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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2013年6月13日木曜日

”吉田拓郎YOKOSO”観ました。

昨夜10時、もうねようとテレビを消そうとした時です。
”吉田拓郎YOKOSO”
という番組が始まりました。拓郎??ゲスト??高橋真梨子??うん、これは見なければということで、一時間、何とも言えないおじさんとおばさんの会話を楽しみました。
昨今の芸能人の方々はトーク番組にどんどんとでて、赤裸々?な私生活を人気の糧にする風潮がありますが、このお二人は全く私生活を見せない、それどころかテレビでさえあまり出る事がない。そしてファンのイメージを損なう事なく互いに40年、トップミュージシャンとしてのキャリアを積み上げてこられました。本物のプロだと思います。

拓郎さん、1970年代のフォークソング世代には神の様な存在です。私も友だち(イチャサンとウオちゃんです)の影響で拓郎のレコードを聴き、フォークソングにかぶれたひとりです。
高橋真梨子さん、本人は”ただのポップスシンガー”と仰るが、独特の美声で、歌に込められた物語や風景を、しっとりと歌い届けて下さいます。私など一枚のアルバムレコードを聴き終えた時、十編の物語を堪能した気分に浸ります。

お二人の会話から、高橋真梨子さん、若い頃は相当に悪い女の子であった様子です。法律に引っかからない事は何でもやった、粋がっていた、尖っていたと仰った。でも歌うことには何ひとつ穴を開けなかったとも仰った。この経験と天賦の才が、大陸的とでもいうのか、大草原を揺らす大らかな風の様な感性を生み出しているのかな?なんて思いました。
お二人は、約30年ぶりの対面であったそうですが、拓郎さんはじいさんからだんだんと粋がったアニキへの変貌し、真梨子さんはおばちゃんからだんだんとうら若き拓郎ファンの乙女への変貌していきました。見終わった時、1980年代に戻った様な溌剌な気分になりました。

番組内で、名曲も披露されました。
真梨子さんの”for you”そして”桃色吐息”、聴けて良かったです、(*^_^*)

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