えるチーム、そう実感し、またその姿に惚れ惚れしました。守りにおいては、一つ一つのプレーに全員が声を出し合い、フォーメーションを整えます。攻撃においては、一つのチャンスで確実に得点するシナリオを全員で繋いでいきます。攻守交代は俊敏で、常に戦う意思が途切れる事がないのです。

また、驚きのプレーもありました。8回表、グシャという音と共に打球が消えました。自軍の外野手は一足も動く事なく上空を見上げています。そして左中間フェンスの奧にあるサッカーゴールポストの右横にドスンのボールが落ちました。
長田高校谷口君のホームランです。ただただ凄いホームランでした。


練習試合では、時にとても名のある高校と対戦します。試合運びの素晴らしさ以上に、やはり目を見張るのは、野球に対する真摯さです。グラウンドに入る時から、グラウンドを去る時まで、統率され、そして隙がないのです。
昨今問題となっている体罰というわれものは、きっと存在しないのだと思います。しかし、それよりも厳しい約束が彼らには課せられているのだと想像します。それは、規律を守らなければ、また隙を見せれば戦う集団から洩れてしまうということです。その基本の約束の上で、プレーの向上やリーダーシップを発揮して自分自身をアピールしているのだと思います。
このようなチームとの対戦は、直に戦うだけでなく、しっかりと観戦することで、我々の野球を向上させるヒントをもたらします。私たちは、そのヒントを糧にして、とにかく真似る、実践する。それがより強いチームへと変貌する早道なのだと思います。

そして私は、ただだた陽光の下で、真っ黒になって野球観戦を楽しみたいと思います。

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