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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2012年6月18日月曜日

金のカマンベール、食しました。


先日、『ワインが好き、チーズが好き』なんてブログで書きましたが、
それ撤回しなければなりません。
昨日、妻が『チーズ食べる?』と出してきたチーズを食べました。
見かけはカマンベールチーズです。表面は白く濁っていて、中はとろり~んとしています。ひとかじりしますと、口内に濃厚できついミルクの味が広がりました。でも、その先に味の深みがありません。そして、しばらくすると喉奥からしびれを伴う苦みが広がってきました。エエッくさっとんとちゃうのん?妻の顔を見、そして先にチーズを勧められた息子の顔を見ました。
妻は『三つ食べた』と平然と言ってのけ
子は『まずいやろ』です。
過去の味の記憶、苦みの記憶を辿ってみても、やはり誤って腐りかけたものを食した時の記憶しか浮かんできませんでした。

残りを包みに残して、妻に返しました。
でも、初めて食したチーズ、どんなチーズかもう少し調べようとと思い立ち、Googleで調べました。

キーワードは
"CAMEMBERT CHEESE"
"Campagne"

ヒットしました。
”カマンベール カンパーニュ・ド・フランス”
別名
”金のカマンベール”
というノルマンディ地方生粋のカマンベール、白カビのチーズです。
口コミの評を読むと誰もが
『美味しい~!』とか
『これまで口にしていたカマンベールと全然違う!』とか
高評価ばかりなのです。
でも要冷蔵とあり、賞味期限があり、
先ほど一口したのは、
もしかしたら熟成し過ぎて、いってしまったチーズなのか
とも思いました。

でも、調べて再チャレンジする勇気が湧きました。
今度は赤ワインと合わせて食することにしました。
グラスにワインを注いでから
”金のカマンベール”をひとかみし、チーズが舌の上にある内にワインを口中に注ぎ入れます。
すると、驚くや
ワインの渋みとチーズの苦みが混ざり合い、それは得も言われぬほどの深い旨みに変わったのです。そして先ほど喉奥に感じたしびれは、アルコールのフワッという芳香の前に消し去られました。
やはりワインとチーズは切っても切れない間柄、と実感した次第です。

そして、明日は休日
今からゆっくり、残りの金カマとワインで至福の時に浸ります。

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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    1. 株の勉強さん、ようこそ!
      コメント有り難うございます。
      (*^_^*)

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