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「友を愛し、友に愛されるものは神の祝福に値する」、素晴らしき哉、人生の物語

クリスマスに向けて、一本の映画について書きたいと思います。 その映画とは、先日テレビ放映されたフランク・キャプラ監督作品「素晴らしき哉、人生!」(原題 It's a Wonderful Life 1946年アメリカ映画)です。 自分の夢を犠牲にして、高潔な父から引き...

2012年6月1日金曜日

恋人達の浜辺?


今日も近くの海岸を散歩してきました。
大塩海岸、小赤壁海岸と歩いた後、木場から福泊に戻り、西から福泊の海岸に入りました。浜辺の縁にこしらえられた遊歩道を東に歩きました。浜には誰もいません。
やたらカラスの鳴き声が響いていました。
そして中程に差し掛かった頃、東から二人連れが海岸に入ってきたのが見えました。

しばらくして、それが若い男女であることが判りました。
こちらには気付いていない様子です。
いやぁ、お二人だけのところにと、申し訳ない、と思いつつ、道を後戻りするのは本性に反するためにそのまま前進しました。
そして、見てはいけないと思いつつ、眼はしっかりと二人の動向を注視しています。
女性が男性から少し離れて水辺に近づきそこでしゃがみました。男性はやおら女性の後ろに近づき、そして女性の肩に両手をつき、そして女性を覆うようにしてしゃがみます。
女性は立ち上がり、また男性から距離をとりますと、男性がまた女性に寄り添います。
おいおい、かってにロマンチックするなっ!
という心境になりました。
そして我が身がアホらしくなって浜を後にしました。

でも誰もいない?(たぶんお二人には私は見えなかったのだろうと思います)浜辺を、カップルが歩く絵、なんともロマンチックではありませんか。
私など、50年以上生きてきて、ロマンチックな経験は皆無に等しい方なので、いやいや熱いな、いいなぁと思ってしまった具合です。
若い頃、こんな私にも数度、ロマンチックになりそうな場面が訪れました。でもロマンチックに怖じ気づき、頭が真っ白になって、ロマンチックには似合わない素っ頓狂な、意味不明な言葉を発して雰囲気をぶちこわすばかりでした。
あ~あ情けなか~

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