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差別の天秤

「愛を読む人」という約10年前公開の映画の、他の方が書いた映画評を読みました。 そこには私が考え及ばなかった、ハンナが隠し通した秘密についての考察が書かれいました。ハンナは文盲でした。そして、その事実を生涯隠し通しました。それは何故かです。 映画か原作小説の序章で、ハンナの...

2012年6月17日日曜日

夏こそ『冒険』だ!


おはようございます。
昨晩は激しい雨でしたね。早朝の天気概要では、兵庫県全域に大雨洪水注意報がでていました。でも今、8時過ぎですが、雨は上がって雲間から青空がのぞいています。そしてムッとした湿気たっぷりの大気が取り巻いています。今日はおもいきり不愉快な一日となりそうです。

先ほど耕太郎の忘れ物を届けに車で松陽に出向き、戻る道すがら、浜国で大きなリックサックを担いで東に訥々歩く青年を見かけました。
グレーのハット、濃紺のTシャツに濃紺のパンツという出で立ち、握り飯の様に膨らんだリックサックの上には寝袋が巻いて乗っていました。

そういえば先週初めに車で姫路に出かけた帰りも、国道2号線で大型リックサックを背負って東に向かって自転車を漕ぐ青年を見かけました。青年は白いTシャツを着て、そのTシャツには『・・・縦断中』という文字が見えました。思わず道が混んでいるにもかかわらず、車の速度を落として助手席の窓を開け青年に『がんばれっ!』と声を掛けますと、近づいてきて『有り難うございます』と返事を届けてくれてからまた前に向かって走っていきました。

先日、小野に向かって加古川東堰を南北に走る県道18号線を歩いていた時の事です。
この18号線には路肩がなくて白線の外は急な土手でして、また大型トラックがたえず走り、歩くにはとても難儀する道でしたが、向かってくる車のドライバーに、片手を上げて『避けてね!』っと合図を送ると、皆々だいぶ手前で速度を落とし、対向車の過ぎゆくのを待ってから大きく避けて通ってくださいました。中には片手を上げて応えてくれるドライバーもいて、とてもありがたかったです。
こんな、爺のちょっとした冒険にでも、人は優しく応えてくださいます。

若者の、果敢な挑戦、冒険する姿は、とても誇らしく、また愛おしく感じます。
そして、優しくなれるのです。
夏の季節は、野外に出て冒険するに打って付けの季節です。

爺である私も、この夏、プチ冒険を続けたいと思います。

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