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風に立つライオン

 お願いだから幸せになってください。 2015年に公開された日本映画「風に立つライオン」を観ました。 アフリカ、ケニアの風土病を研究する長崎大学の現地研究所に二年の任期で赴任した日本人医師が、赤十字の要請で短期間、ケニア・ロキチョキオにある赤十字戦傷病院に医師して派遣されます。 ...

2012年6月1日金曜日

恋人達の浜辺?


今日も近くの海岸を散歩してきました。
大塩海岸、小赤壁海岸と歩いた後、木場から福泊に戻り、西から福泊の海岸に入りました。浜辺の縁にこしらえられた遊歩道を東に歩きました。浜には誰もいません。
やたらカラスの鳴き声が響いていました。
そして中程に差し掛かった頃、東から二人連れが海岸に入ってきたのが見えました。

しばらくして、それが若い男女であることが判りました。
こちらには気付いていない様子です。
いやぁ、お二人だけのところにと、申し訳ない、と思いつつ、道を後戻りするのは本性に反するためにそのまま前進しました。
そして、見てはいけないと思いつつ、眼はしっかりと二人の動向を注視しています。
女性が男性から少し離れて水辺に近づきそこでしゃがみました。男性はやおら女性の後ろに近づき、そして女性の肩に両手をつき、そして女性を覆うようにしてしゃがみます。
女性は立ち上がり、また男性から距離をとりますと、男性がまた女性に寄り添います。
おいおい、かってにロマンチックするなっ!
という心境になりました。
そして我が身がアホらしくなって浜を後にしました。

でも誰もいない?(たぶんお二人には私は見えなかったのだろうと思います)浜辺を、カップルが歩く絵、なんともロマンチックではありませんか。
私など、50年以上生きてきて、ロマンチックな経験は皆無に等しい方なので、いやいや熱いな、いいなぁと思ってしまった具合です。
若い頃、こんな私にも数度、ロマンチックになりそうな場面が訪れました。でもロマンチックに怖じ気づき、頭が真っ白になって、ロマンチックには似合わない素っ頓狂な、意味不明な言葉を発して雰囲気をぶちこわすばかりでした。
あ~あ情けなか~

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