日本国民の多くが、希望を失いつつある現実に対して、立法府、行政府はもとよりメディア、特に言論の砦であるはずの新聞さえ、右から聞こえた情報を左に伝えるだけの伝書鳩でどうするか。
評論に終始して言論を滅ぼすのか。
民主党は、国家の危機に直面して尚、お家騒動に終始している。
何故に糾弾しないのか。
伝えるだけのメディアに価値などない、何故言論しないのか。
もはや死に体の日本に付け焼き刃の処方など、意味がない。
経済はグローバル化しているのに、乗り遅れた国内の産業界に雇用を押しつけても、誰が国に変わって国民を救済できるのか。
世界最高といわれる貯蓄とて、殆どが海外に流出して、換金などできるはずもなく、また、国内に残された蓄財も、年金支払いや、寿命に近づいたライフライン、道路・鉄道などの公共建造物の修復で瞬く間に尽きてしまうであろう。
平成21年に食糧自給率が40%まで落ち込んだ日本が、現状のままでは自力で国民を守れるはずが無い。
今大切な事は、言論である。力のない小さなものでも、この国の現状、将来を憂いでいる。
自分の言葉で、この国を救おうとする志士を私は求める。
この国のために、命を投げ出す覚悟で、言論し、行動するものを私は求める。
私は力のない小さなものであるが、以下は、私の言論である。
まずは、国民を生かすための食糧自給率100%を目指すことではないか、それが最低限の国民への補償であり安心である。
そして、新しい産業の創造である。世界中をマーケティングの対象として、早急にしかも十分に吟味された、欲求・価値をリサーチし、実のある新しい産業の創造を、日本の持てる力を総動員して行うことである。
最後に、知性・探求・礼節を重んじた教育、真摯さ・志・心の豊かさを育む教育の実践である。
さらにいえば、教育をビジネスから引き離さなければならない、
次代の担い手を育成するのは国家の義務であり、永続の礎だからである。
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